夕方ー
治療後、前回同様爆睡してしまい
ハタと目が覚め
ムクムクと起き上がり
ボケた頭で現在の状況を把握しようと
腕を組んで一点をみつめ考えこんでいたら
「鬼瓦みたいな顔しちゃって」
ジロの声。
とっさに出た私の返事
「魔人ブーじゃなくて？」
「うん、今は鬼瓦」
…ほっといてくれ(-"-;A
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
１２月１３日（金）
朝、病院に着いたらケモ四姉妹の次女さん三女さんがいて
「おはよう！ひかりさん全然早くないし」
はい。
相当早く病院に着いた先週、三人のお姉さまから
「ひかりさん早いじゃなーい」と言われ
「ええ…今日から二時間半コースなんで…」とドヤ顔（？）したばかりなのに
二回目になり早くも時間ギリギリ。
こんなもんス、アタシ…。
本日の血圧 １６８－９８ またか…
テイク２ １５５－９４ あまり下がらず。
体温 ３７．２℃ ちと微熱
点滴前の診察室ー
ひ 「『健太郎』（血圧測定器の名前←機器に書いてあった）ダメですねー」
欽 「『健太郎』嫌われちゃったか」
ある意味そうかも…
欽 「体調どうですか？」
ひ 「膀胱が痛かったです」
欽 「そうですか…」
ひ 「でも１０年前の赤い薬ほどではない。あの時はひどかった」
欽 「詳しいことはごめんなさい、覚えてないです」
ひ 「当然です」
欽 「まぁ…膀胱が弱いってことでしょうねぇ」
ひ 「でも昨日から突然痛みがなくなりました」
欽 「炎症がひどくなるとタキソールやれなくなっちゃうから…」
ひ 「どうすれば良い？」
欽 「一般的に言う水分をたくさんとっておしっこを出してなるべく菌をためないようにしてください」
…それしかないよね
欽 「抗生剤を処方することもあります」
ここでちょっと前から気になってたことを聞いた
ひ 「腰椎が痛むのは放射線でなんとかなりますか？」
欽 「四六時中、痛む？」
ひ 「いえ、何かの動作のたびにツキンってくらいです」
欽 「治療には全身療法と局所療法があって今やってるのが全身療法で抗がん剤です」
はい。
欽 「放射線治療は、手術もそうですが局所療法」
わかります。
欽 「リスクがあるので同時にはできない。なので、放射線をやるためにはタキソールを中止しなくてはいけないんですよ」
そうなんだー
欽 「ひかりさんの場合は肺の状態を考えるとタキソールをしなくちゃいけない」
わかってきた
欽 「もちろん、腰椎の方も歩行に差し障りがあるようなら考えなくちゃいけないけど、今は全身治療が望ましいです」
我慢できない痛みではないし、今は放射線はナシだな。
化療センターに移動ーガラガラだった。
ハーセプチン＋タキソール １クール ２回目
友だちに借りっぱなしになっている本を読み
２時間３０分で終了ー
帰ってお昼ごはんをジロと二人で食べたあとは
前回と同じく強烈な眠気がやってきて
夕方まで寝てしまった。
タキソールに入ってるアルコールのせい…（？）
ジロのお迎えを待つ間蓮華ちゃんを真似てトイレで激写しようと思い
服装整えていざ！撮影！ってときに
次から次へと入ってくる利用者（当然だけど）。
こりゃここでは無理だと、穴場的なトイレに移動したら
ものすごく古くて鏡が学校サイズ～しかも看護師さんが入ってきた！
完全に怪しいヤツだ～アタシ。
トホホな気分でまた元のトイレに戻ったら二つのトイレが使用中。
出てくる前に撮っちゃえと慌てて撮ったら…
すごい大きなシャッター音がする私のタブレット。
急いでトイレを出たけど
盗撮の変質者がいるって通報されなかっただろーかヽ(;´Д｀)ノ
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