東アジアの混迷に「2人の晋三」でいいのか | 真田清秋のブログ

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 「日刊ゲンダイ」5月19日付、高橋乗宣氏の、「日本経済一歩先の真相」より:

 

『こと改憲論議に関しては、安倍晋三が2人いるようだ。憲法記念日にいきなり飛び出した「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい。との自身の発言について、安倍首相は国会で「"自民党総裁"としての考え」といい繕っている。

 考えの』発表の場は当日の読売新聞朝刊と、日本会議主催の改憲集会だ。自民党内で党員に向かって話したわけではない。一般の読者に自分の考えを広く知って欲しいから、読売のインタビューに応じのだろう。

 憲法記念日の改憲宣言は明らかに一般国民向けのメッセージだ。多くの国民は当然、総理としての発言だと受け止める。百歩譲って選挙直前や選挙期間中なら、いざ知らず、この時期に党総裁としての考えを一般国民向けに表明するなんて、あり得ない。

 それなのに"自民党総裁"としての立場を強調するのは、ご都合主義の極みだ。自分の存在を自分の都合のいいように使い分けているだけ。裏を返せば総理大臣の立場での改憲宣言が、いかに都合に悪いことかを熟知している証拠でもある。

 まず、現行憲法が定める大臣や公務員の憲法擁護義務に反する。行政府の長が「20年の施行を目指す」と期限を設けて国会に改

憲論議を迫るのは、立法府へのロコツな介入だ。権力乱用を防ぐ

三権分立の原則からも大きく外れる。

 そして国民主権をうたう憲法をいつまでに、こう変えると総理大臣が独断で決めてしまうのは、民主主義や立憲主義の趣旨からも逸脱する。

 党総裁としての改憲発言は国民をおちょくる確信犯だ。安倍首相は自分の立場をわきまえて発言すべきだし、それができないなら、総理の座を降りるべきだ。

  改憲論議では言ってはいけないレベルまで踏み込みながら、森友学園問題になると、安倍首相はダンマリを決め込む。この点でも「二重人格」を疑いたくなるほどだ。野党議員に黒塗りだらけの内部資料しか渡さない財務省に、首相の権限で「黒塗りを外

せ」とは、ひと言も指示しない。そこまでして内部資料に記され

た"安倍記念小"の文字を隠したいのか。

  もはや安倍首相でなければ誰でもいい。誰がやっても安倍首相よりはマシなはずだが、自民党内は人材払底だ。他に「この人こそは」と思える政治家がいないという消極的な理由から、今なお安倍政権の支持率は50%を上回っていられるのだ。

    1強イコール人材難

 この国の政権政党が「安倍1強」という名の人材難に喘いでいるうち、世界は混沌としてきた。東アジアだけでも北朝鮮情勢は緊迫状態が続き、中国はヨーロッパまでを陸と海で結ぶ「一帯一路」なる巨大経済圏の実現に邁進している。

 果たして混迷の時代に、人材が枯渇した政権与党に、この国の舵取りを任せていいのか。心持ちは不安と不満でモヤモヤするば

かりだ。』

 

 清秋記:

 現在の政治状況を見る限り、高橋氏の云うのも止むを得ないと

いう、哀れな日本の政治、安倍独裁がまかり通るトンチンカンな状態ですね🎵

 しかし、私は、この大混乱は、日本民族の精神的覚醒を促す天意だと確信しています。と同時に、日本国民の使命を促す神意だ

と、確信します🎶

 そうです、それは日本人の潜在能力引き出すチャンスと捉えたいのです⭐️

 世界的には、西洋の物質科学文明の行き過ぎを、東洋の精神文

明がリードし、東西融合の世界文明が台頭する時が到来する、その過渡期が現在の混乱期と思います。

 そして、さらに、近代体制の体制・価値観がこれも崩壊し、次の政治・経済・社会・文化・文明がより人間と自然を守る方向性への転換期の過渡期と思えます。

 その中で、日本の政治家も教育家も気づいていない日本国民の使命の大きさに気づくチャンスが現在の混乱期だと確信します⭐️

 

 それでは、皆様、御機嫌よう⭐️