60代 女性


今年の8月に黄斑上膜の手術を受ける。


手術後は経過が良くない。


手術前は右目を塞いで左目だけで見ると物体が膨らんだように見えていた。


ちなみに両目では問題無し。


手術後は左目に変化は無く、両目で見ても違和感がある状態になってしまった。


主訴は膝の外側の痛みだったが、開始すぐに正座まで出来るようになった。


他にも沢山傷めている所があったのであらゆる場所の施術を行い、最後に目の施術をする事になった。


本人はまさか良くなるとは思っていないのだが、私は絶対見えやすくなると思っていた。


眉毛の高さがかなり違っていて、顔も色んな方向から見ると歪んでいるのがすぐ分かった。


顔面部の歪みは苦手とする施術。


だがやってみるしかない。


最初は見え方に変化は無かった。


しばらくやっていると左目だけで見た時の物体の膨らみがマシになった。


内心「よしよし。」と思いながら続ける。


結果両目で見た時は違和感ゼロになった。


普通に見えている。


残ったのは左目で見た時の物体の膨らみだけ。


これで良くなったという事は頭蓋骨の歪みが原因だったという事だ。


患者さんは「失明する。」とお医者さんに言われて手術を受けた事を後悔されていた…。(手術を受けて悪化しているのだからもっと失明しやすくなったんじゃないのかなぁ…)


術後はお医者さんに「昔は手術も出来なかった。こんなもんです。」と言われたそう。


まぁ終わった事は仕方ない。


今後の経過が楽しみだ。