おもいで号の撮影と、キユニ28に乗車!!!! | キハ28の鉄ちゃんブログ

おもいで号の撮影と、キユニ28に乗車!!!!

 今日は撮影に出るか出ないか迷いました。


 でもとりあえず、陸羽東線に出てみて、何となく撮影して帰ろうかと思いながら撮影。



 最初はお約束の場所で。いつもとは若干場所をずらしました。


 この場所には誰も居なくて、まったりと撮影できるなぁ。と思ったのですが、列車通過直前に来た人が挨拶も無くいきなり撮影開始。挨拶ってコミュニケーションの基本だと思うんだけどなぁ。



 ケツ追いも。できるだけ人工物を避けて撮影しました。幕は58・28共に「快速」です。



 途中の鉄橋で撮影。本当はこの鉄橋を煽りで撮影したので、リベンジしたいと思います。



 車で移動中に信号待ちで停まっていたら追い越されたので、ケツ追いで。幕が「修学旅行」に変わっていました♪



 さて、以前から撮影したいポイントに移動。意外と穴場かも♪ でもここでビデオ撮影した映像を確認したら、待機時間中にレンズフードに蜘蛛が糸を張ってしまい、NG映像に(T_T)。ここもリベンジポイントになってしまいました。ここは他にも良いアングルがあるので、今後はそちらでも撮影したい思います。


 で、本当は撤収予定だったのですが、ついつい習性で追いかけてしまいました(笑)。



 適当なポイントで撮影。在り来たりな構図です(笑)。



 上の写真の別アングルです。



 そして、とある駅の近くで撮影。うはっ!!!! 逆光で玉砕(T_T)。



 一応、縦構図で。顔に光が当たっていればなぁ(T_T)。


 おっかけはここまで。ここから引き返す事に。



 途中でロケハン。シャッタースピードは失敗しましたが、ISOを上げれば十分に止まるかと。次回以降、森の中を走る「おもいで号」を演出したいと思います。


 さて、本当はこのまま帰宅しようかと思ったのですが、実は途中で探索したいポイントがあったので、そこを探索していたら、戻りの時間になったので、以前から撮影したかったポイントへ。


 ちなみに、途中での探索結果は下の方で♪



 撮影したかったのはここです。ここは上り便でほぼ唯一と言って良いくらい、顔と側面に光が当たるのです。しかし、直前まで晴れていたのに、急に曇りました(T_T)。


 そしてこのポイントでキハ23さんと遭遇。考える事は同じですね(笑)。



 次に、車の流れに乗って車を走らせたら、全然余裕で追い越したので、思いがけず撮影。



 実はこのポイントも撮影したいアングルがあるので、後々撮影したいと思います。



 更に追いかけて、急ぐ事無く追い抜いて、北浦付近で逆光で遊んでみる。



 風が吹いて水鏡は無理(T_T)。



 ラストは、小牛田の近くでケツ追いバリ順で♪



 そして、いつもの流れで石巻線に移動。「こがね」の撮影です。場所はお立ち台で。



 やっと、「こがね」の時間になっても、ギリギリ太陽が当たる様になりました♪



 ケツ追いも。「こがね」が「こがね色」に輝いた瞬間です♪ たまりません♪



 以下に本日撮影した動画を貼っておきます。














 さてさて、実はここからが本日の本題だったりします。


 みなさん、「たかともワンダーファーム」って知っています? 鳴子にある大自然を活かしたテーマパークとでも言いましょうか。


 実はここに、大昔に引退した往年の名車「キハ58」「キユニ28」「サロ455」「サシ481」が眠っているのです。以前から噂を聞いていましたが、どんな感じで安置されているのかと思い、探索する事に。


 しかし、地図を持っていなかったので場所が不明。


 そんなわけで、鳴子駅に併設されている観光案内所にてマップを貰い、山道を走る事10分。


ありました!!!!


















































 うはぁ。ピンク色のキハ58(T_T)。しかもボロボロです。一応幕は「修学旅行」になっています。



 キハ58の次は、サシ481。



 サシ481の次は、サロ455。



 サロの次は珍車のキユニ28。



 ってか、保存状態は非常に悪く、一部の壁は穴が開きそうなくらいに腐食し、ボロボロ(T_T)。



 気になるのは中の様子。一体、どんな状態なのか?


 しかし、中を見るには入場しないといけない。入場するには800円の出費。正直、悩む金額だ。客の姿は一人も見かけない。ううむ。外から見る限り、正直、現役で運営しているテーマパークと言うより、潰れて放置された感じの雰囲気。


 でも、調査はしたい。


 仕方ない。ここは意を決して800円を払おう!!!!


 多分、唯一の客であろう自分は800円を支払い、テーマパークに潜入。どうやら、温水プールと温泉にも入れるみたいだ。


 せっかくなので、温泉くらいは入ってみる。


 温泉は大浴場で、かなり広い。しかし、誰も先客は居ない。というか、建物の入り口すぐにあった温水プールがかなりの激ヤバ。多分、運営していないんだろう。と思う。


 で、温泉であるが、正直、誰もいないので、更衣室と大浴場の写真を撮りましたが......。掲載は見送ります。興味ある方は実際に行ってみて下さい。イメージとしては、昭和40年代の保養所の大浴場です。入り口から入って右側に低温の浴槽と泡風呂とサウナと水風呂。左側に洗い場と高温の浴槽と寝湯。一気に50人くらい入れそうな感じだけど、何故か浴室のど真ん中にひょうたんプールの様な浴槽があり、そこは枯れていました。正直、ノスタルジーを感じたい方でね高級感や清潔感に敏感で無い方ならまぁ、楽しめるかと。自分はネタで入りましたが、目が悪くなかったら入らなかったかも.....。眼鏡を外して良く見えないから入れた感じです。鮮明に見えていたらと思うと....(-_-;)。


