各位

 

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2018年11月以降、新しい記事の投稿は上記 keng-keng の公式サイトにて行います。

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keng-keng

(概要)1175号線(ターク県メーラマート郡)から1099号線(チェンマイ県オムコイ郡)への山越え走行86キロの後半。県境を越えてチェンマイ県に入ったのが13時。ただチェンマイ県に入ってからは路面も大して荒れてへんし、ターク県側の「この下り坂で止まり切れずに僕、ここで死ぬかも。。。」ってな急坂はチェンマイ県側では皆無。難易度が低かったか、あるいは僕がターク県側の厳しい走行環境に慣れたのか、大幅にスピードアップ。14時半前にゴール地点のバーンメートゥーンノーイに到着~!時間もたっぷりあったんで、オムコイの街まで走って泊まりました。スタート地点(1175号線のダート入口)からゴール地点(1099号線の終点から数キロ?南)までの86キロ、所要6時間半でした。

県境の橋を渡ってチェンマイ県側に入った直後は、砂の多い登り坂でケツ振りまくって何とか登り切って、まもなくこの三叉路へ。ここを右折してからは。。。






風景が劇的に変化!今まで厳しい傾斜の坂道を上下しつつ尾根道を走って来たのが、棚田の多いなだらかな平野部主体の走行に。






路面状態もターク県側に比べたらチェンマイ県側はスムーズそのもの。ライディングがラクになりましたわ~。







気分も上々、ポインセチアが咲き乱れる。。。








集落を走り抜けると。。。








また新たな棚田が現れるって感じで、辺境のライディングを満喫です。







唯一、比較的急な坂道が断続するこの区間だけはちょい気を引き締めて走行。







でも有り難いことに坂道部分はキレイにコンクリート舗装されてたんで、あっさり走破。この辺が多分、チェンマイ県側の最高点やったみたいで、眺めも素晴らしいですわ~。





13時半にはこの十字路へ。ここは事前の航空写真の予習でもしっかり見たとこです。ここは右折が正解ってことは分かってるんやけど。。。






ちょい看板をチェック。バーンパカセーって書かれてるんやけど。。。







タンボンメートゥーン(メートゥーン地区)っていうんはさっきまでおったターク県側と同じ地区名なんやけど、ここはヂャンワットチェンマイ(チェンマイ県)!この言葉が僕に与える安心感は絶大ですわ~!





十字路を右折すると割と急な下り坂になってるんやけど、部分的に剥がれながらもコンクリート舗装が残ってるんで、慎重に走行ラインをアタマの中に描きながらゆっくりゆっくり下りて行って。。。











あとはまたなだらかなダートを快走!








終点近くになると、砂が多くなったりコンクリート剥がれまくりになったりはするけど、基本的にイージーな道ですわ~。






ジャスト14時半、バーンメートゥーンノーイに到着~!








そしてバーンメートゥーンノーイの集落入口にある十字路、脇にオーボートーメートゥーンが設置した案内標識が立つここが、僕の独自定義&解釈による1175号線からの山越えルートの終点です。86キロ、所要6時間半やけど、チェンマイ県に入ってからは早かったな~!




で、何はともあれ昼メシです。すぐ近くにラーンアーハーンは2軒あるんやけど、ソムタム屋の方は店に誰もおらず。で、クイッティアオウ屋のおばちゃんが長椅子で寝てたのんを起こして、センレックムーナムトックピセーッで作ってもろたのんをがっつきます。ここ、メッチャウマ!陳腐な表現やけど他に思いつかんで。。。



食後はメートゥーンに架かるコンクリートの橋へ。あのはるか彼方から山越え谷越えてやって来たんやね~!達成感に満たされて言うことなしですわ~。






対岸へ渡ってすぐのとこにある、プーミポンダムのダム湖へ通じるダート入口へもちょい寄り道。未だにここへは足を踏み入れてへんねんけど、北・西・南からのバーンメートゥーンへのアプローチが可能となった今、残るはここ、東ルートの探索を残すのみです。もしかしたらプーミポンダムやなくって、もっと北のメーピン国立公園とかドーイタオウからの方がベターかもしれんけどね~。。。


