どうも、ご無沙汰してます。田辺です。
突然ですが、今、すごくテレキャスターが欲しいんです。
いや、持ってるんですけどねテレキャス。
ほら、隣の芝生は青く見えるっというか、良いやつ欲しいんですよ。
でね、店内を見回すととても良い感じのテレキャスがいっぱいあるんですよ。
この誘惑に負けそうで日々悶々としているわけです。
ということで、今回は私がおすすめするテレキャスタータイプのギターをいくつかご紹介したいと思います。
① Fender Japan
TL62B/VSP/MR
ご存じFender Japanの限定生産モデルです。
いわゆる1962年のカスタム・テレキャスターの仕様をもとにしたモデルですが、
このギターの最大の売りは「指板」です。
ブラジリアン・ローズウッド(通称ハカランダ)に次ぐ高級材、「マダガスカル・ローズウッド」を使用しています。
一般的なインディアン・ローズウッドよりも目が詰まっており硬質で、音色もローズウッドらしい太さと力強いアタック感、レスポンスの速さが特徴的です。
その他にも、Fender Japan最上位のVSPシリーズの特徴として、
アルダー2ピースのボディやトップラッカーフィニッシュ、テキサス・スペシャルピックアップ搭載と至れり尽くせりの仕様。
アルダーボディならではのすっきりとしたバランスの良いトーンで、音の粒がそろいやすく非常に弾きやすい音色の1本です。
② Fender Japan
TC72TS BLK/R
強烈な存在感を放つ赤べっ甲柄のピックガードを搭載したテレキャスターカスタムです。
日本が誇るあのロックンロールバンドのメインギターを彷彿とさせます。
唯一無二の赤べっ甲柄1プライのピックガード、激しい演奏の際に誤動作しないように移植されたピックアップセレクター、各弦独立した弦高・オクターブ調整が可能な6wayサドルブリッジ、ゴトー製ロトマティックペグなど、
特徴的な仕様はしっかり押さえています。
アッシュ特有のレスポンスの速さと力強いアタック感、そしてローズウッドのコシの太さ。
深く歪ませても輪郭がぼやけることなく、タイトでキレの良いあの音を再現するにはやはりこの組み合わせが必須です。
③ SCHECTER
PS-S-PT VT/R
近年は凛として時雨のTK氏をはじめとして愛用者が増えているSCHECTERのTEタイプ。
シェクターならではの力強くキレの良いサウンドは近年のギターロックに最適です。
Seymour Duncan製ピックアップはこれぞテレキャス!というサウンドで定番のSTR-1&STL-1の組み合わせ。
通常このモデルは2ピースのアッシュボディですが、
今回入荷分はまさかの1ピースボディです!!
④ SCHECTER
PS-TR-PT-CTM BLK/M
同じくSCHECTERの限定モデル。
こちらは一見するとフロントハムバッカーのカスタムに見えますが、
実はこれはハムバッカーサイズのP-90タイプで、シングルコイルです。
通常のテレのフロントでは味わえない、太く色気のあるサウンドを味わえます。
ミックスポジションでの厚みと歯切れの良さを合わせたトーンもオススメ。
⑤ Crews Maniac Sound / K&T
KTR TL60's with T-60SF WBD
MUSICLAND KEYオリジナルのKTRシリーズのテレタイプ。
60年代初期のホワイトブロンドフィニッシュをモチーフにしています。
60年代というとアルダーボディのイメージがありますが、杢目が透けるブロンドフィニッシュは当時もアッシュがボディに使われていました。
ピックアップは最強のハンドワイヤリングピックアップ、K&Tの新作「T-60SF」を搭載。
ピッキングニュアンスの再現性、非常に早いレスポンス、深みのあるトーン、
すべてにおいて非の打ち所がないサウンドを奏でてくれます。
「テレキャスの音は、か細くて頼りない」というギタリストには、ぜひこの「テレならではの太さ」を体験していただきたい。
本当に良いテレキャスターはどんなジャンルでも最高の音を奏でてくれる、というお手本のようなギターです。
いかがでしょうか?
気になるモデルはありましたか?
テレキャスターというシンプルなギターでも、各ブランドやモデルによって異なる個性を持っていますので、
是非その奥深さをKEY横浜店で体験してください!