ザラ場の鞘取りはスリッページがとんでもなくでかい！

やはりザラ場は難しい

昨日・今日と、ザラ場でゴムと白金の鞘取りをやった。
正直、苛立ちがある。
腹立たしいほどスリッページを取られるのである。

１回１回の取引では、何とか損失はしていないが
利益の大半をスリッページで食われるのである。

皆さんも要注意！！！
値動きが比較的おとなしいといわれる
ゴムと白金でさえ、値段が不利につくのだ。
ボラティリティーの大きなアブラ関係は心してかかるべし。

鞘取りの場合、成行きで同時注文を買いと売りと出すのであるが、
ザラ場の場合、値段が飛んでしまうのである。

本日も、白金で日中に、３番限月と６番限月のサヤを取ろうと計画。
順ザヤになっており、５０円近く拡大していた。
順ザヤは逆ザヤと違い、無限には絶対に拡大しない。
縮小狙いを考えた。

そこでリアルタイムの画面を見て注文をした

注文を出した時点では５１円のサヤがついていたのに
３１円のサヤで成立してしまった！



それでも、その後、１５円にまでサヤが縮んだのを確認して

よっしゃ今決済をしたら

１枚あたり（３１－１５）×５００（倍率）

だぜと即座に決済をしたら、これまた、スリッページがついて

なんと２９円のサヤで決済。３１－２９＝２
２円×５００（倍率）＝１０００円
ここから鞘取り専用の手数料８４０円を差し引きまして
１枚あたりたった１６０円の利益！
さんざん苦労してこれか！

これが現実。
では、寄り付き・前引け・後場寄り付き・大引けで
注文を入れたらどうだろう？

これも悪くは無いが、時としてそれまでの
値動きとは全く異なる値段がつくことがある。


みなさんも、リアルタイムで動くチャートや板を見て
よっしゃ、ココだと思って注文を入れても
通らないあるいは不利な値段で成立するということが
あると思う。
実際に最小単位で実験してみて欲しい。
本当に難しい！


板寄せはそういった苛立ちは少しは軽くなる。
誰もが、同じ一つの値段で成立するからね。

今日は他にはアラビカ新しく発会だったので
寄り付きで目をつぶって拡大方向で仕掛けてみる。

今のところ値洗いプラス。


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竹本淳一