そのままバーンフワイナムカーオのだだっ広い平野へ。








山裾までドーン!って田んぼになったここの広々とした景色にぽけ~っと見とれてから。。。







メートゥーンに架かるまた別のコンクリートの橋を渡ります。







先日元旦にメートゥーンへ来た時、テキトーに川沿いのシングルトラックに入って行ったら合流したコンクリートの道があるんやけど、お寺の前からその道へ。車両通行がほとんどないらしく、路面が柔らかいんで走りにくいのう~。




でも最後の急坂を下る途中、コーナーのところで。。。








この景色が!こういう予期せぬ出会いがあるからダート探索は止められまへんわ~。







ちなみにこの急坂を下って真っ直ぐ数キロ進むと。。。








国道1099号線の終点に出ます。メートゥーンって分かりやすい構造やったんやね~!







今日はまだ時間があるんでメートゥーンには泊まらず、北へ80キロ弱のオムコイの街まで行くつもりです。ターソーンヤーンへ抜ける山越えルート入口を通り過ぎて。。。






ウィッタヤーコム(中高校)の校庭にある旧日本軍の戦闘機のエンジンにもご挨拶してから。。。







メートゥーンともお別れです。陽が傾いて涼しくなって来た1099号線を北へかっ飛ばして。。。







中間地点の展望スポットへ。今日ターク県側の急坂では、ホンマに「ここで死ぬかも。。。」っていう瞬間が何度もあったけど、こうしてバイク共々無事で走破出来たことを真剣に仏様に感謝してから。。。











ちょい写真も。16時半過ぎてだいぶ気温も下がって来たんで、このあとはノンストップでオムコイへ。







オムコイにはお気に入りのサンセットショー観覧スポットがあるんやけど、そこまで行ってたら間に合わん!ってことで、ワットセーントーンの表門の脇にバイク停めて、すぐ横に広がる田んぼへ。おお、ドンピシャで間に合うたわい~。




夕陽で黄金色に染まる風景をそのまま撮影してたら、ワットセーントーンからすごい勢いでちっちゃいイヌが飛び出して来て、吠えまくり始めました。明らかに昔は人に飼われてたっぽい毛足の長いヤツなんやけど、シカトし続けてもいつまでも吠えてるんで、鬱陶しくなって退散です。




宿はまだ決めてへんかったけど、とりあえず象さんの像のすぐ下にあるチャルーンパンリゾートへ。







そしたら予約で満室やったけど、ちょうど18時になっても来ないノーショーの客が出た直後で、ラッキーにも1泊400バーツのピッカピカのコテージにもぐりこめましたわ、はは。





シャワー浴びたあとはとりあえず部屋でちょい休憩&今日の走行ルートの復習。20時前になってからバイクで晩メシへ。向かった場所はオムコイの中心部から1099号線で1キロほど南東へ行ったとこにあるここ、クルアリムナム。











12月16日に来て気に入ったとこなんやけど、カーオパッガパオウムーにバミームーナムトックを平らげて65バーツ。パッガパオウは容赦ない辛さやったけど、この値段はお得感があるのう~。





宿への帰りにセブンでビアチャーン、そんでこの屋台でパートーンコー買うてから。。。







オムコイコーヒー前の温度計へ。15.1度か~。ピッカピカのリゾートやのに宿の部屋にはエアコンが付いてへん理由が分かったような気がするで~。












アーガーッディー(気候がいい)オムコイって書いてるけど、明らかに「いい」を通り越して寒いねんけど。。。?







