【軍事豆知識です】日本の秘密兵器・潜水空母「イ400」って…。 | 優しい世界・還暦の逆襲

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コロワクのせいで死にかけました。生きてるうちに、言いたいことを言わせていただく!

ども~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

さっきよせばいいのに、NHK7時チェックしてしまったんですけど、ほんま熱中症好きですねw。
死んでも熱中症やりますねw。
こまめに水分を、エアコンを適切に…って何回繰り返すんだよ!!

30分枠のうち、やっと26分になって、安倍談話の問題と川内原発再稼動、二つ合わせて約1分(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

速攻で羽生クンの話題に突入しやがった(+_+)

しかも今日は、アメリカ共和党の暴言王、トランプがどうのこうのとか、そしてもうひとネタ、終戦ネタというか、軍事オタク狂喜乱舞の旧日本軍秘密兵器、巨大潜水艦、別名・潜水空母と言われる「イ400」らしき残骸が、九州西方沖海底でみつかったとか…。


 

先日もイ400ネタ、再現ドラマでしたっけ、やってましたね。実はボクも、中学のとき、プラモ作ったことありますよw。

だからまあ、言わせていただきたいけど、イ400の「売り」は、小型の爆撃機を3機搭載してて、神出鬼没の潜水空母という、確かに、世界史上、類を見ないコンセプトだというのはわかるんですが、現実問題として、イ400が搭載していた「晴嵐(せいらん)」という飛行機は↓

 
基本的に、800キロ爆弾一個搭載ですよ。

もちろん、ボクの目の前で800キロ爆弾が炸裂したら、ボクは即死ですが、日本のほぼ全ての都市を焼き払い、原爆を落としたアメリカのB-29 ↓ は、最大で9トンの爆弾を積めた。

 
節子のかあちゃんを殺したのはこいつ



たとえば、1945年3月10日の有名な東京大空襲では、そのB-29が325機も飛んできて、38万発、合計1783トンも爆弾やら焼夷弾を落とした。

もちろん、日本軍は、イ400を使って、ロサンゼルス空襲とかじゃなくて、太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河↓

 
を破壊し、アメリカの軍艦が西海岸と東海岸を行き来できなくする作戦を考えていたようです。

しかし、戦争末期、本土が火だるまでそれどころじゃない状況になって、南太平洋のウルシー環礁というところにある、米軍空母の停泊地に特攻することになり、その直前で終戦だったそうです。

しかしさっきWikipedia読んで驚いたんですけど、なんと、そのとき「晴嵐」は、アメリカ軍の飛行機に偽装するため、塗装を銀色にして、翼の日の丸を消し、米軍の星のマークをつけたそうです。もちろん国際法違反覚悟だったそうです。もうなんかやけくそですねー。まあドイツ軍も、星のマークつけた偽装戦車を使いましたけど。

それはともかく、結局、言いたいのは、目標がパナマ運河でも米空母でもいいけど、イ400が3隻、プラス、実は小型バージョンの潜水艦(飛行機2機搭載)もあったそうですが、全部合わせて5隻程度、航空機が13機ですかね、つまり日本の潜水空母部隊全力で、800キロ×13個≒10トンですか。

それって、B-29の1機分とほぼ同じ爆弾の量ですよ。はっきりゆって。(ちなみにアメリカ軍の標準的な空母は一隻で飛行機約100機搭載。それを15隻くらい投入してきた。終戦時の日本の空母は実質ゼロ。)
しかも、米空母に突っ込むなら、戦闘機の護衛なしで13機で突っ込んだって、正直ほぼ全滅だと思いますね。全員が永遠の0みたいな天才パイロットでもキツいかな。

だから、ボクはあんまりイ400にロマンを感じられなかった、中学の頃から。

もちろん、ロマンを感じさせtくれるほど破壊力があったら、それはそれでヤバいですけどねw。

問題は、そんなイ400や晴嵐の開発につぎ込んだ、人的資源などのリソースが、けっこう膨大だったわけでしょ。もう言ってもしょうがないですけどねー。

以上、NHKはもっと重要なことを放送しろということで('-^*)/