プリンタ分解清掃レポ EPSON PM-3300C 【前半】 | FlatFish - kentとゆかいな世の中のおはなし -

プリンタ分解清掃レポ EPSON PM-3300C 【前半】


ずーっとやってみたかった


インクジェットプリンタの分解清掃

ググればたくさん報告ページがあるので


完全なるチャレンジではないのですが



なんせ「壊れてもしらないよ~」なので


なかなか勇気がでず…





そうこうしているうちに


プリンタの調子が急激に悪化し


印刷するとシアン(青)の横筋が入るように


クリーニングを繰り返しても、ほとんど改善せず。





父が「そろそろ買い替えよか」と言ったので



「じゃぁとりあえず分解してみる!」



となった訳です


(てことを友達に話したら、「 “じゃぁとりあえず” とはならん」と言われた…)






果たして、分解掃除は無事完了したのか…!?



(※小さい写真はクリックすると拡大します)







kent家のプリンタは


EPSON PM-3300C


A3プリント対応のインクジェットプリンタです
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青い筋が頻繁に現れるのは


青インクがでてくる穴が汚れで詰まり


データどおりにインクが出ないからでは?


と予想


(分解清掃をしたいから、そういう理由だと予想)





インクヘッドを取り出して洗う!


というのが今回の分解清掃の目標です






パソコンで分解レポサイトを見ながらの挑戦。

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フタをあけるとこんな感じ。

ここまでは、いつもの光景。

FlatFish - kentと愉快な世の中のお話 -



ネジをはずして上のカバーを全部外してしまいます。FlatFish - kentと愉快な世の中のお話 --4





写真の白い帯は、

インクヘッドの部分にデータを送るコード?

カビとホコリの混ざったようなものが大量付着…

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インクカートリッジをはずします。

独立タンクが市場に登場した頃の製品だったので

まだ一体型タンクです

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写真を拡大すると良く分かりますが

インクヘッドが通るところはインクでベットベト

A4用紙を入れているのに、間違ってA3印刷すると

紙が無いところまでインクを吹き付けることに。

端っこの方はびっくりするほどインクまみれになっちゃう…


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インクヘッドが普段収まっている部分

クリーニング機能は

インクを大量噴出して噴射口のつまりを取り除くので

その周辺は自然とベットベトに


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下に通じる穴があって

スポンジがその穴に不要インクを誘導する仕組み。

一応ここら辺も水をかけて洗っておきました

(使い始めたらスグ真っ黒になるやろうけど…写真は洗浄前)

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さて肝心のインクヘッド

いつもインクカートリッジをいれるところの下に

インクヘッドがある。

この黒いプラスチックの裏側です

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まずはフタを取る

(折れそうやったw)

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押さえつけてるような金属棒を取る

なんかバネみたいなものも付いていたけど、取る。

(分解の時バネは一番の曲者…

   ビヨーン!!バラバラ~…→再起不能)

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ふぅ、目立つ邪魔者はいなくなった。

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さてと、

コードがついていると離れないので

コードがついた部品を取り外しましょう!

うりゃ!

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…くっついてて外れん。

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グリグリと色々動かしてみる…







あ、外れた♪

(そんなんで戻せるんかw)



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基盤が見えました。

確かここら辺でネジを一本外して…


バコッと外す!







インクヘッド登場!

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しかし、問題発生




コードが外れない。







グイーンと引っ張るも…




外れず。

(遠くに延ばそうとも、これくらいの距離が限界)

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結局はインクヘッドが洗えれば良いんやから。

よし、このまま… ブツブツ…


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うん、それは無理w




この基盤がくっついたパーツがはずれてくれんのよな~
コードの外し方がわからん。

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よし、一回冷静になろう。




このコードが邪魔なわけやから。


とりあえずテープを外して

(テープが付いた画像は上の方に有)

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お、プラスチックからは、外れた♪

コードの先端がくっついてる部分を発見!

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さて、こっからどうするか…





コードの先端はインクヘッドの部品に装着されたまま。

う~ん…

コネクタみたいにパチッとはずせるもんやと思ってた…

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困ったなぁ…



分解チャレンジもここまでか…


「まぁつぶれても良いと思ってたしな」




とここで、新事実発覚。。




買いだめしてたインクカートリッジが
カラーブラック共に2個ずつ余ってる…




このまま使えなくなると…

ざっくり1万円くらいの損害ですか?w





あかん、それはあかんw

1万円あったらプリンタ買えるがな!






ぬぉ~~!

なぜ取れぬ!

なぜこのコードは取れぬ!!











あ、引っ張ったら取れた♪


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なーんだコードの先っちょが刺さってるだけの構造なのね。




無事とれました
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おぉ、こっちも同じく。
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コードの完全分離成功!
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インクヘッド部分をはずしたらこれだけになりました。
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ついに本丸インクジェットの取り出しに成功!
拡大すると汚れているのが良くわかります。
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縦に二本ずつ計六本、
インクが出てくると思われる穴の列を発見
かなり小さな穴です。
インクがすぐ詰まる理由が良く分かる。



さっきのインクジェットの裏側(上面)はこうなってます
6つ並んでいる突起
インクカートリッジがグサッとささるところです。
(カラー5本+ブラック1本。中央左下の6本目は見えにくい)
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プリンタ分解レポ【前半】はここまで

【後半】はいよいよ洗浄



電気製品の 天敵「水」 との激しい戦い!

果たして汚れはキレイになるのか!?

そしてプリンタは無事動くのか!!


1万円の損害をかけた挑戦の結末はいかに !!


(なんやねん突然このノリw)











プリンタ分解清掃レポ EPSON PM-3300C 【後半】