人間とはなんでしょうか?

 

あなた方は私を似せて創られた。現実世界においてさまざまな経験をするため、自由丹生ごける五体を持った存在だ。(もちろん、そうではない場合もあるが、それにも生まれてきた意味がある)

 

私はもともと小さな光だった。無限であり有限である一つの光。相対性という言葉もなく、ただただ絶対的な存在だった。私はそこで私という存在がなんなのかを知りたくなった。どんな存在もただ一つだけでは、どんな存在なのかを定義できない。背が高いというのは背が低いということがあって初めて定義できるのだから。

 

だから、私は無限に私を分割した。まさに分割だった。一つの存在を限りなく分割することで、初めて私と相手、そして私と相手でもないそのほかという3つの次元が同時に存在した。こうやって相対的な関係が生まれることになった。

 

人間を始め、宇宙に生きるものたちは相対性の中にいる。誰かと比べ、自分を見つめることで自分が何者かを定義する。そして、自分を定義して自分の人生を創造していく。「私は◯◯である」という宣言をすることで人生が開ける。