天王町と書いて、「てんのうちょう」と読む。
この街はモロ地元。小学生のころには、
駅前にある本屋でゲームの攻略本を買っていた
思い出がある。覚えているのは、ファミスタ。
懐かしい。さて、この街、商店街なのだ。
というのも、天王町駅から歩いて5分ほどの場所にある
「洪福寺松原商店街」という巨大商店街があるのだ。
この商店街、規模が違う。
休日になると、平均2万5000人ぐらい人がくる。
駐車場を待つ自動車で小さな道も大混乱。
ホントに人、人、人なのである。
でも、そこにある商店はいたって普通だ。
確かに安い。でも、それだけで遠方から2万人以上の
人がくるハズがない。
その秘密は、活気と各商店の間取りにあると思う。
活気というのは、書くまでもなくスタッフの威勢の良さ。
魚河岸だろうと八百屋だろうと、お菓子屋まで
威勢が良い。それにコミュニケーション上手。
小さい子どもがいれば、おまけがついてくるし、
1本買うと2本ついてくるようなサービスだらけ。
さらに、お店の間取り。ここの商店、すべて路面で
商売をしている。入り口というものがほとんどなく、
いわば、八百屋スタイル。だから、入りやすい。
お店の前で商品を見てると、おばちゃんスタッフが
さりげなく声をかけてきて、おまけしてくれる。
しかも、思わず買っちゃう安さ。
この商店街の接客術、モンスター級なのだ。