3・11 | 野次争論~赤ヘルと野球と競馬と俺~

3・11




夜分遅くこんばんは



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あの日自分は 明石にいました。左中間スタンドでゆっくりと昨年の明石と変わりない雨と暴風がおりなす天気の中で久々の野球観戦を楽しんでいました



7回裏終了時の楽天ベンチはどことなく慌てていたというか、選手交代に時間がかかっていたというか、ベンチから人が消えて雰囲気が違っていた。


その時iPhoneに届いた関東の友人からのメールで大地震が起きたことを知った



試合は8回表終了で打ち切り、両応援団から「がんばれがんばれ東北」というコールも起きた。



明石駅から新快速で帰ろうとしたときに在仙局のテレビ局クルーだとかスポーツ紙を含む取材陣が飛び乗ってきて情報では聞いていたけどそんなに大事なのかとは思っていたけど、電車の中でワンセグのチャンネルをNHKにして見たら仙台、名取を襲う津波の映像を見て大事だと知りました




東日本大震災と呼ばれ、国内最大どころか世界最大級のマグニチュード9.0の地震に連日流れるニュースに日本ではないように感じたり、正直恐ろしいだとか怖さを感じています


また,連日放送される原発も地震や津波に対して対策をしているはず。でも地球はそれを上回る規模の災害を起こして地球や自然は人間に対して容赦しないということを突きつけてきたようにしか見えない



今回の大震災で亡くなられた方に対してお悔やみ申し上げるとともに、被害にあわれた方に対して心よりお詫び申し上げます




自分にできることは義援金だとか、救援物資を自治体を通じて送ること、また負傷者や入院されている方のために献血をすることしかできません。正直無力だと思います



火曜日になって宮城県在住の知人と連絡がつきました。それまで眠れずずっと不安でしたし、連絡ついた瞬間全身の力が抜けました。本当に生きてくれててよかった



節電も心がけていますが、関西電力や、中部電力から送られる電力は限界があるので自分が役に立っているのかと葛藤があります


必ず日本はよみがえります。東日本が元気なくても我々西日本に住む人間が日本を支えます

押して開かない扉はないし、必ず光は差し込んできます


それまで全員で一丸となって頑張りましょう!!







ここからは野球ファンとして野球について考えを述べたいと思います



まず第一に選抜高校野球の開催が発表されて良かったと。でも中止も覚悟していましたそうなってもおかしくはなかったと思います。ただブラスバンドの演奏は自粛。


これは阪神大震災でもありましたが、高校野球のブラスバンド演奏こそ勇気づけられることができるんぢゃないのかなと。吹奏楽の方も出場が決まってからこの甲子園という舞台に向けて相当練習をしたはず。高校球児も、吹奏楽部も一生に1度の舞台だし、許可出してほしかったなぁと思います





パシフィックリーグの開幕延期は苦渋の選択だったと思います。でもこの案は大英断です。4月12日開幕になりました。楽天さんは1か月ほどほしかったでしょうが他球団もそこまで猶予は与えられないし、そうなった場合に日程を消化できるのかと?こうやってお互いに歩み寄って足並みがそろうパシフィックリーグは全体的に本当にまとまっていてうらやましいなぁと思います。


楽天の仙台での主催試合が一部代替開催となる予定らしいのですが、ほっともっと神戸での開催が有力視されてますが、星野さんの故郷である倉敷マスカットでの開催もあるでしょう


ただ、普段プロ野球が開催されない球場で試合をしてもらいたいですね。京都の西京極、松山坊ちゃん、どら焼きドラマチックパーク米子、香川のレクザムスタジアム、徳島のオロナミンCと今は立派な球場が多いのでこういったとこで試合をして野球熱の復活させてみてはいかがでしょう?




セ・リーグに関してはガッカリしました。正直失望です。

広島がまさか25日開幕に賛成とは思わなかったですね。市民球団だからこそファンである国民、被災者の心情をくみ取るべきなんではなかったんでしょうか?

