がんから社会復帰・職場復帰・復職したい女性のためのカウンセリング

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何のためにがんをはじめとした病気は発生するのか?心理技術で病気をやめる、やめさせるブログです。何のために健康を取り戻すのか?病気をやめた後に、何のために命を使うのか?自分の人生を取り戻し、健康でい続けるためのブログ。

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誰にも会いたくないと引きこもりの状態から、ウイッグをつけて外出できるようになりました!

 

鈴木裕美です。

 
抗がん剤の副作用で誰にも会いたくない!と引きこもりの状態だったのが、ウイッグをつけて外出できるようになりました!
 
 
許可をいただきましたので、ご紹介しますね。
 
さまは、40代の女性で、現在抗がん剤の治療をしています。
 
抗がん剤治療の副作用の一つに、脱毛があります。
 
お会いした時のYさまは、背中を丸め、視線を下に落とし、声も小さく聞き取りづらっかたのを覚えています。
 
「誰にもこんな姿を見られたくない。誰も私の話を聞いてくれない」と話されていました。
 
まずは、Yさまのお気持ちを伺い、病気を発生させている原因を洗い出しました。
 
がんになったことを知られたくない。
 
やせて、髪の毛のなくなった姿を人に見られたくない。
 
朝起きてもカーテンも開けず、誰とも話さず、引きこもりの状態になっていることがわかりました。
 
自分で自分を強く責めているYさま。
 
さらに、他者を気にして、自分がやりたいことを放棄しているYさま。
 
この状態では、脳の苦痛系が動き、ストレスホルモンが分泌されてしまいます。
 
これでは、病気は終わらないのです。
 
まずは、治療を続けられて頑張っていることを含め、自分ができていることに❍をつけてくださいねとお話しました。
 
そして、朝起きたらカーテンを開け、朝日を浴びてくださいねとお伝えしました。
 
先日、数か月ぶりにお会いしたのですが、別人のように変化していました。
 
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背筋を伸ばし、前を向き、ハリのあるお声にびっくりしました。
 
そして、こう話されたのです。
 
今までは、レジに並んでいても、後ろの人に髪の毛を見られているようで恐かったけれど、
  
ウイッグをつけて外出できるようになったの!」
 
誰とも会わず引きこもりの状態だったYさまが、自分から外出できるようになったのです。
 
素晴らしい変化に、とてもうれしい気持ちになりました。
 
ご自分の感情にも向き合えるようになっておられました。
 
この変化もすばらしいですね。
 
本当は、髪があってもなくても、人の価値には何の関係もないのです。
 
でも、そこにどうしても、こんな自分はだめだ!こんな自分は許せない!と、感情がついてしまうのです。
 
もちろん、私もそういう状態になったら、引きこもるかもしれません。
 
でも、その状態が長く続き過ぎると、本来改善する病気が終わらないのです。
 
脱毛で人に会いたくない、引き込もるのが悪いと言っているのではありません。
 
本当の自分を見ないようにして、自分を偽り我慢して過ごすことが身体にダメージを与えるのです。
 
脱毛からのメッセージには、このようなものがあります。
 
何かを失ったからと言って、あなたの価値がなくなるわけではありません。
 
本当の自分とコンタクトを取り、自分を取り戻しましょう!
 
まさに、Yさまの状態だったのではないでしょうか。
 
Yさまも、自分に向き合い始めてから、変化されています。
 
病気は、何かを教えてくれるサインです。
 
すべては大切な経験として受け止められたら・・・。
 
病気をやめる・やめさせるポイントは、自分との関係をクリアにすること
 
自分で自分を責めることは、自分に罰を与えていることと同じなのです。
 
まずは、自分を大切にする。
 
 
私は、病気を自分で終わらせて自分の人生を生きる!と決めた方を応援しています。
 
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。