保健師のめぐみです。


本日2つ目のお返事です。


中学生から

「陥没乳頭の治し方を教えてください。
胸を大きくする方法を教えてください。」

というメッセージをいただきました。


『中学生です。

陥没乳頭の治し方を教えてください。

引っ張って出てくるなら、大丈夫とかいいますが、
私の場合、引っ張るところがありません。

乳輪と一体化してしまっています。

将来、子供を産んで母乳をあげるときなど大変だとよく聞きます。

できれば、お金のかからない方法で
治したいのですか、やっぱり自力では難しいですか?

あと、貧乳でAAカップもありません。

贅沢かもしれませんが、せめてCカップは

欲しいので、胸を大きくする方法を教えてください。』


陥没乳頭で、胸が小さめなのはすごく気になってしまいますよね。

たしかに陥没乳頭だと、赤ちゃんができて
母乳をあげるときに、

赤ちゃんが吸い付きづらいときがありますので、陥没していないほうがいいことはいいです。

よく調べていらっしゃいますね。


赤ちゃんを産むときのお手伝いをする仕事である
助産師さんのお話では、

陥没乳頭であっても、
妊娠中から乳首のケアをしていくと、

赤ちゃんが吸い付きやすい乳首になっていく
ので、

赤ちゃんが吸い付きやすいように、
耳たぶくらいにやわらかくなるようにしていくといいということでした。


あなたの胸の場合は、

「引っ張るところがありません。
乳輪と一体化してしまっています。」

ということだったので、
もしかしたら

「扁平乳頭」の可能性が高いです。


「扁平乳頭」であっても、
胸のケアをしていくことで、
赤ちゃんができたときでも、

赤ちゃんが母乳を吸えるようになる
そうです。


お医者さんのお話では、


中学生くらいの思春期の時期は、
体の成長が早いため、

体が大人の体になっていくときに、
乳首まわりがその成長に追いつけなくて、


乳首の皮ふの内側がくっついたままになり、
陥没したり扁平な形になってしまいやすいのだそうです。


体が十分に成長してから、
乳首も体の成長に追いついていくと、

陥没や扁平の形も変ってくることがあるので、

中学生のころの乳首の形は様子を見ていくのがふつうということでした。


胸の大きさも、個人差があり、
中学生で大きくなる女の子もいれば、

高校生になってから大きくなる女の子もいます。


私も高校生の後半頃から大きくなりました。


今の胸の大きさのままで終わってしまうわけではなく、
高校生になってまた変わっていくもなのです。


あなたの体も今成長しているところですから、

乳首の形や胸の大きさについては、

これからきれいな胸になっていくように、

胸の血液の流れがよくなるようマッサージをしてみるのもいいと思います。


もちろん、乳首や胸の形、大きさは、

1人1人身長や顔の形が違うように、
個人差があります
ので、自分のケアでできることには限界がありますが、

胸の血液の流れが悪いと、
胸は大きくなりにくい
ですし、

乳首は冷えていると縮んで小さくなりやすいですので、

マッサージをして胸や乳首をあたためて
ちゃんと育つのをサポートしていくといいのではないかとと思いました。



ふだんの姿勢も胸の大きさや形に影響します。


あなたの姿勢は背中がまるまっていませんか?


背中がまるまっていたり、
肩が前にまるまった姿勢だと、

前かがみになることで、
胸の血液の流れが悪くなり、
胸を大きくするのにはたらく
女性ホルモンのはたらきが弱ってしまって
胸がなかなか大きくならないこともあります。