部屋に戻ったら速攻で布団にくるまります。ベッドに引き寄せたサイドテーブルにビアチャーン、パートーンコーを並べて、航空写真で次回のダート探索の下調べ。今日もええ1日やったなあ~!
(概要)
メートゥーン(チェンマイ県オムコイ郡)へのアクセスとして、北からは従来の1099号線が、南西からは105号線(ターク県ターソーンヤーン郡)を起点とする山越えルートがあるんやけど、今日は南東から1175号線(ターク県メーラマート郡)をスタートしてメートゥーンへ。86キロの長~いダートに挑みました。なおプラグインにツーリングルートを追加で埋め込みましたのでご参照下さい。

2016年1月9日朝5時半、グーグルで走行ルートを最終確認しながらバナナとコーヒーで朝ごはん。ここはバーンターク(ターク県)の宿、今日のために1175号線の最寄の街であるバーンタークに前泊したんですわ~。











1175号線からメートゥーンを目指すこのルートには12月27日にも突入したんやけど、時間がすでにお昼過ぎやったんで15キロ地点の橋で引き返したんよね~。今日はそのリベンジです!86キロとかなり長く、しかもターク県側はまるで迷路のような道筋やから、最大のポイントはいかに朝早い時間にダートへ突入出来るか、やと思うんよね~。



前泊したサービスアパート「ガンヤーラット」(1泊300バーツ)を6時半にチェックアウト、いったん1号線に出てポートートーで満タン給油。あいにく91は売り切れやったけど、ここはこだわらずに95で満タン入れてから。。。





1号線を左折、また宿の前を通ってバーンタークの街へ。セブンのすぐ近くには市場があって寂れたええ雰囲気!いつもの僕やったら間違いなくヂョグ(おぢや)食うて茶しばいて行くんやけど、今日はスルー。何のためにバーンタークに前泊したんかを忘れたらアカンからのう~。




市場から100メートルちょいでピン川に架かる長~い橋へ。美しい朝焼けを眺めながら。。。







1キロはゆうに超えると思われるこの長~い橋をゆっくり渡ります。







ピン川の川幅もさることながら、河川敷部分がかなり広々としてるからやね~。







橋を渡ったら1107号線を1キロほど北上、すぐに1175号線との分岐点へ。ここで左折して1175号線へ。







グングン高度を稼いでバーンタークとメーラマートの郡境の分水嶺を越えると。。。







結構な朝もやに包まれて。背中の方からようやく太陽が弱々しく顔を出しましたわ~。







7時52分、1175号線の始点から西へ50キロ、バーンメートゥーン(もっちろんターク県側にあるバーンメートゥーンのことやろけどね)の標識が出たら右折して。。。






バーンメートゥーン(チェンマイ県側)まで86キロのドッキドキの戦いがスタート!ダートは相当濃い朝もやに包まれてるけど、時速20キロ程度でトロトロ走る僕なんで、全く問題なし。





むしろええ雰囲気ですわ~。








12月27日時間切れで敗退した時に昼メシ食うたクイッティアオウ屋さんも、閉まったまんま。







っていうか、このバーンフワイウアっていう村全体が静まりかえってます。聞こえるのは僕のバイクのエンジン音のみ。






出だしのこの区間は急勾配皆無の平坦なダート。つい2週間ほど前に走ったばっかってこともあるんで。。。







問題なくクリア。さていよいよ。。。








ダート入口から15キロ、サパーンメートゥーンが見えて来ました!







12月27日は13時過ぎにここやったんやけど、今日はまだ8時半過ぎ。







日没ゲームセットの17時半まで9時間。まあ何とかなるやろ~!







