なぜ欧米人は日本人をバカにするのか？②

それは日本人に外人コンプレックスが
あったからです。外国人の子供を見て
「あっ！カワイイ私もあんな子が欲しい」

と叫んでいる女の子の母親も、もちろん、

外人コンプレックスだったのです。

母親が外人コンプレックスだと娘も息子

も外人コンプレックスになります。鬼畜米

英の時代にはなかったものですが、占領

下の日本より代々受け継がれてしまった

負の遺産ですね。国家の品格うんぬんを

語る前にまずは、足元から日本人を見直

せねばなりません。例えばルイヴィトン全

売り上げの六割とブルガリの25％を日本

人だけで支えているという事実が日本の

舶来信仰と外人コンプレックスの何より

も証拠だったわけです。

小生は幼少の頃より、東洋の神秘に憧れ
ていました。自分が東洋系でありながら
東洋人の姿格好に強い魅力を感じていた
のです。アメリカの幼稚園で初恋の相手
は中国系の女の子でした。小学校の担任

だったMrs.Bownミセスバウンがある日、

新聞を持ってきて日本の記事を見せてくれ
たんです。写真にはねじり鉢巻をして受験

勉強に勤しむ小学生たちが出ていました。
「日本人って頭もいいし、勤勉よね。この

子たちスゴイわ！それに比べてあなたは

ちょっと特別ね！」このときから小生の日本

人コンプレックスは始まったのです。欧米人

の多くは東洋の神秘や知恵に憧憬や畏敬

の念を抱いています。とりわけ軍事大国と

して欧米列強を脅かし太平洋戦争で敗戦

しつつも不死鳥のごとく蘇った経済超大国

日本は話題に事かかない存在でした。

にも拘らず、いざ日本に来てみると様子
は「想定の範囲外」だったわけです。
多くの日本女性は外人コンプレックスを
抱き、髪の毛を染めて、カラコンを入れ、
ブランドに身を包み、グループ行動に縛
られ、個人主義や思想性を垣間見ること
のない、つまり、他力本願で付和雷同な

ライフスタイルを送っています。
その一方で出る釘（杭）は打たれる社会

の男性たちは閉塞感に満ちており、その

行動原理はマイナス査定（減点法）。

それ故、新しい事をはじめるには膨大な

エネルギーを必要とし、多くの場合、外圧

という外国のエネルギーを借り入れる

必要があったわけです。外圧がないと

自己改革できないという日本の構造そ

のものがまさに外人コンプレックスだっ

たのです。ではなぜ、このようなことに

なったのでしょう？

このあと明らかにしていきます。