私がリマに1ヶ月以上いる理由 | 一期一会で世界を周る

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ブエナス・タルデス!(こんにちは)

かなり久しぶりの更新です。

ここ最近は書く気になれませんでした。

ごめんなさい。

前回はマチュピチュの記事だったのでその続きから。








マチュピチュをしっかり見て回り、

その後ペルーの首都、

リマに移動してきました。

リマには4泊のみの予定で、

そこから絶海の孤島、

イースター島に飛びます。

リマでお世話になる宿は、

お宿桜子

マリオさんなつきさんご夫婦が営む人気のお宿。

ここでイースター島への準備をし、

気持ち良く出発する。

そんな風に思っていました。








そんなリマでの3日目。

溜まっていたお土産や荷物を日本に送りたく、

旧市街の中心にある郵便局へ。

約5kgを依頼して8,000~9,000円ぐらいだったと思います。

高いですが軽くなるなら言うことなし。

手配完了。

郵便局の後は別の目的地に向かう為、

中華街の裏の方にある駅へ向かって歩き始めましたが、

これが間違いでした。

中華街から駅までは徒歩20分はあったと思います。

この時昼の13時。

今日は土曜日。

どんどん奥に入っていくにつれて、

周囲の建物はつくりかけのボロボロ、まるで廃墟。

人通りはそこそこあったと思います。

これまでの南米各地でこんな道があったら間違いなく避けていましたが、

この時は駅までいけるとどこか確信していました。

15分ぐらい歩いたところだったでしょうか。

「チーノ、チーノ」 ※チーノとはスペイン語で中国人のこと

20mぐらい先の方で、男が二人ベンチに座りながらそう言ってきました。

この時私は、

いつものアジア人に対するおちょくりか。

と、そう思いながらイラっとするのを堪え、

そのまま通り過ぎようとしました。

しかしその時、

男二人が近寄ってきました。

ポンポン。

私の肩にそう触れてきた瞬間、

腹巻タイプの貴重品入れを突如引っ張りはじめました。

腹巻きがバレてる。。。

この時私は反射的に盗られまいとして、

無我夢中で引っ張り返し、抵抗。

ただ後ろから別の男が私のTシャツを引っ張りはじめる。

すると、

前方にあったいかにも怪しそうな細い路地から4人の新たな男が出てきました。

そこからもみくちゃ状態に。

突然の出来事に戸惑いながらも、

どこからか湧いてくる憎悪感にまかせて、

○$€%#£€@&!!!!!

