昨日のライトアップニッポン、テレビ中継もあったんですが、見られる方いらしましたかね?

現地で。テレビで。もしくはラジオで。

ゆっひぃさんとぶーこ(8)とプーこ(5)と実家の母とお義母さんは松岩の中学校から見ました。
近くで見たかったのですが、交通事情や、いつもと違う打ち上げ場所なので「どっから見だらいいんだべ~」と悩み、中学校から見えんじゃね?となって、とりあえず実家から歩いてすぐの松岩中学校へ。

そこも仮設住宅が建っています。
ゆっひぃさんの目論みとしては、正門下の階段から花火が見えるだろうと思っていたのですが、住宅周りのフェンスがあるためすんなりたどり着けませんでした。
ぐるっと一回りしてから正門へ。
やっぱり人がいました。
目論み通り。
近所の方や仮設に住んでる方が階段に腰掛け、花火を楽しんでいました。

うちのチビッ子がいちいち騒ぐので迷惑かけたんじゃないかしら。

「おおきいねー」
「音小さいよ?」←みなとまつりでは岸壁で見ますからね。今回は遠いので音はお腹に響いてきませんよ。
「きれいだねー」

思い思いの感想を言いながら見ていました。

後半、ニコマークとハートマークの花火が連続してあがると、ぶーこは
「あ!笑顔!あ!ハート!」
笑顔ハート笑顔ハート!と連呼して喜んでました。

仮設の方々も日々の苦労を忘れて、楽しんだひとときではなかったかな。


たくさんの善意によって実現した花火。

本当にこれまで色々な支援がありました。
恩返ししきれないくらいです。

恩返しと言う形ではもはや何をどうしたらいいか分かりませんが、地震大国ニッポンである以上、今後どこかで災害に遭う地域があると思うのです。その時に、今の被災地が率先して動く事は勿論、個人個人もなにかしら「やりたい!」という気持ちに向くはずです。そういった流れはすでに今確証済み。阪神大震災その他地災での経験からいち早く動いた団体・個人が多くあったからです。

ここ気仙沼も後々は「いざ被災地」の心で動く地域となるでしょう。格別の思いで。



花火のあと、自宅に帰る者、仮設に帰る者…と散り散りになっていきます。

校庭の半分以上が仮設の敷地になってます。ゆっひぃさんの母校ですけど、今は母校という感覚はありません。校舎を見れば懐かしいものですが、校庭には非常時な光景。
体育館も一部損壊したまま。校章もおっこちたまま。早く直せばいいのに。直せないのかな。公共機関は修繕早めにやるんじゃないのかな。生徒も不安にならんのかな。

色々思いながら歩きました。


早く普通を日常を。

願うばかりです。



ゆっひぃ拝