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家で花を生けると、
彼は、眺めて匂いを嗅いで、
ヘタすると倒そうとすることもある。
いつもと違う景色があると、
確かめずにいられない性質があるからか、
色や形に、想うところがあるのか?
春が好きなのは確か。
これで、腰を入れると、200キロの丸太を動かせる道具。
「鳶口」トビといい、何かと役立つ。
先日、斜面で転がした丸太の下敷きになって折れた。
小型なのに力が込められてお気に入りだったんで、速攻修理。
きっちり差し込んであるので抜けないから、
ドリルで小穴をたくさん開けて、貫通ドライバーで叩きだす。
小さなツルハシの「白樫の柄」を使うことに。
ちょっと太く重いけど丈夫。
鉈、木工ヤスリ、グラインダーで穴に合うように削る。
軽く叩き込んで、抜いて、黒く当たったところを削る、を、
5回繰り返して、キッチリ叩き込んでおしまい。
元の玉は接着剤を塗りこみながら、麻紐を巻いた、
すっぽ抜け止め。
これがトビ作業の「引く」力が倍する肝。
いろんなトビがあるなかで、この形がいちばん好き。
下が児童公園で、根本にサルの腰掛(キノコ)を見つけて、
山主さんの伐採許可をいただき、
斜面上方に、チルホールで牽引伐倒一択。
上の二股まで、錘を投げて、
14ミリのナイロンロープに置き換えて、
チルホール750キロで引く。
牽引は設置点から90度方向が効果大なので。
垂直に起きるまでは、ちょっと難儀するも無事引き倒し。
横振れ予防に、弦強めにした。
少しは芯抜きしても良かったか。
クレーンも木登りもできない場所でも、こうして処理することができる。
昔ながらの?シンプル人力伐採でした。