前回のブログについて、本日付の読売と産経が報じている。
大変、不本意な記事である。新聞社で整理部経験があるため、私は刺激的な見出しをつけるが、内容は極めて温厚だ。維新は議論して、決める政党だということを述べたにすぎない。
一つには、竹島について、あたかも島自体を共同管理されるような報道がなされたが、領有権について国際司法裁判所が判断するまで、付近の暫定水域を一定のルールの下に共同管理すべきだという趣旨だったことが確認されたこと。そのうえで会議後、橋下代表から改めて国会議員団で議論してほしいとのオファーがあった。非常に民主的な党の議論が求められている事実があるだけだ。
二つには、「橋下代表と国会議員団は、今後はテレビ電話やメーリングリストなどを駆使して意思疎通を頻繁に行うことになった」として、他の党以上に代表と意思疎通を頻繁に行い、大阪に本部があっても問題なくナショナルパーティが動いていく仕組みを証明すること。
あくまで、議論は激しく行って、プロセスもオープンにし、決めるときには決める。これが維新のスタイルだと思っている。
大きな戦略や方針について、代表が決めるのは当然である。加えて、道州制を己の存在意義として活動してきた私にとって、この政策を世に広めた橋下徹という政治家は特別な存在である。
ただ、マスコミに言葉尻で質問されれば、橋下代表も売り言葉に買い言葉で答えざるをえないと思うが、マッチポンプな報道はやりきれない。
それにしても、最近の記者の取材方法は杜撰極まる。
たまに知らない番号の携帯電話から電話がかかってくるが、社内で僕の携帯電話を使い回しているらしい。だから昨日の読売新聞からの取材は受けなかった。そのせいか、悪意満載の記事である。
悲しいことだ。