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「烏に単は似合わない」

 

この本が単行本で販売されていた頃

読んでみたいと手に取っていたものの

読んでいなかった本でした

 

その内に、シリーズ化し気が付いたら

4冊も出版され文庫化もされていた

うわっビックリマーク買うのが追いつかない笑と思っていたら

友人が貸してくれました笑

 

以下、ネタバレ注意ですWARNING

 

 

八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び

宮廷に集められた四人の姫それぞれの陰謀や恋心が火花を散らす

だが肝心の若宮が一向に現れないままに

次々と事件が!失踪する侍女

後宮への侵入者、謎の手紙…后選びの妨害者は誰なのか?

そして若宮に選ばれるのは誰なのか?

第19回松本清張賞最年少受賞

             (アマゾンより)

 

 

八咫烏が支配する世界とは世界観が面白い

二十歳の女子大生が書いたとはビックリマーク

一気に最後まで読ませる、やるなビックリマーク二十歳の作家笑

これからの期待の新人ですね

 

一番目の子どもには花咲く東の地を

二番目の子どもには果実稔る南の地を

三番目の子どもには稲穂垂れる西の地を

四番目の子どもには水湧き躍る北の地を

 

四人の子どもらは子々孫々、与えられた土地を

よく守ることを金烏に約束した

これが四家四領の始めであり金烏を宿す宗家の始めであるという

 

そしてこの物語は

宗家金烏、日嗣の御子の后「桜の君」が統括する桜花宮

(后決定まで藤花殿に住まう女官が管理を任される)

后候補として大貴族四家から登殿した姫たちのお話

八咫烏シリーズ一巻目

 

 

東の家、春殿にはこの物語の主人公?東家の二の姫あせび

南の家、夏殿には南家一の姫浜木綿

西の家、秋殿には西家一の姫真赭の薄

北の家、冬殿には北家三の姫白珠

 

それぞれ個性的な姫たちですが

わたしは主人公のあせびよりも

夏殿の浜木綿が好みでした

 

物語の後半まで光源氏ならぬ金烏日嗣の御子は

現れず姫たちのそれぞれの家を背負った確執などもろもろ

薫物くらべや雅なお琴の演奏シーン、豪華絢爛着物など

視覚・聴覚・嗅覚を楽しませてくれる

 

この小説が松本清張賞受賞作であるゆえん

一人の侍女の失踪事件からこの物語の後半は

いよいよ日嗣の御子が現れかすかなミステリー色が

 

この日嗣の御子後半から出てきても影が薄いというか

魅力的な感じがしないのはセリフかな

彼に関してはシリーズ2以降に期待したい

 

この本を読んだ読者たちは意外と酷評

 

そして私は思い出した

はるか昔、講談社から彗星の如く(私にはそう思えた)

あらわれた作家、佐々木丸美のことを

わたしは彼女の作品に傾倒した

あの世界観を超えるものは今だ出逢っていない

あの十二国記でさえも

私の中では佐々木丸美の世界を超えることは無かった

 

佐々木丸美も酷評された

ミステリーファンからあれはミステリーではないと

 

わたしにはミステリーだろうがファンタジーだろうが

関係は無かった

 

読んでワクワクするか心躍るか魂震えるか

 

そして言葉が、

文体の行間から言の葉が浮かび上がるのを感じるか

 

曼荼羅的小説であるか否か

 

そのようなことを感じながら

「烏に単は似合わない」をよむと

まだまだ荒削りではあるように感じるけれど

これから先に書かれる小説に大きく期待を寄せるわたしです

 

 

ちなみにこの物語の序章で

”この人がいい”と書かれ

ほお、桜模様を散らした着物の女の子ね

 

春殿にあせびちゃんが住まう

時点で読者は源氏物語の紫の上を思い浮かべ

思い入れは主人公?あせびちゃんにポイントが高し

 

でもって最後には「ええーーっビックリマーク

 

文庫本のコシマキに

”予想を裏切る。”と書かれている

 

そーか、そういうことなのね笑キットうずまき

 

でも私は浜木綿ファン笑いいとこツイテイタ!?エヘヘ

 

もうひとつ

東の二の姫あせびちゃんの”あせび”

 

馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり

「酔」うが如くにふらつくようになる「木」

という所から付いた名前であるとされるらしい

 

”馬”ですよ馬

この物語の中で飛び車の事を”馬”と呼んでましたね~

このようなところにもやはり意味合いがあるのでしょうか?

 

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