きだみのる鍼灸整骨院のブログ

御徒町で伝統的な鍼灸、整骨などの治療院をしているかたわら、
ストリートダンスや格闘技選手のトレーナーをしています。


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(上の写真は膝のゆがみ調整をしているところ)

 

昨日はキッズの格闘技選手たちのフィジカルトレーニングの基礎を指導させてもらいました。

 

メニューは

 

・ストレッチの基礎・骨盤を立てる操作
・レッグレイズ(脚上げ腹筋)
・腹筋
・腕立て
・スクワット
・四股立ちスクワット

 

と言った基礎的なものばかりです。


この単純な動きの中に、

 

・坐骨の操作
・横隔膜の引きおろし
・腹横筋の締め
・太腿の支点(前・後・内)

 

などを体感させるエクササイズをはさみ、それぞれの基礎トレのメニューが楽にできることを子供たちにもその場で体感させることができました。

 

当然、人間の基礎的な動きが高まれば、格闘技の技もその場で変化します。

 

パンチならば

・スタートの気配が見えない
・より細く、より伸びる

・貫通力が増す

 

キックならば
・より高く楽に上がる
・楽に重さが乗せられる

 

また、連打中には


・頭が余計な動きをしない


ので軸がぶれません。

 

一打一打が強く速いのはもちろん、

 

打ちながらにして、いつでも相手のカウンターをよけることができる状態

 

にあります。

 

 

軸が機能していない動きでは、

頭が動くたびに視界もゆれます。

 

そのために相手の動きを把握できず、

またよけるための動きに戻るのに

時間差が生じます。

 

そのため、よける動きの能力は俗にいう

 

”動体視力”

 

によるものではないと考えています。

 

それも必要ではありますが、軸がぶれずに動き続ける身体操作の方が重要だと感じています。

 

 

 

また、今週初めていらした患者さんで、

社交ダンスの選手の女性でも同様の効果が得られました。

 

彼女は医療的知識も学んでおり、

 

・体幹部の力
・腕や脚を体で動かす
・体軸で動く

 

などの理想の目標は理解しており、

様々なエクササイズを試していたそうですが、

ダンスの動きが直接的に変化した感覚はほぼなかった様です。

 


私の考えでは、

 

・体幹部をつなげること

 

ほぼこれで解決できています。

 

 

その体幹部をつなぐと言うことが、上記したメニューになるわけですが、とりわけ

 

・横隔膜の引きおろし

 

により、脚上げ腹筋(レッグレイズ)だけでも動きの質を感じられれば、全体の動きが相当変わるようです。

 


限られた人たちではありますが、

ストリートダンサー、プロ格闘技選手、高齢者、運動習慣のない主婦、治療にいらした患者さん、そしてキッズの格闘技選手にも通用させることが試せました。

 


自画自賛になりますが、私が目標とする

 

・その場で動きを変える

・なにより本人が一番変化を感じる

 

ことができてきたと感じています。

 

 


週に何回も、そして何か月も通わないと、

はっきりした効果は感じない・・・

 


それではダメなんです。

 

なぜなら、私が対象とさせて頂いているのは、

 

”なるべく早期に問題解決したい人”

 

たちだからです。

 

痛みをかかえた患者さん、

動くと痛い、でも動かなければならないダンサーや格闘技選手、

毎日の家事や仕事に追われる主婦の方々、

産後の体の変化に悩まされつつも育児に奮闘中のママさんたち、


そういった方々にはできるだけ早く結果を出してあげたく思うのです。

 

 

治療におきましては、あせってはいけない部分もありますが、

 

運動療法では正確に指導できれば、大きな変化がすぐに出せるものです。


”すぐにできるものはすぐ忘れる”

 

と言うことも考えられますが、

 

”人体の基本の動き”

 

に関しては、それはないと自信を持って言えます。


上記のトレーニングメニュー、

子供から高齢者までに共通するシンプルな動き

です。

 

 

高齢者が無理に腕立てしなくても、

テーブルに手をついて立ち上がる、

などの動きがそれに類似したものになり、

 

トレーニングするならば

”壁を使った腕立て伏せ”