このメートゥーン(トゥーン川)のはるか上流バーンメートゥーンへ向けて、ここから先71キロの未体験ゾーンへ。。。







出撃です。まずは橋を渡ってすぐの分岐点で。。。








左折。木の幹に打ち付けた案内標識「バーンペ、バーンワカレコ、バーンティーワブァーイタ」も左折で。。。







もっとテキトーな、プリントアウトした紙をチークの木にホッチキス止めしただけの案内標識「CO-OP」も左です。その下の文面を読むと意味の分かる部分として、寒さを和らげるとか、トーチョードー(タムロワッチャーイデーン=国境警備隊の略)とか書いてるから、もしかしたら寒季の凍死を防ぐために防寒着なんかを無料配布するところへの案内かもね~。


メートゥーンに寄り添って並走するんかと思いきや、かなりのアップダウンの激しいダート。川の見えるポイントはごくわずかです。なっかなか手強そうな相手ですわ~。






ちょくちょく分岐点が出現するんやけど、この辺はコンクリートの本線をたどって行けばOK。







標識もあるにはあるけど、例によって超ド級のローカルご案内。今僕が走ってるのはあくまでも、集落と隣の集落を結ぶ道っていう役割であって、それを超えるような走行範囲は想定してへんからやろねえ~。。。





やがて前方にメートゥーンに架かる鉄橋が!








鉄骨の骨組みの上はこんなチャチな薄い鉄板が貼ってあります。さらにその上には薄い鉄板の損傷を防止するため?木の板を打ち付けてクルマ、バイクはその上を走れ、っていうスタイル。うーん、こんなことするくらいやったら始めから厚い鉄板で覆ってしまった方がよっぽどベターやと思うんやけど。。。?



四駆も渡ってることやし、まあええか!








ゲートの脇には橋の名前サパーンカームラムナムフワイメートゥーン(メートゥーンに架かる橋)を書いた銘板が転がって。元々はゲートのアーチの上あたりに取り付けてあったんやろねえ~。





バイクの重みで鉄板が浮き沈みしてボッコンボッコンいう音を聞きながら、この鉄橋を渡って。。。







すぐの分岐点を右折すると。。。








すぐに強烈な登り坂!高低差大好きの僕やから大概の急坂ではバイク乗ったまんま、左手で後輪フルブレーキかけながら右手でデジカメ持って撮影するんやけど。。。






この辺は絶対ムリ!ブラインドになってる急坂も多いから、クラクション鳴らしまくったりせなアカンしね~。







でも尾根筋をたどるダートやから、眺めは最高ですわ~。








特にコワかったのがこの下り坂!エンジンブレーキがないに等しいスクーターなんで超小刻みにポンピングブレーキかけながら下るんやけど、一回でもタイヤロックさせてズルっと滑ったらサヨナラやな~って思いながら、時間かけて必死で下りきりましたわ~。(写真は下りた後に坂を振り返って撮ったものです)









でも嬉しい誤算も。こまめに現れる分岐点、いちいちiPad引っ張り出してグローブ外して2本指タップで航空写真を拡大してルート確認。。。なーんてことやってたらメッチャ時間をロスするんで。。。











このCO-OPの紙の案内、偶然?ここまで全ての分岐点で同じ方向に進んで来たんで、思い切ってこの案内に従ってみることに。もしかしたら県境を越えてチェンマイ県側まで連れて行ってくれるかもしれんしね~!





ってな訳で、分岐点毎にiPad見るのをヤメて、CO-OPの示す方向を自動的に選択。







やがて谷間の平野部に降りてきて、ちょいホッとしたんやけど。。。







すぐに新たな試練が!ティーローブァーっていう小川が流れてるんやけど、2回橋を渡ると、次からは橋なしです。まず1回目の渡河はクリア。












2回目の渡河。ここは渡る部分が長いため、深さがよ~見えまへん。とりあえず突入したら水がバイクのステップすぐ下まで来たんで、ビビった僕はここで両足を川底についてしまいました。幸い深さはこれが最大やったけど、両足はビショ濡れ。やっぱ行くと決めたら一気に行かなアカンな~。









3回目の渡河はこの教訓を活かして、目視でルートを決めたら一気にGO!これが最後の川渡りになってくれました。ホッ!






しかし全ての分岐点にCO-OPの案内があって、ただこれに従ってればええってホンマにラクやな~。案内標識というものの有り難みを実感です。






11時前、事前にグーグルでチェックしてた集落のど真中へ道は続いて。よっしゃ、順調順調!







