海外でのおもてなしとうちの習慣 | ルワンダのおうちから。

ルワンダのおうちから。

ロンドン→半年の東南アジア放浪旅→プラハ→またまた旅→ハーグ→インドネシア周遊→タシュケント→キガリ、と海外生活10年弱を終えて、2011年、東京に帰って来ました。毎日のお料理と、ぷつぷつの思いの記録。

カテゴリー分けを、それぞれの国の料理にしてるのだけど、今日は「フレンチ」に。。。てどこがフレンチだよ、という感じだけれど、うちではつめたい(もしくは温かい)前菜のお皿と、メインは順番に出すことにしている。
食事中に席を立つのは面倒くさくもあるのだけれど、オーブンに入れてあたためておいたり、仕上げまでをやっておくので、意外と楽ちん。
お客様の時の手順にも、自然と焦らずにできるようになるしね。(ホステスはキッチンにこもりきりはいけません)。


お客様、ということで言うと、本式なのかは自信ないのだけれど、我々のコミュニティーではだいたいこういうやり方。
まず、サロン(居間みたいなところ)で、軽くアペリティフ(彼がカクテルを作ったりする)を召し上がっていただいて(この辺りのスナックは、カナッペとかオリーブとかくらいでいい、ちっちゃいルンピア(春巻き)なども、要はフィンガーフードを用意する)


それに私は、だいたいテーブルにつめたい前菜を、めいめい一皿に盛りつけて、並べておく(労力短縮)。和食ときは、小さめに、ちょっと味は濃い目に。山椒の香りをつけた茄子の田楽、かたちのうつくしい生麩の炊いたの、グリーンピーのすりながし、うにの茶碗蒸し、人参のごま和え、春菊(菊を食べるのよ、を驚かす)、菊花蕪、小さいタンジェリンかレモンにお豆腐を流したの、シュリンプカクテル、ひょうたんの形にしただし巻き卵、そうだ、少ない材料で、いろんな前菜を作ったなあ、それぞれを、小さな一口大の器に入れて、盛り合わせる。


なので、食前酒と前菜は、大体はホステスも一緒にお食事。
シャンパーニュを開けて、白ワインをごくごく。そして食事は、お話が何よりのご馳走だから。
(毎回、しゃべり過ぎなホステスです。)


そして、メインはオーブン料理か、簡単な揚げもの。牛のたたきとか、とんかつとか、フィレ・ステーキとか。お客様によって、お出しするお肉の種類はとても気を使う。豚肉が禁忌もあれば、牛は召し上がらない方も。ベジタリアンだって多いし。


それに日本の方がゲストの場合は、小さなおむすびと、赤だしのお味噌汁。やっぱりほっとするでしょ。


なんだか本日の夕ごはんに関係なくなっちゃったけれど、今晩は第一のお皿は、大きなサラダ。色とりどりのズッキーニをシュレッドしたのに、チキンのカレーサラダ。蒸し鶏に、マヨネーズとカレー粉とガラムマサラなんだけど、カレー粉は絶対あの赤い缶のやつ。あれがいちばんの気に入り。


メインディッシュは、帆立のグリル。
下ごしらえ(内蔵を抜いて綺麗に洗った)帆立に、バターとお醤油を少し。
250度に温めたオブンでさっと焼く、生よりも甘みが際立って美味しい。


さて。食後のデザートは、チーズケーキのアイスクリーム(写真忘れた)。


おもてなしの時は、サロンに戻って、食後酒を楽しんだり、食後のエスプレッソの代わりに、よくお抹茶を立ててさし上げたっけ。日本から綺麗なお干菓子をたくさん持参して。
今はよいエスプレッソマシンがほしいです。(でもカフェイン中毒も脱しなくては。。。)