重力アクションで壁も天井も歩ける!グラビティデイズ・ファーストインプレッション
本日発売された重力アクションゲーム、PSV「GRAVITY DAZE
重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」。
PSVITAソフトの中ではトップクラスの期待度という事で、さっそく購入しました!
特典のスペシャルブックレットもゲット!
設定画やショートコミックが掲載された内容で、全34ページ。
紙は結構しっかりとしたものとなっていて、特典としては良く出来ています。
ところで、本作はネット上でよく「グラビティダゼ」と言われていますが、
これってタイトルに含まれている「DAZE」をローマ字読みしたものなんですねw
今日、初めて知りました(^▽^;) てっきりながーいサブタイトルに
由来が隠されている物だと思っていた。さて、ここからは
本作のファーストインプレッションをしたいと思います!
▼基本的なゲーム進行
3Dアクションと言っても、様々な種類が存在しますよね?
スタートからゴールを目指す一本道のアクションゲーム。
広大な箱庭世界を駆け巡るアクションゲーム。
沢山の敵を倒して行くアクションゲーム。
本作をこの中で分類すると、広大な箱庭世界を駆け巡るアクションゲームになります。
ゲームの基本的な流れは「ストーリーミッション」をこなしつつ、
合間にフィールド探索や「チャレンジミッション」を行っていく
「グランド・セフト・オート」や「アサシンクリード」みたいな感じ。
本作はこれらのゲームとは違って壁や天井も歩け、
そういうところにも仕掛けが隠されているので
見た目以上に広く感じます。移動中にロード時間は
一切無く、まさにオープンワールドと言えそうです。
▼重力アクションで壁も天井も歩ける!
ゲーム中にRボタンを押すと無重力状態になり、もう一度Rボタンを
押すとカーソルと重なった壁や天井に重力が移動して、
そちらに貼り付く事が出来るようになります!
本作ではこのアクションを活かした遊びが最大の特徴のようなので、
これからどんな活かし方をするのか楽しみですね。
基本操作はスティックで移動、×ボタンでジャンプ。
多くの3Dアクションゲームの操作を踏襲しているので、
この辺は戸惑う事がありませんでした。
ただ、やはり重力アクションを多用するとカメラをグルグルと回す事になり、
3Dアクションが苦手、もしくは3D酔い耐性が無い人には厳しいと思います。
アクション面の難易度は控えめで、チュートリアルも丁寧な作りなんですけどね。
「空間認識」をするのが難しい人は、それでも厳しいと思います。
▼ストーリーミッションはスピード感のある内容!
ストーリーミッションでは随所にイベントシーンが挿入されるものの、
よくある3Dポリゴンの寸劇シーンは少なめで、
アメコミ調のイベントシーンがメインとなっています。
このアメコミ調のイベントシーン。演出過剰じゃないので
3Dポリゴンの寸劇シーンでは味わえないスピード感があり、
ジャイロ操作を使って傾けることも出来るので、
没入感を損なうことなくストーリーを楽しむ事が出来ました!
また、アメコミシーンからゲームシーンへの切り替えが一瞬なのもgood。
肝心のゲーム部分についてなんですが、
重力を使って飛びまわってアイテムを集めたり、
見つからないように移動したり、敵を倒したりと飽きさせないよう
工夫されていて、単調に感じることは全くありませんでした。
▼成長要素も存在
マップに散らばっている「プレシャスジェム」を集めると、
主人公の能力を強化する事が出来ます。強化できるのは
体力だったり、攻撃力だったりと色々。また、「プレシャスジェム」は
街の施設の稼働にも使用するので、このゲームではとっても重要。
マップの至る所に存在するので、適当に走りまわってこのアイテムを
集める楽しさもあります。これは箱庭アクションゲームっぽくって良い感じ♪
▼チャレンジミッションについて
ストーリーミッションの合間に楽しめる「チャレンジミッション」は
ゲームクリアとは直接関係の無いもので、
こちらはスコアを競うミニゲーム形式となっていました。
ミニゲームの内容は制限時間以内に沢山のアイテムを獲得することだったり、
敵を倒すことだったりと色々。まあ、よくあるタイプのものだと思います。
高スコアを獲得すると沢山の「プレシャスジェム」が貰えるので、
本作でウリとなっている重力アクションを上手く利用していきたいところですね。
▼世界観・キャラクターについて
どこかレトロな雰囲気が漂う世界観は海外でも通用しそうなデザインで、
とてもセンスを感じます。キャラクターも萌えとはちょっと違う色気さを感じられ、
こちらも上手い落とし所に感じました。ちなみに音声はほとんど
収録されておらず、その少ない音声も日本語ではありませんでした。
世界観といい、演出といい最近の国産タイトルとは
一線を画したものとなっていて、ここは流石新規タイトルといった感じ。
なんか色々と落とし所が上手くって、センスが凄く良いんですよ。
全体的にはとても丁寧な作りで、非常に好印象です。
基本的なゲーム進行はオーソドックスなオープンワールドアクションゲームですが、
世界観や演出、アクションは独特で、新鮮味は十分に感じられました。
元々僕はオープンワールドアクション好きで、
新鮮味も求める人なので、このゲームはドストライクかも!
・・・どーでも良いけど、本作の主人公、キトゥンって僕が昔付き合っていた彼女と似てる。
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