知人男性が住むマンションの玄関ドアをけって壊したとして器物損壊の罪に問われ、1審東京地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けたタレント、小桜セレナ被告(38)の控訴審判決公判が3日、東京高裁で開かれた。原田国男裁判長は、検察側立証の柱だった知人男性やマンションに住んでいた女性の目撃証言の信用性を否定し、逆転無罪の判決を言い渡した。

 女性は1審で、「小桜被告はけ破ったドアの穴をすり抜けてマンション内に入ってきた」などと証言。1審判決は、女性の証言の信用性を認めていた。

 一方、2審では同じサイズの穴のあいたドア模型を使い、小桜被告が穴をくぐれるかを実験。小桜被告の胸囲が約1メートルあり、くぐるのが不可能だったことが分かり、女性の証言の信用性が崩れた。

 小桜被告は平成18年11月18日朝、東京都港区内のマンション玄関ドアを壊したとして起訴された。1審は懲役1年2月、執行猶予3年の判決を言い渡していた。

 小桜被告は通販番組などに出演、胸の大きさがネット上で話題になったこともある。小桜被告は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、「正義が通ってよかった。今回に関しては胸が大きくてよかった」と話した。サンスポより




●小桜セレナのプロフィール

CMタレント。
早川プロダクション所属。
1979年8月23日生まれ。
身長165cm B 96 W 58 H 86

通販番組に出演したことがきっかけで、その大きな胸が話題になった。
身長165cm、体重49~53kg。スリーサイズはB96cm(Iカップ)、W58cm、H86cm。
プロフィール上、小さめにサバを読んでおり、本当はB98cmのIカップ。胸のサイズを測るとき呼吸の仕方によってはB100cmを超えることもある。2004年の6月ごろはB115cmあった。平成18年11月18日に発生した器物損壊事件の被告人として刑事訴追を受けているが、一審での有罪判決後の控訴審においては、バストサイズゆえに犯行が不可能であったと認定され、逆転無罪判決を得た。

特技は英会話、趣味は油絵、料理、読書、愛犬と遊ぶこと。好きな色は夢見るピンク色。
長所:健康思考・明朗元気、短所:愛犬に貢いでしまう。
愛犬の名前はPrinzessin(「プリンツェシン」と読む。ドイツ語で姫の意)。

略歴
父親の仕事の都合により生後2カ月で海外に移住する。小学校に入学するころに海外から帰国し、後に早川プロダクションや放映プロジェクトにCMタレントとして登録。2006年9月15日、早川プロダクションを辞め、芸映タレントアカデミーに移籍した。
テレビショッピング専門チャンネルQVCの健康器具「ビー・ビー・ビーフラ」の紹介に出演、ブレイクのきっかけになった番組の出演は1回(45分)だけ。豊かなバストが話題を呼び、そのバストの大きさから週刊誌などで風船カップと呼ばれる。なお、胸が大きくなり始めたのは小学3年生ごろ。
「FLASH」(光文社)に傷害事件の誤報が載せられた。