などで、負荷を限りなく小さくして行うことも可能です。

 

 

そうしたシンプルな基本動作は、

一度改善するとその感覚は忘れがたく、

それにいたる方法と言うのもシンプルであるから忘れにくいのです。

 

とは言いましても、私の技術もまだまだ不完全。

 

今後もより進化、改善できるようにこの様な活動を精力的に行っていきたいと思います。

 

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前回の記事より一ヶ月以上も空いてしまいました。

 

2月はいつも一年の総まとめ、確定申告の作業に悩まされております。

 

一年に一度ですと、なかなか慣れません(涙)

 

私は専門ジャンル以外は不器用なので、同時にいろんなことができません。

 

同時にこなしていく能力もいいですが、私は常に治療や、体操のアイデアばかりに気がいっているので、仕方ないとあきらめております。

 

うん、仕方ない仕方ない。

 

いい意味での専門バカを目指したいと思います。

 

 

日々の治療をこなしながら、確定申告の作業をしながら、
ブレイクダンスバトルの救急サポート、
格闘技選手へ武道空手の稽古、
主婦の皆さんの体操教室をしたりしておりました。

 

特に格闘技選手たちは各々の仕事の都合などにより、全員同時に集まれることが少なくなってきましたので、個別に稽古をつけている状況です。

 

まあ、私もそれなりに動きますので、私の脂肪燃焼に貢献してくれてると思えば。

 

 


さて、表題にも掲げました

”産後の骨盤調整”

についてです。


最近、産後の骨盤調整についてのお問い合わせを頂く様になりましたので、こちらのブログにも書いてみたいと思います。

 

まず、私の治療院では、特別に

”産後骨盤調整”

などのコースは設けておりません。

 

なぜかと申しますと、産後ならではの特徴と言うものはありますが、通常の患者さんとの治療法と、基本的にあまり変わらないからです。

 

産後の腰痛や肩こり、背中の痛み、不眠やイライラ、尿漏れしやすいなど多様な症状がありますが、通常の患者さんより集中してみる部分が違うくらいなものです。

 

 

婦人科の内科的、また不妊症などの症状の方には、

鍼やお灸を使ったり、

骨盤や背骨の調整(バキバキ骨を鳴らさないやり方です)や、

体質に合った衣食住や治療法のアドバイスなどもしております。

 

鍼灸は好みがありますので、患者さんのご希望次第となりますが、

 

”早産防止”

”逆子”

 

などは必ずお灸を使います。

 

これは温かく感じる程度のお灸なのでやけどの心配もありません。

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが、産後の骨盤調整の話ですね。

 

まず産後の方の骨格のバランスが、どの様な状態になっているのかを図に示してみます。

 

妊婦_腹筋のゆるみ

 

 

 

 

上の図の様に、

背中(胸)と腰がそり過ぎてしまった状態がありますね。

 

そして、お腹が大きく外に張り出した期間が長かったせいで、

 

”お腹を内に引き込むこと”

 

を体が忘れてしまっているのです。

 

 

 

お腹の前の方の筋肉は伸びてゆるんでいますが、反対に

 

”脇腹から腰にある筋肉は縮まったまま固まっている”

 

状態なんですね。

 

 

これを筋肉の固い部分に手を当てながら、骨盤や肋骨をゆっくりと動かす様なやり方をしています。

 

 

 

 


そして、胸の前側、骨盤の前側も大きく開いてしまっています。

 

骨盤と同時に、胸、肋骨の調整が重要です。産後_骨盤と胸膈の開き

(図左:通常の状態。図右:産後で赤線の部分が開いている)


あばら骨のいろんな所に、

 

”胸を大きく開きやすいポイント”

 

が存在します。

 

 


そこを指で触れながら、動かす方向に大きく息を吸いながら胸を広げてもらいます。

 

 

骨盤まわりや胸の調整をした後で

 

”脚上げ腹筋(レッグレイズ)”

 

してもらいます。

 

 

 

これが断然やりやすさが変化するんですね。

 

すーっと楽に、力をあまり入れた感じがしないのに脚が上がるので、患者さん自身が不思議がっておりますが、

 

