ですが、当の本人は瀕死の状態です。
造血が移植前より格段に悪い。
相変わらず血球は減っていく一方。
白血球が下がりすぎてセカンドオピニオンへの道も多難です。
(極端な話、強力感染症になったらそのまま死ぬかもよらしい)
とりあえず熊本空港から伊丹空港まで飛んで、そこからタクシーに高速を飛ばしてもらうのが一番安全そうです。
強力マスクして行きます!
先生がちょっと探りを入れてくれた感じだと、私の体調と状態、病院の空き具合から受け入れは難しいかもという感じだったそうです。
(それは私の状態が空きができるまで持てるのかも含めて。余命との兼ね合いもあります)
でもとりあえず来てくださいってことだったので、来週弾丸スケジュールで行ってきます!
担当医は本当になる早でアサインしてくれました。
まだ、持続点滴切れてないので今週中に頑張って切りたいと思います。
担当医は「もし受け入れ不可と言われてしまったら、最悪うちで兵庫式ハプロをやるよ。」と言ってくれました。
(症例は少ないけどやっていて、実は今も進行中の兵庫式ハプロ移植もあるらしい)
「正直ノウハウの蓄積が少ないから、明文化れてないさじ加減の部分が我々には分からない。兵庫と同じ成功率や寛解率を出せるとはとても言い切れないけど、打つ手なく死ぬような事はさせない。
たけももさんは背負うべきものがまだたくさんあるでしょ。
ここで死ぬ訳にはいかないって思うからハプロに挑戦するんだもんね。
セカンドオピニオンがどんな結果になろうと、対策は一緒に考えて行きましょう。
でも、セカンドオピニオンは後悔しないために絶対に行ったほうがいいよ。
そして、全ての情報を自分の目で耳で確かめて決めればいい。」
受け入れ不可だった場合の最後のリカバリ方法も準備して貰って、受け入れ可だった場合も兵庫が空くまでクリーンルームに居候できるという両方のストーリーな道筋がたちました。
ここまで計画を立ててくれた担当医に脱帽。
馬が合うのかな、3年間のお付き合いですが論理的思考をダイレクトにぶつけてくれる先生と話してると、本当に話しに筋が通っているんですよね、気持ちいい。
先生も楽なのかも知れませんが。
それでも私より2'つくらいしか年離れてない。
やっぱり医者になる人は凄い。
さて、もう歯車は動き出しました。
多分雪の降る頃には何か結果が出てる筈です。
元気になって退院しているのか、この世を去っているのか。
誰にも分かりません。
もうこの苦しみのループは終わりにしたい。
私も含め家族全員が思っています。
来年の桜が元気に見れますように。
そしてハウステンボスにも行けますように
願うだけでは駄目なので不退転の覚悟でやるしかない。
けど残念ながら運も大きい。
当人は分からないので頑張るだけです。
それが精一杯。