こんな感じの姿勢




背中は胸とつながっているため、
背中がまるまると、
胸を支える筋肉が弱くなり、

筋肉が育たないので胸も大きくなりにくいです。


背中がまるまりやすいときは、

なるべく背中がまるまらないように、
背中の筋肉がほどよくはたらくよう、

背中を伸ばすストレッチをするのもいいです。


クローバー気がついたときにのびのび~っと背中を伸ばす伸びをしてみましょう。




「気持ちいい♪」と感じながらやると、
体がリラックスモードになってストレッチ効果が高くなります。


腕を上に上げると、胸まわりの筋肉が上に上がり、胸の動きがよくなるので大きくなるストレッチにもなります。


乳首が陥没・扁平になりやすいのは、
乳首の内側の皮ふが弱くくっつきやすいのも影響しているようです。


乳首のマッサージもしていくと、
内側の皮ふがきたえられて形も変わりやすいということでした。



まずは、

陥没乳頭や扁平乳頭のときに自分でできるマッサージについて。


あなたの胸のように、

ひっぱるところがないとなると、
「真性タイプ」の陥没か「扁平乳頭」の可能性があります。


真性タイプの陥没だと

自分でできるマッサージをしたとしても、劇的には効果がない可能性がありますので、


その場合は、やはり将来、お金をかけて治療をすることになるかと思います。


ただ、「やっぱりダメなんだ」と決めつけてしまうと、

体も同じように諦めてしまうので、
マッサージをしても効果がでづらいです。


体はあなたが今まで成長してきたように、
これからも変化していく
ものなので、

心をこめてケアすることで、
体が喜び変わっていくこともあります
から、

「これで意味があるのなぁ」と思いながらやるよりは、


「これで乳首が元気になっていい形になる♪」



と思いながら、

体のために心をこめて
マッサージをした方が体にも伝わりやすい
です。


では、助産師さんがおすすめしている
陥没乳頭・扁平乳頭のときのマッサージをお伝えします。


クローバー陥没乳頭・扁平乳頭があるときのマッサージ



1日1回、血液の流れがよくなるお風呂に入ったときにやってみてください。

シャワーだけだと、胸があたたまらないので、なるべく湯ぶねに入りましょう。


乳首をさわるは、清潔になるよう洗っておくと、
手についたバイ菌が乳首に入って炎症を起こしたりすることを予防できます。

爪などで乳首を傷つけないよう、爪はあまり伸ばさないほうがいいです。


ネイルをしている場合、
100円ショップなどの安いネイルは
質が悪いため、乳首をさわったときに、
ネイルが乳首の中に入ると炎症を起こしやすい
です。


乳首のためには、100円ショップなどの
安いネイルをした爪で乳首のケアをしないほうがいいです。



(1)片方の手で胸のふくらみを支えて、もう片方の手の親指・人指し指・中指で乳首と一体化した乳輪のやや外側をつまむ


陥没や扁平している乳首をはさみこむように、指の腹で圧迫しながら手前に引き出す


引き出すといっても乳首は最初から出てくるわけではないので、粘土で形を作るようなイメージでやりましょう。


(2)つまんだ部分をたて方向で少しずつ圧迫してみる


人差し指と親指で乳首をつまみ、
乳首が硬ければ5~10秒かけて上下に少しづつ圧迫していく


痛みを感じたら無理にやらないでください。


最初はゆっくり、乳輪部から乳首にかけて
位置や方向を変えながら1分ほど圧迫します。

乳首のかためだったり、過敏なときは2~3分かけてゆっくりやってみましょう。


(3)ティッシュでこよりを作るような感じでねじりながらマッサージをする

人差し指と親指で乳首をつまみ、
こよりを作るように指を動かしながらねじる。




最初はゆっくり痛くないように、
慣れてきたらたっぷりマッサージしていきましょう。


やってみて痛いときは、まず圧迫する刺激に慣れるところから始めてください。


助産師さんのホームページで写真が載っていますので参考にしてみてください。

>>http://mimirin.chu.jp/oppai.html



次に、胸が大きくなるための胸の血液の流れをよくするマッサージです。

わきの下もマッサージしていくと、血液の流れがよくなり、ふわっとした胸になりやすいですよ。

動画を作っていますので動画を見てやってみてください。





あなたの胸がきれいな胸になりますように。




めぐみ




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