「これが本来の○○さんの力なんですよ。」

 

とお伝えしています。

 

 

 


ゆがみの無い状態がどれほど力強いか、

それを一度でも体験して欲しいんですね。

 

もともと運動をやられていた方は筋力が強いので、脚上げ腹筋など産後でも楽にできる方もいます。

 

でも、もっと楽にできるんです。

 

 

 

ゆがんだ状態ですと、

 

・腹筋ではなく太ももの筋肉で上げている感覚が強い

 

・上げる最初の動きが重い

 

・上げる途中でわずかだがプルプルする

 

などの現象があります。

 

 


上にあげてきた

骨盤のそり過ぎ、開き過ぎ、そして胸の開き過ぎ

などをゆるめていきますと、他人にでも上げてもらっているかの様な軽さで脚上げ腹筋ができるのです。


腰痛などを起こさない、ゆがみの無い体幹部とは、腹筋や背筋がしっかり働いていることに尽きますね。

 

 

 

 

しかし、ここで重要なのは、体幹部を締める・固める力ではなく、

 

”締めながら動けること”

 

なんです。


動作の最中に、適度な締める・固める力が、腰や背中、お腹に自然と働いているのが理想です。

 

 


ですから、私が理想とする筋力トレーニングとは、

 

”とにかく楽にできること”

 

なんです。

 

これは、医学的に言うと”運動連鎖”が起きている状態です。

 

全身のパーツが連動し、最小限の力で、強く正確な運動を起こせることです。

 

 

腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワット。

 

種目としては、これ位できれば充分ですね。

 

 

 

 

顏を洗う時や掃除機をかける時など、いちいち腹に力を込めて動き続けるなんてできませんね。

 

これはダンサーや格闘技選手でも、高齢者でも同じことです。

 

人間であれば同じ作り、同じ機能です。

 

 


私がおこなっている治療法と同じ原理で、セルフでできるエクササイズを治療後にアドバイスさせて頂いてます。

 

これは格闘技選手やダンサーに指導しているもの、毎週行っている主婦の体操教室でやっているものとまったく同じです。

 


特に高齢者の方々は関節に多少の変形があったり、背骨などにもかなりのクセがある場合が多いですが、セルフエクササイズだけで腹筋運動やストレッチ、歩行などが楽になります。

 

正確にその部位の動きを行えば、決して難しいことではありません。

 


治療院でもセルフでかなり改善できるエクササイズを指導させてもらってますので、治療に来る頻度も少ないです。
(そこが目的なので当院では回数券などは取り扱っておりません)

 

 

おかげさまで体操教室に長年いらしている主婦の方々は治療に来ません(涙)

 

時折りご主人やお子さんを連れていらっしゃることはありますが(ほっ・・・)

 


と、当院ではこの様な感じですが、産後の骨盤調整をお考えの方、どの様な治療法、どの様なエクササイズでも構いません、ご自身が

 

”楽に動けること”

 

ができているかを目指して取り組んで頂きたいと思います。

 

産後の体は、それ以前の体と相当変化しています。

 

その後の人生の体調を決定づける大事なポイントです。

 

 

積極的なケアをして、元気にお過ごしください。

 

 

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先々週の日曜日の晩、テレビで武井壮さんを見ました。

生き方や個人の可能性を引き出すお話も面白かったのですが、やはり気になったのは


”体の使い方”

について。


武井壮さんは、

”人は思い通りに自分の体を動かせていない”

と言う法則を小学生の頃に発見し、それを克服するために

目を閉じて両腕を水平にそろえられるか?

