楽屋裏で目が会ったとたん
「あ～菊池さん久しぶりです！」
と言って握手しようと手を差し伸べてくれた
痛々しい両手の包帯が昨年のエベレストチャレンジと
今なお続く毎日の壮絶な治療生活を物語ってた
お互いそっと両手で優しく握手を交わした
「今まで僕を支えてくれた指だから 今度は僕が指の為に諦めない」
栗城さんはそう言った。オフィシャルサイトで見て心配していたが
小さな栗城さんは、益々大きな人間になってた ぶれてない！
今夜の厚木市文化会館は満員だった、途中涙する人も大勢いた
「栗城さんはわが身を滅して人々に灯りを与えている！」
まるでその姿は暗闇を照らすロウソクの燈
多くの人たちに一歩を超える勇気を与える為の経験
栗城さんだから超えられる試練
今日もまたその生き様に勇気を貰った
今、東大医学部の教授がなんとか再生治療をしてくれているらしい
かつて栗城さんに救けられた自分、今何か出来る事はないだろうか？