わけのわからない言葉を叫んでいました。

その時ふと視線を周囲に向けると、

野次馬が集まっていました。

そうです。

誰も助けてくれません。

うわあ、やられてる。

そんな悲しそうな目で見られていた気がします。

それでも抵抗していましたが、

ブチっ。

ついに腹巻は引きちぎられ、

男達は細い路地へと走って去っていきました。








事が終わった後で少し思ったこと。

まず、

いつも持ち歩かないはずの腹巻タイプの貴重品入れをその日に限って着けていた。

珍しいことはしてはいけないと思いました。

しかもたまたま、

腹巻のなかにはパスポート、クレジットカード3枚、運転免許証が入っていました。

今まで訪れた国のスタンプや記念スタンプもこれでパアです。




次に、

抵抗した。

初めての経験だったので、

もう反射的にそうしてしまってもしょうがないとも思いますが。

ただリマの危ないと言われるエリアでは銃が出回っています。

今回飛び道具である、

ナイフ、銃は出てきませんでしたが、

仮に抵抗したが為に撃たれていたら。。。

考えただけで恐ろしいです。








話を戻します。

男達が去っていってすこししたところで、

巡回中のパトカーがきました。

遅えよ(;´Д`)ノタイミング悪いよ(;´Д`)ノ

そう思いながらパトカーに乗り込み、

ツーリストポリスへ。

事情を身振り手振り説明し、

ポリスレポートを取得。

夜7時頃、

お宿桜子に戻ってこれました。











〈事件後の警察署にて〉








翌日、翌々日は、

リマのツーリストポリスがパトカーでお宿まで迎えに来てくれることに。

パスポート再発行の為ペルー日本大使館、

イースター島キャンセル&返金の為LAN航空のオフィス、

さらにはスーパーマーケットやリマ市内の観光まで連れていって頂きました。

ツーリストポリスでも腰には銃を装備しているので、

どこか安心感がありました。

銃を持った3人と行動をともにすればなおのことね。

ちなみにパスポートは3~4日で再発行し受け取ることができました。

イースター島の航空券もキャンセルでき、

かつ返金もしてくれました。

しかし一番やっかいだったのが、、、

クレジットカードの再発行でした。

今回の一件で一番ストレスが溜まったといってもいいでしょう。








元々3枚のクレジットカードを保持しており、

結局再発行できたのは、

2枚。

再発行できるまでにかかった日数は、

約3週間。

日本の熊本の郵便局から南米ペルーのリマまでは国際速達郵便で、

約4日。

再発行、

時間かかりすぎです。

なんとも日本の銀行は融通が効かない。




り○な銀行 高円寺出張所

〈良い点〉

再発行書類を実家にすぐ送ってくれた。

対応した担当者が誠実だった。

〈悪い点〉

時間かかりすぎ。




み○ほ銀行 目黒支店

〈良い点〉

渋々再発行書類を実家に送ってくれた。

〈悪い点〉

時間かかりすぎ。

対応した支店責任者の態度が横柄。




ス○ガ銀行 三島支店

〈良い点〉

なし

〈悪い点〉

はじめに対応した担当者、

次に対応した支店責任者の態度が劣悪。

支店責任者との話し合いでは途中で電話を切られるという始末。

完全に顧客を顧客と思っていない。

また本人が直接こないと再発行できないという、

まあなんともアホな回答。

直接来いといわれても、

パスポートも金もカードもねえのにどうやって帰国するんじゃぼけ。

て感じですよ。

ね、アホでしょ?♡

自分の落ち度で紛失したわけでなく、

強奪されたという事実、

困っているから再発行を頼んでいるのに、

できませんの一点張り。

今回の旅資金の半分近くがこのクソバンクにあるんです。

旅に持っていくクレジットカードやVISAデビットカードは、

万が一の時、

再発行の手際が良い会社を選ぶのも重要だと認識できました。








そんなこんなで、

4月2日にリマに到着し、

4月6日にイースター島へ飛ぶはずでしたが、

気付けば今日は5月8日です。

1ヶ月以上お宿桜子にお世話になっていました。

当初どうせお宿に長くいるのならなにかしたいと思い、

併設しているサウナで汗を流し、

トレーニングルームで体を鍛え、

宿の屋上でさらに自重トレーニング、

という1ヶ月を過ごしていました。

おかげでサウナとジムのスタッフとかなり仲良くなれたと勝手に思っています。

トレーニングはこれからも継続したいと思います。笑

あと被害にあってからの1週間ぐらいは、

外ですれ違うペルー人が全員悪人に見えていました。笑

冗談なしでそういう日々でした。

色黒、筋肉質、タンクトップ、ベースボールキャップを逆さに被るような奴は特に。笑

パスポート、カード共に不本意ながら手元に戻ってきた、

ということで、

次の目的地、

どうしようかなと思っていたのですが、

やはり、

やはり、

やはり、

諦められないので、

明日から、

イースター島に行ってきます!

リベンジです!


でもこうやってリベンジできるのも、

命あってのおかげ。

そして親身になって助けてくれた周りの方々のおかげ。

これからの旅路でも何かあってでは遅いので、

相手が満足するであろう現金は常に持っておきたいと思います。

持ち金が少なすぎて相手に撃たれた人もいるみたいですしね。

中南米だけでなく世界中どこにいても命を第一に。

今回の件は良い教訓になりました。

てなわけで次回はイースター島編です。

ちなみにイースター島はペルーではなく、

チリです。

5月9日~21日までイースター島。

そしてまたリマのお宿桜子に戻ってきます。

そこからガラパゴス諸島目指して北上という大まかな流れ。

読んで頂きありがとうございました。

ではっ。






〈お宿桜子の看板犬、桜子。1ヶ月以上私を癒してくれました。〉




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