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今回は、日本茶について述べたいと思います。何故日本茶かと言うと、日本茶は本来生薬だったのではないかと思うほど、私達の身体に良い有効成分が多く含まれているからです。
但し、茶栽培において農薬漬け、化学肥料漬けで育成されてるお茶の場合は、この限りではありませんのでご承知おき下さい。
現代は健康サプリメントブームと言っても過言ではありません。私は、その健康サプリメントで本当に健康になるのか、また効果が上がるのか、今でも疑問があります。
私達は、TV(『あるある大辞典』や『ためしてガッテン』)などの番組によって様々な健康ブームにのせられてきました。しかし、その殆どはブームで盛り上がっては消え、次の注目される成分が出て来ると次のブームにのせられるというように、ある種TVによって意図的に創られて来た商業ベースの世界に感じます。
以前、無農薬無化学肥料で茶を栽培している茶農家に行った時、そのオーナーから見せて頂いたお茶に含まれる成分に大変驚いたからです。
私は、ブログで営業活動はしません。しかし、今回は日本人の真の健康のために、無農薬、無化学肥料で茶栽培を手を掛けている田舎の素朴な茶農家なので、敢えて固有名詞を上げさせて頂きます。
<ご参考:向島園 >
この茶農家の先代は、今の生産量至上主義に大きな疑問を抱き、また農薬や化学肥料を大量に使用した食物による健康不安を強く憂いていた方でした。
約30年前から、この茶農家は無農薬、無化学肥料にチャレンジしました。同業仲間からは『ええ格好しい』と言われ、半ば村八分状態にされ今まで孤軍奮闘してきた茶農家です。
7年前に先代が他界してからは、一人息子と母親が亡き父の意思を引き継いで今でも頑張っています。
以前、その茶農家に行った時に見せて貰った、番茶の粉茶に関する試験検査成績表の含有成分を4点ほど抜粋します。検査は食品衛生法登録検査機関です。
・スーパーオキシド消去活性: 1.1×10の五乗 単位/g(電子スピン共鳴ESR法)
・β-カロテン 9500 mg/100g(高速液体クロマトグラフ法)
・エビガロカテキンガレート: 3200 mg/100g(高速液体クロマトグラフ法)
・メチル化カテキン: 1300 mg/100g(高速液体クロマトグラフ法)
<スーパーオキシド消去活性とは>
体内にある活性酸素を消去する成分と言われています。
<β-カロテンとは>
βカロテンは、強い抗酸化作用を持っているので身体全般の老化防止や、肌・髪・爪を健康に保つといった効果があるといわれています。
<エビガロカテキンガレートとは>
エピガロカテキンガレートは、カテキンの中でも、抗酸化力やコレステロール低下、ガン抑制などの効果が最も強いとされています。
<メチル化カテキンとは>
メチル化カテキンは、花粉症やアトピーの軽減効果が明らかにされています。このカテキンには、目や皮膚がかゆくなる、鼻水が出る…といったアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの物質を細胞から放出させない作用があります。
このように身体に良い天然有効成分がいっぱい含まれているのです。しかも無農薬、無化学肥料です。
私は、この成分だけで健康になると言うつもりはありません。しかし大量に生産される作物には、それなりの理由があります。安価すぎる粉茶にも理由があります。また高額な健康サプリメントだからと言って安心する成分だけではないのです。
現代の日本人は、新しい物だけを追いかけなくても、日本人が古来から愛飲してきた純粋な日本茶にもう一度目を向けることも大切な時なのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました。