昨日は、新司法試験の合格発表日でしたね。
合格された方、おめでとうございます。
本日は、基本書ではありませんが、
答案の書き方をマスターするのに最適な本を紹介します。
参考書という位置付けになりますね。
ある程度勉強が進んでからも、
答案の書き方に迷うことありませんか?
私は、初学者から中級者に移行する時に迷いました。
そんな時に出会ったのが、
山島達夫「法律答案の構造的思考」です。
この本は、すごいです!
答案の書き方に迷いがなくなると思います。
また、法律特有の論理を考えるのが非常に楽しくなります。
私は、この本のおかげで答案を書くのが怖くなくなりました。
何というか、膨大な記憶から解放される感じです。
(もちろん、必要最小限度の知識は必要ですが)
山島達夫「法律答案の構造的思考」は、
法律答案の論理を学ぶ素材として
旧司法試験の論文過去問を扱っています。
山島先生作成の答案が実に秀逸!
ただ、この答案は、最初の総論部分の記述と併せて読まないと、
その良さが十分理解できないのではないかと思います。
あと、受験界では、趣旨から書くのが良いと言われていますが、
形式だけ趣旨から書いている人が多いのではないかと思います。
論理が飛んでいる人が結構いるんですよね。
かく言う私も、この本を読むまでは、そんな感じでした。
山島達夫「法律答案の構造的思考」を読めば、
本当の意味での趣旨からの論証が身につくと思います。
答案の書き方に迷っている中級者に読んでほしい本です。
山島達夫「法律答案の構造的思考」の点数は、
95点です。
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