などの人間の基本的な動作から修正を始められたとのこと。


子供でそんなことを考えること自体が天才だと思いますが、そこまで追求したいと思う欲求があったからこそできたのでしょうね。

万有引力を発見したニュートンがの様に、みんなが普通だと思ってることに疑問を感じ取れる”感性”こそ道を開拓する鍵なのかと感じます。


さて、武井壮さんの言う、

”人は思い通りに自分の体を動かせていない”

ですが、その理由は

”ペットボトルを取るのに空振りはしないが、

バットでボールを打つのはなぜか空振りすることがある”


と言う単純明快なことで説明してくれています。


「自分の目で体が見えている時はコントロールできるが、バットで打つ動作では腕や脚などの動きを自分で見ることはできないから。」


とのこと。

 

ごもっともです。


スポーツなどの複雑な動作では、当然すべての体の部位を自分で見ることはできません。

ダンスなどではよく鏡を見ながら動きの確認をしていますが、これも慣れすぎると鏡がないと踊りにくくなったり。

常に目で確認していない時は、感覚が分かりくくなるのでしょうね。

目線やイメージを大事にしたり、ダンスバトルの様に相手を前にして踊る練習をしているとバランスが取れる様です。



また、いいパフォーマンスをした時と言うのは、


”運動感覚が起こりにくい”

ものだと思うのです。


最小限のもっとも効率のよい動きであれば、力が入っていませんから動いた感覚がうすくて当然です。

反対に、力を入れるほどその動きの感覚は強く残ります。


また、そうしたいい動きをした時は、とても気持ちがいい、あるいは無心の状態です。

 

”神がおりた”なんて言うんでしょうかね。

そういう精神状態で自分がどう動いたか?なんて、あまり感覚に残らないのではないでしょうか?


私が格闘技指導で例えるのが、ボクシングなどの


”ラッキーパンチ”

です。


無意識に出したパンチが当たり、見事KO勝利した。

などと言う話を聞きますよね。


私が選手時代だった頃、”ラッキーパンチ”の様な現象は少なかったですが、KOできたのは連打の中で起きたので、どの攻撃で相手が倒れたのかわ分かっていないことが多々ありました。

SBアマ全国大会決勝

SBアマ全国大会決勝2

(私が21歳の頃。シュートボクシングのアマ全国大会の決勝にて)


この様なよい結果を出す現象を次につなげるためには


”再現性”

を求めたくなります。


私は伝統的な空手の技術を、現役の格闘技選手たちに指導しています。

その内容は、まさにラッキーパンチを量産すべく”体の基準”を作る稽古をしています。

 

稽古風景の動画↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=O8TtgYdGCuQ

空手の動き自体が難しいものですから、そのまま教えてもなかなか覚えられません。
 

 

そこをなんとか再現性を高めようと、人間の体に存在する

”軸や支点”

を発見してきました。

それは関節ではないところに関節があるがごとく機能するものです。

ボールペンの真ん中辺りを支点にしてブラブラゆらすと、その支点から曲がって見えますよね、あの原理です。


それは無駄のない柔らかな運動連鎖を起こし、エネルギーを増幅させながら伝えていきます。

そしてそれは、40代~80代のご婦人方に毎週行っている健康体操教室でも効果を発揮しています。

肩こり腰痛などの予防、片足バランスや階段を上る、立つしゃがむなどの日常動作を楽にするのに役立っています。


武井壮さんが指摘された、

”動きの最中は、自分の目で自分の体を見れないこと”

を克服するには、



”目で見る確認”

から

”体で感じる確認”

 

に変えなければなりません。

それにははっきりと感じ取れる体の基準が必要です。

 

今まで見つけてきた体中の”軸や支点”は、動かすとそこに”重み”を感じたり、そこだけで動いて他の部分を感じない様な感覚が起こります。

そして、よいパフォーマンスをした際は”感覚がうすい”と言うことも、軸や支点と言う


”体の基準の感覚”

が強まっていくことでカバーできていきます。


また、最初にそれを体感させるには、正確にその軸や支点に


”触れてあげること”

 

です。


運動機能が衰えてきた高齢者の方でも、そこに触れながら動いてもらえば(治療の時は私が動かします)すぐにできることが多いです。

こんなことを格闘技選手やストリートダンサーたちが、今までできなかった動きが楽にできる様になったと言う現象を見続けています。

基礎体力が充分に鍛えられてある格闘技選手やダンサーたちに欠けているのは、ちょっとした”運動感覚”だけなんです。

それをより簡単に、自分で再現できる様なアイデアをもっと改良していけたらなといつも考えています。

 

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