楽しかった食事会の帰り


電車に乗るまでに相当苦しくなってしまったけれど


花の金曜日の午後10時半頃にしては


私の乗った普通電車は空いていて


座ることができて良かった。



電車が動きだしても


まだ息苦しくて


はぁはぁと酸素を取り入れながら


長椅子に座って久しぶりに人間ウォッチング。


向かいの長椅子に座ってる7人中6人がスマホいじってる。


あとの1人は読書ー


そんな時代だよなー


なんて思いながら。




私が乗ってるのは普通電車なので


各駅に止まる。


4つ目の駅で待ち合わせがあり


後発の急行電車の通過を待つ。



その駅で


乗務員さんからのアナウンスがー



「この駅通過予定の電車に急病人が出たため、この駅にて救助します。お急ぎのところ…(略)」



え?



数分後にその駅に


普段はものすごいスピードで通り過ぎてゆく


急行電車(おそらく特急)が停車した。


ホームを挟んで向かい側なので


電車はよく見える。


でもどこで誰がどうなってーまではわからない。


酔っ払いさんかな?中で喧嘩でもあったのかな?


立ち上がって見る?


「ただ今急病人を救護中です。お急ぎのところ…」


途中何回か流されるアナウンス。


周りのみんなは気にする様子もなく


それぞれに読書、スマホいじり…


気にならないのかなーと思いつつ


思いっきり見るのも恥ずかしいので


中腰になってホームの向かいの電車を見ていたら


目の前の階段を救急隊員が駆け上がってきた。


救急隊員が行く方をながめていたら


はっきりとは見えない位置だけど


ホーム上で「大丈夫!?わかりますか!?」


と大きな声で呼びかけてるのが聞こえた。


それでも一緒に乗ってるほとんどの人が


キョロっともしないのが不思議だった。


気になっちゃうの私だけ?


ちょっとドキドキしてきた。


しばらくしてまたアナウンスがー


「ただ今、救急隊が到着したので、間もなく急行電車が発車します。続いて…(略)…11分後れで発車いたします…お急ぎのところ…(略)」


えー 置いてっちゃうんだ。


寒いじゃんー


あんなホームに寝かされてー


そう思っていたら


間もなく


特急電車が発車。


その後


自分の電車がゆっくり動き出したところで


見えてしまった。


医療ドラマでよく見る


心臓マッサージ、


救急隊員の人が馬乗りになってやっていた。




そんなー



始発の名古屋駅からその駅までおそらく7、8分。


その間に心臓が止まってしまうようなことが


あるなんて…。




そのころには私の呼吸もだいぶ楽になっていたけれど


今度はドキドキがしばらくとまらなかった。


私が弱いのかなぁ。




人の命ってー


どこで何があるかわからない。


まだ私は生きている。


病気を抱えながらー


歩きもゆっくりで


すぐに苦しくなってしまうけどー


きれいな景色を見ることができたり


人の言葉に心動かされたり


そんな一つ一つに感謝しながら


生きていきたいな。


そして


全く知らない人だけど


救急隊員のマッサージで


心臓が動きだしてくれていますように…。





盛りだくさんな金曜日の


最後にあった出来事-





お付き合いありがとうございました☆

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




AM5:00

「スノボーに行ってくる~」

と出かけるサブロ。

『雪焼け防止』らしいけど…★








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ありがとうございました