銀色の髪のアギト

舞台は300年後の未来の地球。未曾有の大災害から生き延びた人々は、荒れ果てた大地でひっそりと暮らしていた。

「森」が意思を持ち、人々を襲うようになった世界で、森と人類との共存のために作られた中立都市に住む少年アギトは

友人と共に森の奥の“禁断の泉”にこっそりと水を汲みに行くが、樹々の怒りに触れてしまう。アギトは水の濁流に流され

たどり着いた地底の底で、機械の箱の中に眠る少女トゥーラに出会う…

予備知識なしで観たら、予想外にけっこう面白くて人知れず感動。というか原画が緒方剛志氏なところに感激。

この人の絵が動いてるってだけでなんだか無性に嬉しい私はブギーポップ世代。←どんな世代だ

ともあれ、映像はかなりハイクオリティ。CGとアニメの融合も迫力あるし、まずヒロインの声が宮崎あおいなのが

たまらないわけです(笑)。どちらかといえばどこかのRPGで見たことあるような世界観や設定だけど。

最初、主人公のアギトが銀髪じゃないじゃん！とツッコミ入れたくもなるけど、しばしお待ちください。

映画の後半あたりから、ありえないほどのパワフルさで、見事に主役っぷりを発揮していただきます(笑)。