B級グルメサバイバル | メガネ色の金木犀

メガネ色の金木犀

メガネの戯言。

ご無沙汰しております。ブログ結局続きませんなー。



4月20日に今年のクレヨンしんちゃん映画を観てきました。一人で。

家族連れが多い中大人一人で観にいきました。しんちゃんは好きなので毎年欠かさず観ています。

以下感想です。若干ネタバレしてるので嫌な方はご覧にならないほうが良いでしょう。



シリーズ21作目「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」


評価:☆☆☆☆(80点)

監督:橋本昌和
サブキャラ:ソースの健、しょうがの紅子
敵:グルメッポーイ(A級グルメ機構)

一言で言うとすごくおもしろかったです。

映画クレヨンしんちゃんの教科書的な作品でした。カスカベ防衛隊が主役なので、家族愛成分はほとんどあり
ませんが、それでも感動あり笑いありの基本をばっちり押さえた内容になってます。

昨年は節目の20作品で感動の押し売りをして失敗してましたが、今年はいい意味で力の抜けた作品です。

昔からのファンにはお約束の、風間くんへの耳攻めやヒロシの靴下ネタ、マサオくんのふっ切れ、ミュージカル要素、オカマ成分など漏れなく入っていました。

敵の掘り下げ(なぜB級グルメを排除しようとするのか)もちゃんと説明があって、子どもにもわかりやすいし、コンプレックスを抱えた敵がそれを乗り越える瞬間は感動しました。グルメッポーイは好感の持てる敵ですね。

A級とB級、エリートと庶民、大人と子ども、この対比をうまく絡めた優等生な作品。少し序盤がスローテンポなのが難点ですが、十分飽きずに楽しめます。

橋本監督はクレしん映画は初ですが、上記の基本に忠実な点や最初に見せたなんでもない要素が後で重要な役割を果たす等、アニメの作り方が非常に上手だと思ったし、何よりクレヨンしんちゃんに対するリスペクトが感じられました。

感覚としては「嵐を呼ぶジャングル」と同等クラスの作品ではないかと思います。というか作風がジャングルに似てます。
気になる方は今からでも是非観てみて下さい。

昨年のは胸を張っておススメ出来ませんでしたが、今年のは自信を持っておススメ出来ます。


上映中も子ども達がみんな笑ってて、それが何よりこの作品の良さをあらわしているなと思いました。



時間と気力があればしんちゃん映画過去20作全部の感想もアップしていきたいと思いますが、どうなるか分かりませんw

DVDは全部集めたし、ノートには感想を書きなぐってはいるんですがね・・・。





個人的には今年度も部署が変わらず、仕事していますが昨年度よりもモチベーションが落ちていることは確かです。


今月はフジファブリックのホールツアー(東京NHKホール)に参戦するのでそれを楽しみにがんばります。

でも一人で東京行くの初めてな田舎もんだから不安もあります。

NHKホールにたどりつけるのかなぁ・・・。



おわり。