東電のうそ、その1
原子力は安い
よく報道では原子力は
火力や水力発電より安いとされている
が、しかし
物の見方によっては
高くつくのである
以下は1kw・hあたりの
単価をを表したものである
石油火力発電
10円~17円
水力発電
8.2円~13.3円
原子力発電
4.8円~6.2円
確かに原子力は安く
半分のコストではある
しかし、その元となる
原子力・放射能は永久機関ではない
当然、設備も老朽化はするので
いずれ廃炉にしなければならない
問題になっている福島や他の原発は
もう40年前のものだが
震災がなければ
半世紀は使用し続けただろう
なぜか?
廃炉にするにあたり
その処分費用が約18兆円になるからだ
事故当初、廃炉をいやがり
海水注入を渋った東電の対応は
ある意味、必然だったかもしれない
そうなると、どうなるのだろう?
上記の単価はその費用の
積み立ては含んでいないので
別途コストがかかるわけだ
もし18兆円がコストに上乗せされれば
単価は当然上がり、安いとは言えなくなる
顧問に2億円支払っている場合ではないぞ
そんなわけで必ずしも、いま提言した事は
正しいかはわからないけど
東電や報道が必ずしも正しいとも限らないわけだ
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