球団本部長から25日開幕の声を聴いた瞬間この球団が強くなるのは本部長とオーナーが消えるまで無理やと思いました


讀賣と中日は親会社は新聞社です連日の震災報道を会社ぐるみで知っているはず。ナゴヤドームは中部電力管内なので電力に関しては問題はありません


今回矢面に立たされているのは讀賣です。毎度のナベツネ発言許せません。毎度のことでもパシフィックリーグ軽視発言は馬鹿にしてますむしろセ・リーグのほうが今ではパシフィックリーグより立場は実力人気ともに下ですね



おそらくですが、讀賣が延期を拒否する理由は強行ではないと思います。東京ドームに原因があると思います。

国内外からライブや公演催しが何年も入っていてスケジュールが過密化しているんではないかと思います。延期になった場合の日程の組み直しが難しいんではないかと思います


正直今の状況で開幕して喜ぶ人はほとんどいません。節電の中で電力を食うドーム、東京電力管内での横浜神宮での開催をどうするのかなというのが問題ですし、今の世の中はそれどころではないと思う


パシフィックも開幕した時に東京、神宮、横浜、マリン、西武が同時開催となった場合に電力はだれが出すのか。管轄地域の人にガマンしろというんですかね



神宮横浜はデイゲームでのダブルヘッダーは無理なんでしょうか?今シーズンはサスペンデッドゲームもやって構わないと思います。東京ドームでの開催に固執してほしくはないです





コミッショナーに対しては事態が収まる、もしくは今シーズン終了次第辞めて頂きたいと

まずNPBの決断自体が遅すぎる

ここまで事態が泥沼化するのはコミッショナーに責任があると思います。ほかのスポーツはすぐに断を下して延期を発表しています。


コミッショナーが一言「両リーグ延期」と言えば解決すると思うんですが、コミッショナーよりも一球団の方が発言権、決定権があるという構図は何ででしょうか?一体コミッショナーとは何のためにあるんでしょう?

あなたずっとプロい野球をアメリカで開催するだの、メジャーとの関係を深くするとかアメリカを中心に目が世界に向いてませんでした?コミッショナーならまず国内の野球界を何とかしてください。









ここからは自論を述べます


セパ一緒に4月12日開幕にすること。また延期することでクライマックスシリーズは今シーズンは廃止で考えてほしい



それまでは西日本でオープン戦開催や練習試合を行うにしても無観客でなく募金箱を設置して観客を入れる


また10年ほど前までオープン戦期間中に行われていたトーナメント戦を12球団で行ったり、選抜チームを組んでチャリティーのオールスター戦を組む


トーナメント戦や、オールスターゲームの開催地には宮崎、鹿児島、熊本を希望します。

宮崎は口蹄疫や新燃岳噴火、鳥インフルエンザ、先日発覚した伝染性馬貧血と被害を受けています。キャンプのメッカであり、日本プロ野球を支えた宮崎に恩返しをするのは今だと思います


鹿児島、熊本に関しては、今回の震災で山陽・九州新幹線直通運転という歴史的な日が日の目を見ることはなくなりました。そういった意味でも九州新幹線全線開業記念と銘打って南九州の2都市で試合を行うのはどうかなと


また今シーズンの試合は仙台、千葉を除く各球団の本拠地球場での入場料を100~500円ほど上げ、値上げした金額分は義援金として被災地へ送る。むろん物資に変えて送っても構いません


また被災地の子ども、ご年配の方、体が不自由な方への入場料は無料にして野球観戦を楽しんでいただく




セパ同時開幕にはこだわります。これまでパ・リーグとセ・リーグは別々の団体でした。審判も別々でした。

今シーズンからセパは統一されてNPBに一元化されます


だからこそ今シーズンのプロ野球は同時開幕してほしい。同時開幕に意味があるんです。

審判も統合されましたし、セパという枠は撤廃されたとそれを内外にアピールする1番の機会だと思います




自分の考えは幼稚ですが、こんなシーズンがあってもいいとは思います。野球とともに育ってきたからこういうのはいかがでしょうと思って言うだけです。そこはご理解いただきたいなと



まだまだ野球どころではない状況です。まずは原発が解決してくれればと思います。現場で戦ってくれている人には日本を救ってくれとほんと託すしかできませんが、必ず救ってくれると信じています




今日は京都は西京極球場でのオリックス―広島戦を観戦します。


鳴り物応援は自粛と通達が来ています。異様な雰囲気の中での試合だと思いますが、野球が見れる球場に行けるだけでも幸せだと、喜びを噛みしめながら試合を見ようと思います




長々と失礼しました。では今日お会いできる方とはまた球場でお会いしましょう