最近、モバイル向けのSEO対策の方法をよく聞かれます。
数ヶ月前に、モバイル検索サイトの開発及びSEOを実施している企業の担当者の方に
モバイルSEOの手法について懇談する機会があり、聞いてみました。
担当者「基本的にはPCサイトと同一手法だよ」
その後、自身でも実践・分析を重ねてまいりましたが、内的要因において、
似ている箇所はあるものの大きく異なる点はあります。
結論
PCサイトとモバイルサイトのSEO手法は異なります。
PCサイトにおいて、大きく分けて2通りのSEO対策のアプローチ方法があります。
1.内的要因
2.外的要因
簡単に上記2つの重要要素を記述すると
内的要因についてについては
タイトル
METAタグ
掲載文章内
などが重要視されます。
外的要因については、
リンク数
リンク先の重要度
などが重要視されます。
さらに弊社では「キーワードマッチング作業」という独自の手法を用いてますが、
その話しは機会があれば後日。
モバイル・携帯サイトのSEO手法とは!?
さて、モバイルサイトにおいて何が重要視されるのでしょうか?
ヒント
携帯サイトは、携帯らしいサイト構成が検索エンジンに好まれます。
各種検索エンジン及び、公式サイト、一般サイトで評価・認識方法も異なりますが、
携帯サイトの場合、基本的には、PCのSEOアプローチとして前述した外的要因がほとんど認識されません。
2007年2月現在、ロボット型検索エンジンは時事刻々、目覚しいスピードで開発が進んでいる現状ではありますが、検索エンジンのロボット型クローラーはすべてのサイトに対して巡回しているわけではなく、サイトの重要性としてのリンク評価が実施できないためと推測されます。
2007年2月現在の状況
1.サイト内ページすべてが検索サイトに認識されるわけではない。
2.公式携帯サイトの多くが検索エンジンクローラーのIP制限を実施している
3.ロボット型検索エンジンのクローラーはすべてのサイトを循環しているわけではない
4.携帯サイトならではの簡潔なHTMLのため、構造化されていない。
5.CSSについてEZウェブ及びソフトバンクの次世代機には対応しているが、iモードでは対応していない
その他細かい点あげれば切りがないですが、一般的なモバイルSEOの手法は以下のとおりです。
現在主流の方法
1.各種検索エンジンの登申請
2.タイトルタグに適切なタイトルの入力
携帯らしいサイトとは?
それでは、話しを戻し、携帯らしいサイトとはどのようなサイトでしょうか?
1.絵文字を使ってる。
2.1行全角8文字表記されている
3.半角カタカナが存在する
4.ファイルサイズが小さい
検索エンジンにもよりますが、現在では上記項目を織り交ぜたページがモバイルSEOにも有効のようです。
皆様の試した結果をコメントいただければ幸いです。
あくまでも携帯用のアルゴリズム(検索エンジンの認識プログラム仕様)が急速に発展している現状ですので、
動向を今後も追い続けていくことが必要です。