このホテルはツインとダブルの差こそあれ、基本的にはスイート以外はこのタイプ・広さの客室となるようです。
今回のクアラルンプールでの1泊目の宿は、ランカウイへのトランジット的な意味もあったため空港からのアクセス重視で選びました。
KLIA~KL市内はタクシーでも移動可能ですが、時間の正確さとスピードを求めたらKLIAエクスプレス(鉄道)利用が良いように思われたので、KLセントラル駅付近で値段の手ごろなホテル・・・という条件でヒットしたのがこのホテルでした。
SPGのサイトで予約しても良かったのですが、今回は某予約サイトを通した方が安かったのでそちらから予約。
この日はKL市内の宿はどこも高く、1泊12,000円程度でした。
到着するとフロントで
「SPGの会員ではありませんか?」
と聞かれたので
「会員ですけど、今日はカードは忘れました。」
と答えると、名前で検索してくれ、
「会員情報が見つかりました。SPGの会員ですから、高層階の部屋を用意しました。」
とのことで、眺望の良い側の20階の部屋を用意してくれました。
このあたりの対応は◎ですね。デキるスタッフです!!
で、部屋へ。
アロフトと言うと、Wホテルのカジュアル(廉価)版ということで、正直大した期待もしていませんでした。
寝られればいいかな、くらいの。
ところが、この期待はいい意味で裏切られることとなります。
おっ!思いのほか広~い!!
ベッドとデスクの間は、想像以上にスペースがあります。
デスク、ソファー、テレビ&冷蔵庫が窓際にコンパクトに並んでいます。
不思議なレイアウトですが、これはこれでありかな、と。
ただソファーは座るとベッドしか見えない(笑)ので、どうかとは思いますが・・・。
プラグ差し込み口はマルチタイプのものも1箇所用意されていました。
その他、USBやHDMIケーブルの差し込み口まで!
室内は禁煙で、違反すると300MYR(約1万円)の清掃費用を請求するとの注意書きが。
私はタバコは吸わないのでむしろありがたいですが。
その他、ホテルの案内等も、コンパクトかつスタイリッシュな冊子にまとまっていました。
広さも十分。
ちなみに、照明は枕元のスイッチで自在にオンオフできます。
バスローブやセーフティーボックス、スリッパなど必要なものはすべて揃っています。
その他コーヒーなんかも用意されています。
バスローブのあるクローゼットの反対側がトイレ&シャワーです。
このホテルの客室はシャワーのみで、バスタブはありません。
トイレとシャワーブースは、同じガラス扉をスライドさせて使用します。
スタイリッシュだけど、2人で泊まるなら不便かも。
1人で泊まったんでその辺は全く気になりませんでしたが(笑)
シャワーブース。シャンプー&コンディショナーとボディソープは備え付けですが、Blissの良いものを使ってます。
バスタブはあったらあったで嬉しいですが、KLは暑いのでシャワーだけでも全然問題ありません。
(真冬のフィンランドのホテルでバスタブがあったときはさすがに嬉しく感じましたが。)
その他、冷蔵庫はありますが空で、自分で好きなものを入れられます。
これは嬉しいですよね!!
フロント階にちょっとしたコンビニ的な商店があって、そこでドリンクも買えますし、隣のショッピングモール(nu sentral)の地階にあるスーパーで安くいろいろ購入できます。
エレベーターもそんなに待たずに来てストレスなく利用できます。
部屋からの眺めや屋上プール、朝食はまた改めて別記事にて紹介しますが、全てにおいて期待以上に良いホテルでした!!
ただ、今回宿泊するにあたってトレーダース(ツインタワー近く)と激しく迷ったのですが、空港アクセスをとるなら間違いなくここ、立地の便利さならKLCC周辺のホテルでしょうね。
(結局空港アクセス重視でここにしましたが。)
KLCC周辺に出るには列車かタクシーなんですが、タクシーは時間かかるし列車は激しく券売機が混む!!ので。
トランジット用のホテルとしてはかなりの高評価!!
また泊まりたいホテルです!!