私の乳癌について。Part6-術後1ヶ月後の受診、1ヶ月後の傷や変形のこと。 | 22歳で乳がんになった私。

22歳で乳がんになった私。

私は現在22歳で、今年乳癌と診断されました。手術は終えてこれから治療に進みます。
辛いこと、悲しいことはたくさんあるけれどその分大切なことが見え大切な人との出会いがあると信じて生きています。




前のページで暗いことを書いてしまいすいません。



遅れましたが、1週間半前に乳腺外科の医師とこへ受診しにいきました。




ですが、心は重く傷のことだったり先生が理解をしてくれないのでは、と




治療ももうしなくてもいいや、、なんて諦めた気持ちでいました。




親にも私は治療はしないしほっとくと言い身体中がストレスだらけでした。




で、受診されるときに呼び出しがかかりましたが



私は先生は言っても意味がない!もう何もしたくない!という気持ちになり親の手を振り払い病院を出ようとしました。



よく病院で泣く人とかを見かけたことがありますが、自分はいくら病気になっても人前では平然と心を保ち続けると勝手に思っていました。



ですが、怒りや悲しみをコントロールできない私はついカッとなり、看護師さんの姿も見えたのか見えなてないのか全く分からない状況でした。


ですが私の親はものすごく力が強くてww



そのまま病院に戻され、とりあえず看護師さんとまずは話すことを勧めました。



親は医者の味方の発言をいつもしていて、私が病気の話をしても話さなくなったりと



その怒りもあり、その時親にも『なんで病気のことを話すと違う話にそらすのか』



ということを泣きながら怒りをぶつけました。



ですが親子なので話にもなりません、



とりあえず看護師さんが来て泣いてる私をどうしたの?と優しく語りかけてくれました。



その看護師さんは手術前にも入院の説明をしてくれた看護師さんで明るくて気さくな方だなと思いました。



そして看護師さんは私に対して『間違ってることは間違ってるとちゃんと伝えた方がいいと』言ってくれました。



看護師さん自身も先生に対して間違ってることはいくら周りが言えどもその意見を押し切って言うこともあると。



私はその看護師さんと話してパワーをすごくもらったのと正しいことは正しいと言っていいんだと勇気がもらえました。




そして看護師さんと親付き添いの元主治医のとこへ。。




主治医はどうしたの?とまず聞いてきました、




私は受診をせずそのまま帰ろうとしたことを主治医もどうしたのかと思ったのでしょう。




私も看護師さんに言われちゃんと伝えないのと受診予約をしたのにも関わらずそれを投げ出そうとしたのは申し訳ないと思い、すいませんと言いました。



医師はそれを気にしてない様子でした。



看護師さんが言っていたのですがよく患者さんが怒ったり帰ったりすることは結構あるそうなので慣れているよと言っていました、


その通り医師は慣れている感じでした



そして医師は傷口のほうはどうなってるのかと私の胸を確かめました。



すると横から看護師さんが見てください!傷!と私を後押しするように言ってくれました。




医師はまず傷のボンドをとろうと、私の傷口はボンドで塞がれており



ボンドをとると結構綺麗でした。



でも、一応伝えないとと思い、



『傷口2センチですよね?でも5センチになってますけど、、』と言ってる途中で泣いてしまいました。




医師は確かに5センチ切ったが切らなければいけない理由をちゃんと私に説明してくれました。




やはり癌がいくつかあったのでその部分をとらないといけないから広がったと、



医師はしょうがなかったことだし、でも癌は完全に取りきれたから安心してと、、




私はそこで『だったら最初に説明しろよ!!』と言いたかったところでしたが医師も私のことを心配してくれ、



何よりも看護師さんが味方についてくれたので冷静にその時は受け止められました。




本当に看護師さんには感謝です><w




そして癌は取り切れリンパにも転移してなかったそうです。


一安心しました。




そして治療の話へ、、



放射線は変形や皮膚の変色、


再建を受ける事への支障があったので


美容を特に気にするのであれば放射線をやらずまた再発も防ぐシリコンを入れる方法
を選択するか


やはり放射線にするかの話になりました。



ただ今回のことで医師は私が得に胸の変形や胸の見た目のことを気にすると分かり、



放射線もいらないのではないか、、と一応医療としては放射線は手術とセットになってはいるけどという感じでした。




その後、家族と話し私は今までのストレスか結構お酒を飲んでしまい、




そのまま酔っ払いすぎてそのままタクシーで帰りましたw



ただ途中で吐いてしまいました、、(タクシーの運ちゃんごめんなさい><




その時妹が私のことを慰めてくれたので本当にありがたないなと思いました。



そして親もその後味方になれてなくて本当にごめん、反省していると言ってくれました。



色々な試練があって家族って変わるものなのかなと改めて実感しました。



傷もその後、ボンドを全部剥がすと紫色だったのがピンクに変わっていて



綺麗な一本線になっていました。乳首や胸の変形も1か月もすればだんだん落ち着いてきて




元の状態に今は近くなっています。




やはり術後傷を見たときはものすごくショックでそのまま3週間くらいそのショックな気持ちを引きずっていましたが


今は傷や胸の少しのへこみを見ても悲しくなることはありません。


ですがやはり私自身酷い傷になったり変形をおこしたりすると


あれだけショックや精神的に辛くなるのだと分かりました。


放射線治療は皮膚や変形のリスクもあるし、



これからどう治療しようか迷っていて



無治療で検査をこまめに行くという方法でもいいんじゃないかという話にもなっています。



再発したときにシリコンをやればいいということも。



家族も私自身も、胸の変形や傷がどう私の精神に影響するのか分かっていて身体的なことより



精神的なことを優先させることも考えています。。。