SEAFLOOR CONTROL

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8月1日より、ヨーロッパ圏にあるマルタ共和国へ講習会に招待して頂いた。

おそらくヨーロッパでは初となるスローピッチの講習会ということもあり大変うれしい招待だった。


以前、日本のジギングをしっかりと理解していただきたく、今年2月にマルタフィッシングタックル・オーナーであるシンクレイアーとその親友であるハーマンに日本へ来て頂き、シーフロアコントロールの地元である高知の加栄丸で講習会に参加してもらった。

日本のジギングとは基本的には船にスパンカーが装備されており、ラインがまっすぐ海底へと落ち、比較的釣りのしやすい状況を船長が作ってくれるのが主流である。

この状況でスローピッチジャークの基本動作でもあるロッドの動き、リールの巻き方およびジグの操作性を時間の許す限りレクチャーし、両名が魚を掛ける事や自分のイメージ通りにジグを動かす楽しさを少しでも覚えてもらえた講習会になったと思う。

後日、シンクレイアーの方から連絡があり、マルタ共和国でスローピッチの講習会をしてほしいという連絡が入った。

予定は8月。シーズン的には上向きになり、ターゲットはマグロ、ハタ類とのこと。

期待を胸にフランクフルト経由でマルタへ向かった。


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日本からフランクフルトまで約13時間。

フランクフルトからマルタへの飛行時間は2時間半。

高知からフランクフルトまでトランジット等の時間を合計すると約1日がかりの移動である。

マルタに着き空港を出たところで、シンクレイヤーと合流。

この日は昼過ぎに到着し、時間の余裕はあったので観光。


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その後、城跡内にあるレストランで美味しい食事をし、帰路についた。

翌日はプライベート釣行で、ハーマンのボートでの釣り。狙いはマグロ。

朝5時に港で合流し、出船。


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ポイントまでは約1時間。水深は約60m。

ボートにはスパンカーは装備されておらず、船の前後を操作し、なるべく糸が垂直になるよう操船してもらいながらの釣りと船を潮に流しドテラの釣りで組み立てる。

ドテラでも比較的釣りが成立する状況だったため、ストレスなく釣りができた。

しかし、マグロの反応はゼロ。魚探を見ても魚影は無し。

8月からマグロのシーズンに入るとのことであったが、少し時期が早いせいか、対面することはできなかった。

ハーマンの判断ですぐにポイントを移動。次に狙ったのは、なんと、マトウダイ。

ヨーロッパではマトウダイは縁起の良い魚とされているらしい。

マルタではキロ2500円以上もする高値の魚であり、いろいろな料理で使われる高級魚だそう。

今回はこれを1日やろう、と言われたのでさすがに勘弁と言った。

午後からは船の操作性およびタックル選択、ジグウェイトの選択について説明する時間に費やした。

そして、夕方帰港。


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翌日、ハーマンの会社の一角を借り、展示会および陸上講習会を開催した。

午後、7時から開演。

夕方から現地に入り、展示会の準備開始。

スライドショー、タックルセッティングなどの下準備をし、開演時間を待つ。


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正直、10人~20人来れば良いかなと思っていた今回の講習会。

ところが7時半を過ぎたぐらいから大勢のアングラーが来場してくれました。

その数、75名までは数えましたが、その後は不明。

会場は大変な熱気に包まれ、大盛況。


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展示会ブースでは今回マルタ限定で販売されるオリカラの展示、その他のジグを展示し、受注。

また、タックルも展示。

日本で使用しているロッド・エバーグリーンスロージャーカーや日本製のリール、針、ライン、私のタックルボックス。

その他、鉛の形成前のジグを目の前で削り、形状の変化を実演で公開。

あと、魚をリリースするためのグッズの展示。


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また、トークイベントに関しては

1.日本のジギングとは?
2.スローピッチジャーク(ジギング)とは?
3.ジグウェイト
4.タックルバランス
5.環境保護

をメインとし、話をした。

「スローピッチジギング=細糸+根魚釣り」のイメージを日本ではもっている方が多い昨今。

本来私のやってきたスローピッチは太糸+青物釣りが主流。

方向性を間違わないように、外国では細い糸を使う釣りを推奨せず、太い糸で釣ることの価値ある一匹について話をした。

話は脱線するが、今一度スローピッチジャークについて、最近ジギングを始めたアングラーもいることから、再度スローピッチジャークの本来のスタイルをしっかり教えていかなければならない時期が来ているように思う。

