しれっと消えようと思ってましたが、
今まで長くやってきて、しれっと消えたらアレかなとか
夏にとった作品が発売になるので、
復帰嬉しい!って誤解されたら申し訳ないのでちゃんと書くことにしました!
思えば2005年くらいに撮影会やコスプレ活動から始まり、メイド、エロゲ声優、ライブ、舞台、グラビア、AV、、、多岐に渡り活動させて頂きました!
若い頃の思い出はずっと活動していた思い出しかないです。
最初は声優になりたくて業界に入りましたが、マルチのような声優ビジネス騙されてしまい声優にはなれませんでしたが、その後、エロゲに出て声優デビューできたのは良かったと思ってます。
(声優についての思いは過去のブログをみてね)
声優になるのが厳しいと言われて、TVやグラビアを頑張ってみようと思った時期もありましたが
今考えると本当に向いてなかった、と思うのが感想。
俯瞰して見ると、スタイルがよくないし、そこまで可愛くもないので
それはいい所までいけないよねって今なら思うかな。
貴重な経験をさせて頂けたのは本当に良かったと思います。
歌が歌いたくてライブや音楽を頑張った時期もありましたが、やはり才能がなくて花を咲かせるのは厳しかったですね。
そんな中、エロゲーの主題歌やEDを歌えたのは良かったと思ってます。
ライブは、活動初期から比べると動員もほぼなく、ラストライブも他人様のイベント内で小さくやらせて頂く締めとなりました。
最後まで来てくれた人やオファーくれた主催の皆さんはありがとう。
怪談も好きで、たくさん色々なイベントに携わらせて頂いたけど
基盤の活動が何もなかったので、ファンがいなくて、お呼ばれの中で活動させて頂く、っていうのに肩身を狭く感じて居て
他の共演者にも自分をうまく説明できず、なんでこんな人が居るんだろうと思われて居たかも知れませんし、知名度がないからオファーが難しいと言われたこともあり、向いてないなと思ってました。
楽しい、やりたいだけじゃ厳しい世界だとひしひし感じてました。
最後の望みをかけて、知り合いに紹介してもらい今の事務所に入りましたが、
年齢やスタイルの問題で、色んなメーカーを回ったものの、仕事がほぼなく、渋い結果になりました。
前に業界に入った時とは何もかも変わっていたし、
素人としてしか扱われず、素人さんなのに、ウィキペディアあるの珍しいですねって言われたり、
イベントに出てもファンの人をたくさん呼べるわけでもなく、向いてないんだろうとひしひし感じる結果になりました。
努力はもっとできたかも、っていう考え方もありますが、前できていた努力(スタイルの維持等)は私の場合、お金ありきで成り立っていたものでした。
他の活動もそうです。ライブやコスプレの活動も全部自費で運用してましたからずっと赤字でした。
ファンが本当に悲しいくらい居なかったので(私の今までの行動が原因なのは自負してます)
なので、無料イベントを開催しても4人とかしか人を呼べず、ライブを自主的にやるのはきついなとライブを辞めました。
知り合いに主催に誘ってもらえることもあったけど集客がないのでまた出て下さい!とはなりませんでしたし、
撮影会も集客ができず、開催が厳しくなり、出演を辞めました。
立ち振る舞いもですが、向いてなかったんだな、に尽きると思います。
向いていたら、そもそも赤字を出してませんから、
夜のお仕事を始めたお陰で寿命が少し伸びていただけの様に思います。
それをやってなかったら、もっと早く引退していたかも、とも考えます。
そこまで容姿がいいわけでも歌が上手いわけでもなく、やっていたので、芸で魅せることができていなかった様に思いました。
若さだけでカバーしてきた部分が年齢を重ねて厳しくなっていった部分もあるなと。
ファンと呼べる人はいますか?と聞かれたら今ぱっと3人くらいの顔しか浮かばないくらいには、ファンが居なかった様に思います。
話が脱線したけど、お金があったからファンがいなくても活動できたし、色々作ったり、やったりできてました。
が、そのお金を維持するには夜のお仕事を続けるのが必要でしたが、
コロナ以降、本当に才能ある人や向いてる人しか稼げなくなった仕事だと思います。
+年齢の問題もあり、稼ぎが思うようにいかなくなり、
無理して働き続けた事もあり、体調を崩してしまった時期があり、夜職を辞めることにしました。
ので、活動費用の捻出が厳しくなったのが、引退の理由の一つになります。
現在は昼職に社会復帰しています。
ネットタトゥーもやばいし、若い時にもっと他にできることや自分に向いてることをやれば良かったという後悔もありますが、
それ以上に普通はできない経験や体験をさせてもらったのでいい思い出です。
いじめられっ子だった私がいじめられっ子から有名になってみたい!からのアニメ好きだから声優になりたい!と動き出してから10年以上経ち、活動を今日まで続けられた事、本当にありがとうの気持ちしかないです。
大人になって色々考える時間もあり、辞めることに未練や後悔がないかと聞かれると少し寂しい気持ちやもっと上手くやれていたら良かったなって気持ちも0ではないですが、今は昼職にも慣れてきて新しい人生を頑張ろうと思ってる所です。
最後に、もう若くもなく、才能もないのに、最後まで応援してくれたみなさん、ありがとう。
応援を辞めたみなさん、ずっと応援する、って推していた時もあったと思いますが、応援できない様な人間でごめんなさい。裏切ってごめんなさい。
協力してくれたみなさん、お仕事振ってくれたみなさん、ありがとうございました!
街録で話していたプロデューサーと決別してからは、協力者が皆無だったため、心強かったです。
プロデューサーと決別してからは本当に1人だったので、色々不利に動いたことや、何より、1人で頑張る、強く生きていくこと、理不尽な事を受け入れていくことが中々大変な時期がありました。
味方がいること、自分を推してくれる大人の存在のデカさを思い知りました。
これから活動を始めようとしてるみなさん、若い時間は一瞬です。活動が自分に合ってるのかよく見極めて下さいね。諦める事も人生にとっては大切です。と伝えたい。若い時間は本当一度きり!
これからも業界の片隅では生きていきますが、
ひとまずお疲れ様でした&ありがとうございました!
もう会えない人が殆どだと思いますが、お元気で!
様々な出会いに感謝です。