卒塾生の集い | いまを生きているということ

いまを生きているということ

震災当日まで北上営業所長としてJR工事に携わっていた私が1000年に1度の震災に遭った釜石へ翌日から舞い戻り、被災した自社と育てて頂いた地元釜石の復興への想いを綴ります。

早いもので第3回卒塾生の集いから今日で1週間が経ちます。
その日をずっと心待ちにしていました。

卒塾生の集いとは、東北未来創造イニシアティブ 人材育成道場

未来創造塾の卒塾生が気仙沼・大船渡・釜石の3地区持ち回りで

卒塾期や地域を超えた交流会です。

 

形式は無くその地区がどうすれば参加者にとってよい刺激を

与える事が出来るのか考え実施する会です。

 

前日、盛岡で建設4団体青年部交流会でしたが翌日のセッションに

備えてお酒を飲むのも早く切り上げ、早朝釜石に向かいました。

 

今回は約3年半振りに野田智義さんのセッションを受ける事が

出来ました。


野田さんは私を変えて下さった方です。

 

有難い事に両親始め素晴らしい人に形成して頂いたと思っています。

私という人間を形成して下さった人、良い影響を与えて下さった人は

沢山います。

 

ただ心を変えてくれた、変わったと実感する事って中々ないと思います。

 

身体能力ならある程度、練習し数値として足が速くなる、遠くに打球が

飛ぶようになる「見える化」ならわかりやすいですね。

メンタルってカタチに出来ない感覚なので難しいですよね。
それを2日間のセッションで自分が変わったと自分自身が思えた体験は野田さんのセッションだけです。

 

錯覚だとしても(笑)

心の支えの一つです。
『私を』と付けるのが烏滸がましいと言うか恥ずかしい気もします。

それは沢山の方々のマインドチェンジしてきた方ですから

 

ここでセッションの内容には触れません

私では内容をうまく伝えられないからです(笑)

テーマは『あなたにとってリーダーシップとは』

そこに『変革を遂行する』が付け加わります。

野田さん曰く、ハーバードのMBAで行われるようなセッションだそうです。

ハーバードのMBAはイメージ出来ません。

「どんなセッション」なのかより「誰が行なうセッション」なのかが私にとって

遥かに大切な事です。

特殊な型式でのセッションでした。

9時30分から19時まであっという間の時間でした。

普段の生活でこの時間をあっという間だったとは言えませんよね(笑)

終わった瞬間にどっと襲った疲労感が真剣さの現れだと感じました。

野田さんは夫妻で第2部の懇親会に参加して下さり、わがままを言って

長い時間お付き合い頂きました。

野田さんと一人でも多くの仲間が話す時間をつくりたかったからです。

それを見てるだけで楽しい時間、嬉しい時間でした。

「人材育成道場で学んだ」という共通項を大切にしてこれから仲間と

頑張らなければいけないと思っています。

私にとって野田さん始め素晴らしい人との出会いはこの地が残念な事に

「東日本大震災」に遭ったからです。

沢山の犠牲と大きな傷を負ったこの地だからこそ沢山の志を頂きました。

係わってくれた人、そしてこのキッカケを与えてくれた震災に負けない

生き方をする事こそが会社を継続し活性化しながら地域の元気を創って

行く事がご恩返しだと考えています。

まずは人として

これから先を考えながら大切に今を生きて行きます。
そして忙しい時間を割いて機会を作って下さった野田さんに感謝です。