金利(スワップポイント)を目的に南アフリカランドを保有していても、当然、為替相場の変動は気になりますよね。

今回は、南アフリカランドの為替変動要因についてまとめてみました。


経済指標

経済指標とは、定期的に発表されるインフレ率や失業率などの経済に関する数値のことです。

経済指標はその国の景気動向のバロメーターとなっており、経済指標の結果が良ければ景気が良くなっており、逆に悪結果になりますと景気が後退しているとみなされます。

よって、南アフリカの経済指標が好結果になればランド買い、悪結果になればランド売りが優勢になります。

為替相場は今後の先行きをドンドン織り込んでいくため、経済指標の発表があるときは、単純に指標の良し悪しだけでなく、金融機関等の予測数値との比較が大切になります。

南アフリカの経済指標のなかでは、経済成長率(GDP)、消費者物価指数、貿易収支などが注目です。


金融政策

南アフリカ中央銀行による政策金利の調整も南アフリカランドに大きな影響を与えます。政策金利を上げることを「利上げ」、下げることを「利下げ」と言いますが、一般的に「利上げ」はランド買い、「利下げ」はランド売りにつながります。


資源価格の動向

南アフリカは金やダイヤモンド、レアメタルの主要産出国です。中でも金は主要輸出産品の1つで、その金相場の価格はランドの為替相場に影響を与えると言われています。一般的に金価格が上がればランド買い、金価格が下がればランド売りにつながります。

ただし、近年は、ランドと金の相関関係は薄くなっているように思われます。


南アフリカ国内の不安定要素

2010年にサッカーワールドカップが開催される南アフリカですが、ニュースで犯罪の多さなど治安の悪さが取り上げられていますね。

治安の悪さの要因として、20%を超える失業率(日本の常識から言ってびっくりです)や5%を超える高いインフレ率があります。

南アフリカ経済はアフリカの中では安定している方ですが、そうは言ってもまだまだ新興国であるため、経済基盤が弱く、南アフリカランドの不安定な要因となっています。


周辺国の政情不安

南アフリカに隣接するジンバブエは独裁政権による反対派の虐殺や言論統制が行われ、国際社会からの経済制裁も加え、国内が非常に混沌とした状況となっています。ジンバブエの動向も南アフリカランドの不安定要因の1つとなっています。


南アフリカの経済成長の魅力

南アフリカはBRICSと並び今後の経済成長を期待されている有力な国の1つです。政治的にもアフリカのリーダーとしても期待され、さらに欧州と時差が少いことも魅力的です。そのため、世界中から投資資金が流入しており、南アフリカランドを長期的には押し上げる要因になると思われます。

加えて、日本においては高い金利から南アフリカ・ランド建て債券の売出しが人気を集めており、南アフリカが投資対象国として注目されています。


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