「いつかまたお会いする日まで」
そう書き遺して、5月9日に旅立った病友のシンヤさん。
久し振りのブログは闘い抜いた尊敬の人を送るために。
6年半、再発、骨髄移植、再々発、臍帯血移植と壮絶な闘病生活。
骨肉腫の併発を乗り越えての臍帯血移植が成功したかと思った矢先の
再発と余命の週単位での告知。
それでも諦めることなく、
強い気持ちで最後まで闘い続けるシンヤさんは凄すぎて
どう言葉をかけていいか分からない皆に
いつも「ありがとう。もう少し頑張るからね。」と。
「1日でも長く生きるという目標と、最後まで自分らしく足掻いていく」
そうブログに書いたように、まさに最後までその言葉通りに生きたね。
でもきっと、言葉に出来ないくらいにたくさん辛くて苦しかったね。
先日、お参りにお家へ寄らせて貰って
シンヤさんに逢ってきました。
ご家族にいろんなお話しが伺えてよかったです。
お忙しい中、快く迎えていただいてありがとうございました。
ちょうど1年ほど前、東京に行く用事があった時
シンヤさんに会いたくて千葉まで行ったあの日。
最寄りの駅に迎えに来てくれて
でも話しが出来そうなところが近くで空いてなくて
しかも私が1時間くらいしか時間がなかったから
結局、改札前のパン屋さんでコーヒー飲みながら話したのがここで。
右側の窓際の席で。
あの時、ここで一緒に話しをしたなぁと思うと胸がいっぱいになったよ。
シンヤさんのお友達のケンイチさんとこれから会うことを伝えたら
弟さんがお二人で分けてくださいと形見に渡してくれたルアー。
さっそく釣り人のケンイチさんにも渡して、私はこの2匹をゲット。
帰ってからもケントに見せびらかし
シンヤさんがそちらへ向かったことを報告。
たくさんの仲間が待っているね。
向うでも楽しく再会できて賑やかだね、きっと。
1月に病院に会いに行った時に窓から眺めた景色
あの時の穏やかな表情と笑顔は忘れられないよ。
結果は変えられなくても
そこに行き着くまでの過程は変えられると思っています。
一週間が二週間、それが一ヶ月にも二ヶ月にも。
だから行ける所まで頑張りますね。
そう言って、あなたは週単位と言われた命を
四ヶ月も燃やし続けたのですから。
たくさんのことを教えてもらいました。
出逢えたことに心から感謝します。
いつかまたお会いしましょうね。
シンヤさんの闘いの記録白血病バサーの気ままにLIVE