5月20日 金曜日
ケモなし診察のみの
乳腺外科受診日。
行きはいつもの長男イチロではなく
出勤前の夫団十郎に
急遽送ってもらうことになったのだが
お互い気持ちの行き違いがあり
車中、同じ空間にいるのに
一言も言葉を交わさないまま
病院に着いて車を降りた。
嫌な雰囲気に
涙が出るー
診察室前にいたのは
いつもにこにこ笑顔のケモ仲間メムさん。
メムさんもこの日はケモなしで
白血球の状態をみるための来院とのこと。
メムさん自身体調に不具合あるのに
立ったり座ったりの私の動作を心配をしてくれる
心優しい人。
メムさんは採血の結果待ちなので
私が先に呼ばれた。
「行ってらっしゃい^^」
とメムさんに見送られて診察室へ。
診察室にて
主治医欽ちゃん先生とのやりとり
欽 「痛みはどうですか?」
ひ 「痛いです。でもオキシコンチンを増量した分
痛みレベル7~8だったのが、4~5ぐらいになりました」
欽 「(レスキューの)オキノームはどれぐらいの頻度で飲んだ?」
ひ 「一切飲んでません」
欽 「えっ」
ひ 「そのときは痛みがなくなったとしても
切れたときの痛みレベルが8~9ぐらいになるの(感じる?)で
だったら飲まずに5ぐらいの痛みで我慢した方が良いかと」
欽 「そうか。でもオキノームはお守りとして持っててください」
ひ 「はい」
そのつもりです…
欽 「次の抗がん剤ですが」
ドキ。
欽 「ナベルビンにします」
そう…か。
ナベルビン…か
先週、赤い薬(薬剤名はっきりわからず)の提案があったとき
過去の壮絶な副作用を思い出し
その場では泣きそうになったけど
それからの1週間考えて自分の中で決めていた。
もし赤い薬に決まっても
頑張って乗り越えようと。
だけど赤い薬ではなかった。
ナベルビンは
1年ほど前の薬剤変更時に1度提案され
そのとき検索しまくったら
副作用の出方はそれぞれで
その差の幅が広かった。
もうぜったいにやりたくないって方もいれば
楽という方もいらっしゃった。
結局そのときは
ナベルビンは見送られ
パージェタに決定した。
欽 「3週が1クールで2投1休です。
副作用は…」
・脱毛はない
・吐き気もそれほどない
・貧血が強く出やすい
とのこと。
点滴は10分で終わるらしい。
早っ。
ハーセプチンはやめない方が良いとのことで
続けることになった。
欽 「さっそく来週からはじめましょう」
ひ 「何クールの予定ですか?」
欽 「やはり3~4クールと思ってます」
頑張らなくちゃ。
ひ 「あの…放射線のことは…
放射線科の先生に相談してくれるって…」
欽 「あぁ(苦笑しながら)結局聞いてないんですが
やはりこの状態では放射線よりも全身治療をしたほうが良いです」
そう…だよね。
やっぱり痛みは痛み止めの薬で
紛らわすしかないんだよね。
だけど…
第2腰椎の腫瘍が
どんどん大きくなっちゃう気がして
怖い(´_`。)
ひ 「ナベルビン…骨にも効きますよね」
欽 「もちろんそれを期待して投与するんです。
骨には効きにくいとかそういう説はありますが」
うぅ…(。>A<。)
頼むぜぃ~ナベルビン
欽 「他に何かいる薬はある?」
オキシコンチンの増量のせいか
ここのところまた便秘気味なので
酸化マグネシウムを久しぶりに処方してもらった。
診察が終わり診察室を出たら
ケモを終えたくりくりさんに会えたので
メムさんと3人で少しおしゃべり。
「ナベルビンになったの?
きぼう野さんもこれから注射仲間だね」
って笑いながら言う2人。
2人ともケモのたびに白血球が下がって
そうすると3日連続で白血球を上げる注射打つために
病院に来なくちゃいけないらしい。
それは大変(>_<)
1000を切るとダメらしいんだけど
「400だった」とか「測定不能だった」とか
何自慢?(笑)
明るい2人にまた励まされた(*´ω`*)
この日
病院に迎えに来てくれたのはYEちゃん。
半年前に引き受けてしまったお仕事ー
不安を抱えつつもこの病院帰りから動きだした。
手伝ってくれるというYEちゃんに感謝しながら…
頑張れ私。
(m'◇'m)
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ありがとうございました☆゛