明けましておめでとうございます
皆さんどのような年末・年始を過ごされましたか?
私は、例年と同じく週に1~3度の忘年会で大好きなお酒を飲み、年末は実家のお店のお手伝い、年始は2日間寝正月でした。
年始も3日を過ぎると仕事が始まるので、それまでには年末年始の暴飲暴食と寝正月で狂ってしまった生活のリズムを元に戻さなければなりません。
きっと、「全く同じ」と大きくうなずかれた方も少なくないと思います。
実はアスリートの食事も、同じようにオフシーズン中も気をつけなくてはなりません。
身体を動かす量も減るわけですから、シーズン中と同じように食べてしまっていては、体重が増えることは必至です。
そのため、アスリートはシーズン中と同じように生活のリズムを一定に保ち、毎日身体を動かす程度の運動をすることが必要です。
アスリートにも同じように忘年会・新年会がありますし、アルコールが好きなスポーツ選手はびっくりするくらいの量を飲みます。
そんな時アスリートはどのように体調管理をしているかと言いますと、毎日決まった時間に体重と体脂肪率を測定して、体重が増加してくると摂取エネルギー量を減らして調整します。
そのときに全体的に食べる量を減らしてしまいますと筋肉などのスポーツをするために必要な体成分を維持できなくなってしまいますから、体脂肪率を必ず同時に計って体脂肪で体重を増やさないように気をつけます。
必要な体成分は維持しながら、摂取エネルギーを減らすためには、やはり「脂質」をできるだけ減らすことです。
具体的には脂身の多い肉や魚はとらない、揚げ物や炒め物などの油を使う料理はとらない、といったダイエットの基本中の基本なのですが、年末・年始の宴会ではそのような料理がたくさんでてきますよね。
そこでおすすめなのが、鍋パーティーです。
鍋料理は、冬の栄養たっぷりの白菜や春菊をはじめ、野菜がたっぷりとれますし、豆腐や魚介類などは低カロリーで、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富にとれます。
たくさんの水分と一緒にとることになるので、アルコールの量も減らせますし、悪酔いすることも少なくなります。
前回お話した水溶性のビタミンは、だし汁に溶け出していますので、しめに雑炊でだし汁もしっかりとりましょう。
骨や皮付きの肉や魚を鍋に入れると、今流行のコラーゲンもだし汁にとけでています。
コラーゲンは、関節の軟骨や健、じん帯などの材料になっているほか、みなさんご存知のお肌(真皮)の材料にもなります。
ホテルでリッチに洋食パーティーもいいですが、カロリーのことを考えると、お鍋でわきあいあいと宴会を楽しむほうがいいみたいですね