 そんなわけで、あまりさっぱりした気分にならないまま、本題の探索へ。



 まずはキハ58から、入り口はこんな感じです。案内板には「お座敷列車」と表記してあったので、休憩室みたいな感じになっているのだと思いますが、多分、今は使われていないのだと思います。いや、現役で使っていたら怖い。つーか、使いたくない(-_-;)。そう思わせる写真が以下に続きます。


 ここからは淡々と事実を記したいと思います。


 キハ58の運転台。車番を見ると、キハ58-92。どうやら最後は弘前で廃車になったものみたいです。運転席を見ると、ワイパーが手動(-_-;)。現役車みたいに余計な機械が付いていないので、非常にすっきりしています。というか、乗務員ドアが半開きになっていました(-_-;)。




 車内は座席が取り払われ、カーペットになっていましたが、ここ数年使われた様子はありません。非冷房の証拠であるJNRの扇風機が面影を残しています。


 次に隣のサシ481。車番はサシ481-27。一応、キハ58-92と連結されているが、キハ58側のデッキドアが開かない為に、一旦外に出てからの乗車に。


 食堂車と言う事で厨房になっているが、食堂車に足を踏み入れたのは、幼稚園くらいの時に「ひばり」の食堂車を通り過ぎたくらいなので、ほとんど記憶に無い。通路ってこんなに狭かったのか? 人がすれ違うのもやっとの幅。現役時代を知っている方、教えて下さい。



 ちなみに厨房にも入れますが、完璧に廃墟状態(-_-;)。でも冷蔵庫だけは電源が入っていたので生きているみたいです。開けようかと思いましたが、中身が怖くて開けられませんでした(-_-;)。



 厨房側からテーブルと座席を見た写真。このテーブルと座席は現役時代のものでしょうかねぇ?



 反対側のデッキから見たところです。妙にすっきりしていますが、これが国鉄クオリティだったのでしょうか? 一度は食堂車で食事をしたかった....。って、よくよく考えたら、北斗星の食堂車で朝飯食いました(笑)。



 デッキで発見した簡易運転台!!!! パネルが外してあったので見ることができました。本当に現役時代はこれで運転したんでしょうかねぇ?


 次にサロ455。車番はサロ455-31。サシ481から直接入れないので、またもや外から乗車。多分、この車両が一番原型を保っているかと。シートは現役時代そのままの様子。



 ドアの上部には誇らしげな「グリーン車」マークが。



 反対側から見た様子。なんか、シートが笑っている様で妙に不気味でした。



 シートをよく見ると、折りたたみ式のテーブルと、フットレストが。座り心地を試したかったのですが、とても座れる状態ではありませんでした(-_-;)。



 さて、ラストはキユニ28。車番はキユニ28-20。この車両だけは、サロ455から直接入れます。写真は、デッキ部分から中を見たところ。絨毯がすごい事に(-_-;)。



 向かって右側の様子。ブルーモケットの椅子があります。これが本当に現役時代に使われていたかは不明。



 向かって左側。ううむ。右側とは明らかに違う。窓をふさいでるし、どう見てもキハ58から移植した座席かと。よく見ると、なにやらスイッチがあります。



 ううむ。旧式なスイッチですなぁ。



 仕切りを潜って、荷物室に潜入。



 ドアが広いですなぁ。流石に事業用車。



 反対側から見た感じはこんな感じです。



 次に郵便室。こちらは薄暗いです。


 反対側から見た写真。



 運転台もチェック。見た目はキハ48か?



 関係者以外って、関係者しか乗らない車両なのでは? というか、秋田で廃車になったのでしょうか? でも調べたら廃車は弘前でした。



 助手席側。ブルーモケットがいいですねぇ。



 ふ~、これで潜入調査終了。




 と思いきや、まだ伏兵が居ました。


 案内板に「銀河ホテル」と書いてあったポイントに.....


 無残な姿の583系が(-_-;)。


手前はモハネ582-95。



 奥の方はモハネ583-95です。


 どこもドアが開いてないから入れないのだろうと思って、ドアに手をやったら開いたので潜入。



 暗すぎるのでフラッシュ炸裂。



 一部では寝台にしてありました。



 ドア付近に謎のスイッチ。「開」「閉」「他」「これ」。


「これ」って何(笑)?


 つーか、これって車掌スイッチじゃないの? ここにあるのっておかしくない? もうねぇ。謎だらけです。


 この他にも倉庫して使われて居るであろう、ワムやヨ太郎が居ましたが割愛で。


 これにて潜入調査は終了です。


 正直な感想は.....





















































怖かった(T_T)






 もうねぇ、写真に変なものが写ってしまうんじゃないか? ってくらいに怖かったです。廃墟感たっぷりで、心霊とかホラーとか苦手な自分にとっては、死ぬほど暗い怖かったです。


 何より、現役なのか放置なのかわからない状態で、入って良いのかもどうかもわからず、歩けば床が抜けそうな腐食具合。写真では触れませんでしたが、キハユはちょっと傾いてたので、へたに体重をかけたらバランスを崩して崩れ落ちるんじゃないか? と思うくらい。そして、埃とカビの臭い、雑然と置かれた道具や資材など、入っては行けない雰囲気を出しながらも、立ち入り禁止にはされて居ない状態。思い出すだけでも鳥肌が立つ体験でした。


 確かに往年の名車に会える、貴重な場所だと思いますが、正直、お勧めはしません。でも、どれくらいの恐怖体験ができるか興味ある方は、是非、行ってみて下さい。本当、マジでヤバいっすよ!!!! 自分は怖くてもう、行けません(T_T)。一人では絶対に無理です(T_T)。