上記でも書いたように、ラインは大きい号数でしっかりとしたキャッチ率を考えたセッティング。

細い糸を使い、魚をヒットに持ち込むも、ラインブレイクするようなタックルを見つめ直し、しっかりと間違いのないセッティングを伝えていかなければならないと思っている。

細糸=スローピッチ。

というのは、まったくの間違い。

アングラーの皆様も、本当のスローピッチを見つめ直して貰う機会を少しでも作っていきますので、ご協力をお願いします。






商品の説明は終了し、次はアングラーとのQ&Aコーナーを作成。

その際のヨーロッパアングラーからの質問は

1.ロッドの動かし方
2.タックルバランス
3.魚種の釣り分け方
4.ジグカラーの選択

などをメインに質問が来た。

予定時刻を大幅に過ぎるほどの質問で、講習会終了時刻は夜中の12時前であった。


翌日

一番のメインイベントである20名での実釣講習会。

しかし、生憎の天候不良により出船中止となり、とても残念であった。

マルタ島まで来て中止とは……。最悪でした。


急遽、陸上講習会に切替え、シンクレイアーの店での講習会。

この日も急なことにも関わらず、30名以上の方が来てくれ、前日同様活気ある講習会となった。

その中にも前日にアシストフックの作成をレクチャーしてほしいと言う数名の若いアングラーグループが来ると、代わる代わるアシストづくりを熱心に勉強していた。


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今回ヨーロッパでは初の試みであったSFCスローピッチジャークinマルタは海況の悪さで出船できなかったっことは、大変残念であった。

しかし、ヨーロッパアングラーのスローピッチに対しての貪欲さというものは本当に私に迫ってくるような勢いで質問をし、また、幅広い年令のアングラー達がいたのに驚かされた。

今後はマルタを拠点とし、しっかりとした日本のジギング、スローピッチジャークの素晴らしさ、環境保護について訴えて行きたいと思う。

この釣り(スローピッチジャーク)をしっかりと一過性のものにならないよう心掛け、ジギングの素晴らしさを伝えていこうと思った釣行および講習会であった。


今回、SFCスローピッチジャークinマルタを開催するにあたり、マルタフィッシングタックルのシンクレイアー、会場を提供して頂いたハーマン、ダイバーショップ・釣具・レストランオーナーのクリス。

大変お世話になりました。

釣りという共通の趣味を持つ者同士で、数日間の間に仲良くなれたことは、とても嬉しい限りです。

今後も遠く離れた地でスローピッチジャークを広めて行ってもらえる事でしょう。


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最後に、私からマルタフィッシングタックルへシーフロアコントロール認定書を授与。

「S-spirit」認定書(Platinum)



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魚種              カンパチ (アカバラ)

魚種サイズ 35.34 キロ    1.5m

ジグ             SFC アーク200グラムブルピンカラー

ロッド          ポセイドン6oz

リール          ブルーヘブン L50HiS2T

針                  カルティバ4号

6月8日 鹿児島遊漁船桃太郎での、佐多岬沖での釣果です。



河本様 釣果写真有難う御座いました。

素晴らしいカンパチですね!!!!!

おめでとうございます!!!!

弊社のジグでメモリアルフィッシュを釣り上げて頂いて有難う御座います。

またこの魚を超えるような写真をお待ちしておりますので宜しく

お願い致します(^O^)




始めまして。福岡の松口さんにスローピッチを教えてもらっている藤原と

申します。私は東京在住です。中学まで福岡に住んでおり、中学時代

の友人の紹介で松口さんと知り合いました。

さて、本日、東京湾 金沢漁港の修司丸さんに乗船しアカムツを狙いま

した。幸運なことに二尾釣ることが出来ました。

水深は180から230メートルぐらいでした。潮の流れが早く、船長から300

グラムのジグを使うよう指示されましから、どうしてもヒットせず、こそっ

とサイズダウンしてました。

一尾目はアーク230グラムで釣りました。30センチのサイズでした。



二尾目はアビス230グラムで、33センチでした。



タックルですが、スロージャーカー4オンス、リールはカルカッタコンクエ

スト300。

針はNIC PRO Z 18号でした。

船長によると、東京湾のアカムツはこれからが本番だそうです。

藤原様釣果写真有難う御座います。

東京湾での中深海ジギングは今まだあまり浸透していないので

今後のポイント開拓等楽しみですね。

今後も釣果楽しみにしております。