「ノルウェイの森」 松山ケンイチで映像化に納得 | 吉祥寺の一番役立つ税理士事務所で働くB型人間のブログ

「ノルウェイの森」 松山ケンイチで映像化に納得

吉祥寺の一番役に立つ税理士事務所で働く常松です。


村上春樹の「ノルウェイの森」が発刊されたのは1987年でした。


そのころの私は大学3年生で、まさに主人公とまったく同じ精神年代でしたのでのめりこむように読みました。


この本は「恋愛小説」ではないと思っています。そんな商業主義的なキャッチコピーで語れるほど簡単に読める本ではありません。さまざまな思春期の葛藤や人間模様、恋愛、喪失感などを巧みに描き出した、「心の成長の記録」です。


村上春樹も安っぽい映像化にされたくないので、20年以上も映画化の許可をしていませんでした。


精神世界を大切に描き出すフランス人の監督により映像化されるといことで期待しています。


特に主人公「ワタナベ」役に誰を起用するのか注目していましたが、松山ケンイチに決まり納得です。


彼の演技力なら村上春樹独特の陰のある主人公を演じることができると思います。


映画公開は2010年秋の予定ですが、久しぶりに映画館に一人で行ってみたいと思う作品ですね。