最近は、将棋が藤井四段の連勝記録で賑わっていますね。
昨日はついに29連勝!30年ぶりの記録更新デス!口笛
中学生での大記録、しかもデビュー以来ということで、凄いと言うしかありません。ウインク

自分の子供にも将棋を習わせたいというお母さまも多いことでしょう。
お隣の囲碁関係者の私としては、とてもうらやましく思っています。えー
かくいう私も、将棋が指せます。実は、囲碁よりも先に将棋を覚えました。でも今は、ほとんど将棋はやりません。
なぜ私が将棋ではなく囲碁を選んだのでしょうか、囲碁と将棋の共通点と相違点を私なりに考えてみたいと思います。



 

<共通点>
・先を読む力(左脳)を用いる
・図形認識の力(右脳)を用いる。
・戦略思考力を高める。


<相違点>
・囲碁の方がより右脳を用いる割合が高い。
・将棋は城を取る戦い、囲碁は土地を取る戦いであり、囲碁の方がより広義の戦略性が必要。
・将棋は能力差を前提とした適材適所の人事戦略、囲碁は一人当たり生産性を追求する総合的経営戦略


囲碁も将棋も奥の深いゲームですが、私の場合は、子供心に囲碁の方がより奥深いと感じたように思います。
どちらも好きだという人も多くいます。
私の場合、将棋は指したいと思わないのですね。読むのがさほど好きではないようです。
私の大学の後輩に、将棋で高校の全国大会に出ていたくらい強かったのに、大学では囲碁一辺倒で、今は囲碁業界にいるという人がいます。
どちらが良いか?向き不向きの問題かもしれませんね。
まずは、将棋も囲碁も覚えてみる、やってみるということで如何でしょうか。

(関羽が囲碁を打ちながら大手術に耐えるの図)

 

最後に、ちょっと視点を変えて、囲碁と将棋の違いを見てみます。
<相違点>パート2
・将棋は日本の競技、囲碁は国際競技
・将棋は文字情報、囲碁は非言語
・将棋は女流棋士が別枠、囲碁は男女共通
・対局中、将棋のプロはよく食べる、囲碁のプロはあまり食べない
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今回のニュースで、将棋の10代のプロ棋士が2人しかいないということにも驚きました。
囲碁では、中学生でプロになることは普通のことですし、最年少記録は11才だったかな。
先日、人工知能(AI)と最終決戦した中国人世界最強棋士は19才です。
日本でも、先日女流三冠を獲得した藤沢りなちゃんは18才です。

連勝記録とかも時々ある話です。(日本記録は29連勝、世界記録は41連勝)

にもかかわらず、囲碁では大したニュースにならない、将棋だとこれだけの話題性が出るのは、一体どういうことでしょうか?
囲碁が国際競技であるための宿命なのかもしれませんが、いや、囲碁でもいけるんじゃね?と勇気づけられると同時に、もっと業界として情報発信が必要だよな~と感じている今日この頃デス。

てなところで、See You!

 

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