前座のときに初めて右朝師匠を袖で聴いて、なんて素敵なんだ!と。衝撃的な出来事だった。

随分お稽古をしてもらった。

どうやればお客さんに伝わり画を思い浮かべてもらえるのか、そんな基本中の基本は右朝師匠(と正雀師匠)からたくさんたくさん教えていただいたのだ。

ただ、あまりにも好きすぎて劣化コピーみたくなってしまっていた時期もあると思う。

自分なりに気づいて、なるたけ今は離れるようにしている。

改めて感謝の気持ちを、ここに。

古今亭菊志ん