保健師のめぐみです。
本日２つ目のお返事です。
３０代前半の女性から
「元々嘔吐恐怖症で産後、つわりのせいか
恐怖症が酷くなり外に出て買い物に行くことが
出来なくなってしまいました（ ＴДＴ）」
というメッセージをいただきました。
『●ヶ月の娘の母、3●歳の主婦です。
元々嘔吐恐怖症で産後、つわりのせいか
恐怖症が酷くなり外に出て買い物に行くことが
出来なくなってしまいました（ ＴДＴ）
生理前の吐き気、排卵日付近の吐き気もあり
毎日苦痛な日々を過ごしてます。
以前のように外に出て買い物、楽しみたいし
娘をいろんなところに
連れていきたいです。
心療内科にも行きましたが
安定剤をいただいただけ。
外にでて買い物してるときに
吐いたらどうしようと不安感でいっぱいです。
安定剤をのめば眠くなり娘の面倒をみるのが
つらいため、ほとんど飲んでいません。
めぐみさんのblogを拝見して
なにかアドバイスいただけないかと
messageを送らせていただきました。』
生理前や排卵日あたりにも
吐き気があるのはおつらいでしょう。
１０か月にもならないお子さんがいるのなら
よけいに大変だと思います。
恐怖症があって
外にも行けなくなってしまったのも困ってしまいますよね。
今までよくがんばってきましたね。
生理前や排卵日あたりの吐き気は、
女性ホルモンの量が変動する時期で
その影響もあって吐き気がひどくなりやすいので、
吐き気のためのケアをお伝えしますが、
恐怖症がある場合は、
吐き気だけケアしても、
「こわい」という恐怖から外に出られない…
ということになってしまって、
外に出る行動にまでもっていくためには、
おそらく「認知行動療法」
というものを
専門医の指示のもとでやったほうが
外出はしやすくなるのかなと思いました。
まんがでわかる認知行動療法の解説ページ
↓
http://mh.cbtjp.net/cbt/comic.html
認知行動療法については、
私は専門ではないので、
あなたがお住まいの地域で
「精神科医 認知行動療法 地域名」と検索してみて
病院を探した方がいいかなと思います。
私からは、
あくまでも吐き気のケアについてお伝えしますね。
吐き気のケアでは、
自律神経のはたらきが弱っていたり、
首のこりがひどいと起きやすいので、
自律神経のための耳のケアをしていくと、
吐き気が楽になる女性が多いです。
産婦人科医で有名な池川明先生も耳のケアについて紹介しています
↓
耳をさわるだけでからだの不調がス?ッと消える! たった1分でできる!耳ツボ健康法[本/雑誌] ...
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耳ののびのび～ お子さんがいる女性は、
お子さんを寝かしつけながらやってくださっていますよ。
（１）耳の外側のぷにぷにした部分を上から耳たぶに向かって順番に強めにのびのび～っとひっぱる
これだけです。
イラストのブルーの部分を←のあたりからひっぱってみてください。
頭痛がある、生理痛がある女性はひっぱると痛い
と思いますが、イタ気持ちいい程度の強さで両耳をひっぱってみましょう。
私はこれをやると首のこりがほぐれて
気持ちいいので気が付くとやってしまいます。
生理前・生理中に気持ち悪くなる時も
やってみると症状が軽くなりますよ。
耳ツボダイエットあるように、
耳にはたくさんのツボがありますので、
のびのび～っとひっぱるだけでも
ツボを刺激して体調が整いやすいんです。
目の疲れをとる効果もあり、
ふだん、パソコン・スマートフォンなどの携帯電話の画面を
見ていることが多ければ、
目の使い過ぎで首がかたくなって
吐き気が出やすくもなっていますから、
1日1回は耳ののびのび～をしてください。
女性の生理の体調不良のケアにいい耳のツボは
有名な産婦人科医の池川明先生がわかりやすいイラストで紹介しています。
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次に、自律神経のはたらきを安定させやすい呼吸法です。
自律神経のはたらきは、
呼吸で安定しやすいのと、
横隔膜を動かすようにすることで
近くにある自律神経のはたらきが安定しやすいことがわかっています。
横隔膜のびのび深呼吸ポイントは横隔膜を意識することです。
↓
横隔膜は上のイラストのように、
肺とお腹の中にある内臓の間にある膜で、呼吸をすると動きます。
横隔膜がよく動くように意識しながら呼吸すると、
肺もお腹の中の内臓もよく動くので、
自律神経が出ている背骨周りもよく動いて、
体全体の血流もよくなり、自律神経のはたらきがよくなるにもいいです。
レントゲンの検査を使った実験では、
横隔膜がよく動くように、お腹の動きを意識して深呼吸をしたところ、
お腹の内臓が１０ｃｍも上に上がったそうです。
意識して深呼吸をするだけで、
お腹の内臓が１０ｃｍも上がるなんてすごいですよね。
１０ｃｍも内臓が上がるとストレッチ効果があるので
ウェストのひきしめにも効果もあるのでうれしいですよね。
（１）お腹に手をあてて、お腹がへこむのを意識しながらゆっくり息を吐く
お腹から息を吐きだすイメージで5秒以上かけて息を吐いてみましょう。
お腹と背中がくっつくくらいの感じでへこませてみると、
お腹の内臓がよく動いて体全体の血流がよくなりやすいです。
（２）息を吐き切ったら、空気がお腹にたまってふくらむイメージで、息を吸う
お腹に手をあてながら、お腹がふくらむのを意識してやってみてください。
（３）息を吐く→息を吸うのを3～5回やる
1日1セットはやってみましょう。
お腹が動くのを意識してやると、横隔膜もよく動きます。
参考になったらうれしいです。
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めぐみ
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どうしても心配なときはあなた自身が「すぐに」行動して病院に行ってくださいね