補装具(靴型装具・整形靴) | けろままのRA+日常~リウマチ34年生~

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~ リウマチな日々の記録 ~ 
2010年春、右手指MP関節に人工関節を入れ、2019年秋、再置換しました。
「失くしたものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ。」を
座右の銘に日々奮闘中♪  

先日のリウマチ診察の記事の時に書いた靴について…

 

1月の診察の時に、足の装具の製作依頼書を主治医に

書いてもらい、重い腰を上げて靴屋さんに予約の電話をし

その後、出来上がりまで3回ほど靴屋さんに行きました

 1回目…足の採寸、痛みがある場所の確認と靴選び

       良いなぁと思った靴が、お店の在庫に無かったので

       取り寄せをお願い

 2回目…取り寄せてもらった靴が届いたので、実際の色の確認と

       履いてみてサイズを確認し、その靴に合わせて

       1回目の採寸に基づいたインソールの作製をお願い

 3回目…出来上がったインソールを入れて履き心地を確認

       ココをもう少し柔らかく…など、細かい点の修正をお願い

 

手持ちの靴に合うように足底板(インソール)を作ることも

出来ましたが、さて、どの靴で??っていうのもあったし

そもそも、インソールを取り外し出来るような靴も

持っていなかったので、色々と相談の結果

インソールだけではなく、靴型装具でお願いすることにしました

 

靴型装具というと、なんだか大げさな感じがしますが

インソールが取り外せる靴と、けろままの足に合うように

作製したインソールをセットで購入したということです

 

まず、採寸してもらい、靴型装具としてお願いできる靴を

数点選んでくれて、その中から選んだ靴がコチラ下矢印

(※上の画像はお借りしました)

 

作製していただいたインソールがコチラ下矢印

170309_1650~01.jpg

足の縦アーチと横アーチをしっかり支えるように

そして、踵をしっかりホールドできるようになっています

 

インソール全体もクッション性が良く、柔らかいのですが

底マメが当たる部分は、他の部分よりも更に柔らかい素材に

加工してくれています(下の写真で黒の濃い部分)

170309_1651~01.jpg

 

横から見るとインソールの凸凹がよくわかりますね

170309_1652~01.jpg

インソールの厚みもかなりあります

 (なので、インソールの取り外せない手持ちの靴に入れるというのは無理~)

 

靴の中にインソールを入れるとこんな感じです下矢印

170309_1657~01.jpg

ちなみに、インソールの色は選べたので靴と同じ色にしました照れ

  見た目にはわかりませんが、親指や小指が当たる部分の革を柔らかく

  してもらったり、紐の下のベロ部分に厚みを足してもらったりしてあります

 

数日履いた感触としては、足に合わせて作ったものなので

さすがにとってもピッタリで歩きやすいですルンルン

今まで、足に巻くタイプの装具を付けて、それから靴下を履いて

靴を履いて・・・だったので、足に直に靴下を履く感触が新鮮です爆  笑

 (何年振り?何十年振り?? なんか足が涼しいです…笑

足裏のクッション性もかなりあるので、底マメも痛みが少ないです

 (衝撃少なく歩けていれば、だんだんマメは無くなっていくらしいです)

ちなみに、インソールが入りさえすれば、靴は他の靴に

代えても大丈夫だそうです(入る靴を探すのが大変そうだけど…ねー

 

外を歩くのは快適になりそうだけれど、困ったことが・・・

今までの装具は足に巻くタイプだったので、家の中も外も

関係なく使えていましたが、今回は靴なので家の中が・・・ガーン

補装具の耐用年数は、1年半と決まっていて、1年半経たないと

新しいモノは作れません滝汗

 

北海道の場合は、どうしても夏靴と冬靴が必要になるので

手帳(障害者総合支援法)を使えば、1年半経たなくても2つ目を

作ることはできるらしいのですが

同時に作るということは、出来ないそうで・・・えーん

 こういうところは、いかにもお役所が作った制度ですよね~

 「家の中でも外でも、いつでも歩く時には必須のモノ」なのに~えー

仕方がないので、家の中では今までの装具を使っていますショボーン

 

最後に、気になるお値段ですが、採寸代と、靴+インソール代で・・・

170313_1408~01.jpg

¥98,512円ポーン こうやってお値段見るとビックリですが

主治医に装具が必要だと診断され、製作依頼書を書いて貰えれば

健康保険が効きますので、たいていの方は3割負担になります

ただし、一度全額を支払った後、社保や国保に申請して

数か月後に7割が戻るという手順です

 

今回、けろままは、早く手元に欲しくて健康保険を使って作ったので

一度全額を支払い、後で差額が戻ってくる手順となりましたが

障害者総合支援法で作る場合は、役所に先に見積書や診断書

等の提出をして、装具が必要だと判断されてから作製となり

健康保険よりは、時間がかかってしまうことになりますが

費用は、一度全額払う必要は無く、原則1割負担で作れます

(けろままの場合、障害者手帳を持っていることによって、どちらの方法で作っても

最終的なお支払額は変わらないので、一時的にはお財布痛いですが

モノが早く手元に来る方を選びました)

 

障害者手帳を持っていなくてもリウマチと診断されていれば

障害者総合支援法による補装具費の給付対象となるので

手帳を持っている人と同じ手順で補助が受けられます

(健康保険の場合は、保険加入者であれば、もちろんどなたでも使えます)