君を忘れない

1945年。海軍の望月大尉は、軍の特攻作戦に反発し、優秀なパイロット育成のために「302特別飛行隊」を結成。
集まったのは、超肥満児の高松、ジャズマニアの佐伯少尉、優秀だが陰のある三浦少尉、整備兵から出世した森。
そして、海軍兵学校を首席卒業し、望月の後輩ながら何故か彼と対立する上田少尉。
最後の青春を謳歌する彼らにも、やがて出撃命令が出される…

意外にも豪華なメンバーで繰り広げられる、戦争映画という名の青春ムービー。ちょっとかっこよすぎかもしれないけども、

まぁこれはこれで爽やかでいいんじゃないかなーと。避けられない“死”に直面して、それでも夢を持ち続けて飛び立つ若者。

まさに青春です。青い春です。でもやっぱりハッピーエンドではなくて。悲しいけどこれ戦争なのよね。みたいな。

戦争ってこんなものか、と思ってしまうのは間違いかもだけど、こんな戦争もあったんじゃないかな、ぐらいの作品。