7月22日〜30日まで、

Npo法人 森の遊学舎運営の

「海と塩作りキャンプin佐渡島」に、

 

主に調理スタッフとして、きくあつは27日まで参加してきました。

 

キャンプのリーダーは、大西琢也さん

 

また佐渡に来れるなんて!(2回目の佐渡なり)

 

各日の活動報告は、下記リンク先から覗いてください。

スタッフが、一日を振り返りながら、夜な夜なアップしてました。

こちらからお読みください。

22日【はじめましてと、ワクワクと】

23日【佐渡金山とイカ三昧】

24日 とにかくいろんなモノが【溢れる】

25日【ヒトのご縁に生かされた】

26日【ラジオ体操とサツマイモカレー】

27日【きくあつバイバイ!タコ脱走】

28日【命と出逢う】

29日【ゆっくり佐渡ルンルン】

30日【涙とはじまり】

他団体のサポートで入るのって、様々なことが見えてとても勉強になるのです。

今回一番最初にまねしよ〜

と思ったのは、スタッフの登録票です。

記入してくださいね〜と送られてきたリンクに、アクセスしてみると!

例えばこんなアンケートがあったりする訳です。
この他にも
今年の目標は?
熱い思いを聞かせてください
あなたにとってチームとは?

などなどの質問が全て必須であるわけです。

書くのには時間かかるけどね
(大西さんも毎年自分で記入すると言っていました)

ただの連絡先や守秘義務周知だけでない、
具体的なアクションを起こしやすいようになっているところが
私のお気に入りポイントです。


その他にも、日々の体調管理シートや危機管理等の資料もいろいろあって、
全部上三川に持ち帰りたい!と思ってしまったほど
めっちゃ気に入ったのと、私に必要なものだ!と思いました。

それと、キャンプ中の子どもたちとの関わり方も、絶妙にツボでしたね〜

例えば、食事の時に

H 君「ルパン!お醤油」

とこどもが言ってきたりすると

※ルパンとは大西さんのキャンプネームです。

 

「はい、醤油」と醤油差しを手渡ししたり、しそうなところですが

 

ルパン「お醤油が、どうしたの?」

 

という返しなんです。


で、

 

H君「ルパン、お醤油回して」

と言い直すと

 

ルパン「どう回したらいいかな?こうかな?」

とかいって、食卓の上で醤油差しを上から持って、クルクルと回し始める(笑)

H君「そうじゃなくて〜」

ルパン「え〜何?ちゃんと言ってくれないと分からないよ〜」

H君「取って」
ルパン「え?何を?取って欲しいの?」

(私爆笑)

それで、

 

H君「お醤油を取ってください」

ルパン「はいどうぞ!」

まぁ、終始こんな感じのコミュニケーションを取っていたりするんですよね(笑)

私もマネして

Aちゃん「きくあつ、お醤油回して」

と言われると、

お醤油差しを持って、くるくる回しながら

きくあつ「回したよ〜」

とやってみたり(笑)

他には

「Aちゃんが泣いてる〜」

「H君がうるさい〜」
「今日はシャワーだけでいいかな?」

「トイレ行ってもいい?」
「Kちゃんが、言っても止めてくれない」

「ちょっと来てー」
などなど
様々なことを子どもたちは大人に報告してきます。

すると、ルパンは

「うん、Aちゃんが泣いているんだね!分かった、報告ありがとう!」
というだけ(笑)

ここだけを切り取ると、
コントか!
そんな意地悪しなくてもいいじゃん!
なーんて、感じる方もいると思いますが、

ここにはルパンの大切にしたい思いがあるんです。

〜7月30日の活動報告の中から抜粋〜

子ども達がどこに、どうやって干すのか。
朝からもめていましたが、
オトナは見守ります。

「〇〇が▼▼している」
「★★と〇〇が◆◆だから・・・」

いろんな状況報告?がされます。

言われた事実はそうなんだねと、
理解して受け入れます。

でも、それを解決するとか、
相談していくチカラは子ども達にあります。

オトナがあーしたら、こーしたらと。
先回りして答えたり、アドバイスすることは
有害無益な場合が多いです。

まず、オトナは相手の話しを聴いていない。
子ども達が何を伝えようとしているのか。
それを聴かずに、自分が話したいことを、
さっさと伝えて、命令して、
やっぱり、子どもだからできないのだ。

そんな風に、勝ち誇っていることが多いのです。

ここは一つの勘所。

まずよく聴いて、必要なら現場で観て。
それで、状況を理解する。

そして、問い返すことが大事です。
オトナの質問力も問われます。ドキドキです。

この反復で、コミュニケーションをはかり、
関わりと場を育んでいきます。

〜ここまで〜
大人が先回りをせずに、見守ることは

ある意味試練のこともありますが、
そこは、子どもたちを信じて、
待つことが大切なんだと思います。

(難しいけどね〜!大人もチャレンジですね!)