ずっと食べたいなと思っていた笹巻けぬきすし割り箸

妹が買ってきてくれましたドキドキ


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この包み紙からもわかるとおり
かなりの老舗ですキラキラ
江戸前寿司の原型ですね。

ちなみに。
妹曰くお店も一瞬入るのを躊躇うくらいの老舗っぷりだったそうですべーっだ!
ま、元禄15年創業だそうですから。
赤穂浪士の討ち入りの年ですよビックリマーク
なら、押して知るべしですな。

名前も面白いのですが。
まず「笹巻(ささまき)」は戦国時代、兵糧を笹で巻いて携帯食にしていた
ところから由来するそうです。
笹の殺菌力を利用した保存方法ですね。

そして。
「けぬき」の方ですが。
こちらは旗本や諸侯がお店に来店した時に
お魚の骨を毛抜きでとってたのを面白がって
「毛抜鮨」と呼んだところからだそうです。

で。
この二つが合わさって「笹巻けぬきすし」となったそう。


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中身はこのような形で巻かれています。

種は基本的に白身、光り物、海老、おぼろ、たまご、かんぴょうで
白身や光り物ははその時の季節のものになります。

今回は白身は白魚。
光り物はこはだでした。

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これをわさびもお醤油もなしで頂きます。
何故かと言うとお酢と塩が利いているからなのですが
このお酢の利き方がまさに江戸前!!
私はかなり好みの味ですドキドキ

おぼろの味も懐かしい味で「これだビックリマーク」って感じだし
たまごも甘くないの。
そうそう、これが江戸っ子の愛する味だよと
江戸っ子でもないのに頷いてしまうそんなお鮨。

是非、江戸時代の味。
お試しあれ音譜