家の造りからしてカレン族の村みたいやね~。まだガソリンも充分あるんやけど。。。







休憩と情報収集を兼ねて、この商店でペットボトル入りのガソリン1本お買い上げ。漏斗使うて自分で給油しながら「オムコイはどっち?」って質問。でもオッちゃん、僕の言葉が分からんのかそれともオムコイを知らんのか、ただ微笑んでるだけでした。まあ想定の範囲内の反応やな~。




カレン族の集落を出てからも、CO-OPの紙の案内は継続中。これに従って右折したら。。。







さっき給油休憩の時に見た航空写真とだいぶ違う東の方角へと進んで行きます。でもまあすぐ向きが変わるかもしれんよね~。






しかし東向きのまま、この分岐点へ。頼みの綱CO-OPの案内が示す先は、南東へ向かう下り坂の方向。さすがにこれはオカシイってことでここでようやくiPad登場。






坂の先に見えてる学校の校舎の形が特徴的な形やったんで、航空写真ですぐ確認出来ました。正解はさっきの三叉路を左折でした。まあでもCO-OPさん、ここまでナビしてくれておおきに~!





で、数キロ戻ってさっきの三叉路へ。今度は左折して。。。







事前にチェックしたルートへ復帰です。しばらく行くとまた右手への分岐が。バーンワカレコって確か、このダートのスタート地点から案内してた村やから、右が正解かな?ってことで右折したら。。。





すぐにあさっての方向、南東へ向きを変えてしもたんで、これも間違い。うむむむ、最近グーグル、航空写真に頼り過ぎてるから野生のカンが働かなくなってもうてるんかな?由々しき事態ですわ~。





またUターンして分岐まで戻って、今度はバーンルァトーっていう案内に従って直進。そしたら右手に給水塔が。おお、事前予習の時に航空写真で見た特徴的なコロッシアム状の建造物は水のタンクやったんか~!やっぱ写真は頼りになるのう~。




さらに進むと、真新しいコンクリート舗装の道は急角度で北から西へ向きを変えてます。うん、航空写真通りやな~。






このバーンルァトーっていうのんがターク県側の最後の集落です。







入り口には立派なアーチも。昼メシくらい食うとこあったらええなあ~。







時刻は12時半なんで、メシは何食おう?とか考えながら進んで行きます。ところどころコンクリート舗装の工事真っ最中やし、資金力のある集落かもね。






しかし期待とはウラハラに、どこにもメシ売ってまへん。かろうじて商店が2軒あって、どっちも飲み物しか置いてないんよね~。






それでも何もないよりは百倍マシなんで、ラクターソーイ(甘々の豆乳ドリンク)を2パック買うてイッキ飲みしてからバイク発進。集落の終わりまで来ると。。。






小川に橋が架かってて、その手前に右への分岐が。うっかりここで右折してもうたんやけど。。。







100メートルも走らんうちに自分でミスに気付きました。ああ、右折は小川を越えてからやった!すぐ引き返して。。。






小川に架かる橋の上へ。ここでバイク停めてちょい深呼吸。スタンフォードの自分を変える教室(by Kelly McGonigal)によると、空腹時は脳内の血糖値が低下、正確な判断を下すのに必要なエネルギーが不足してる状態やそうな。次からはダート探索時には、オレオのチョコビスケット1パックくらいはバイクのシート下のボックスに放り込んでおくべきかもね~。


深呼吸でココロ落ち着けたところでバイク発進。橋を渡ると100メートルくらいで道なりに右へ。再び急坂を登って行って。。。






今度はまた坂を下りて。ここまでも路面はガッタガタやったけど、この辺はさらに輪をかけて路面荒れまくりやな~。






坂を下り切ると周囲は棚田に。そして前方には。。。








木の橋!そうです、ターク、チェンマイの県境になってるスアっていう小川に架かる橋です。ジャスト13時、ダート入口からここまで5時間かかってようやく県境にたどり着きましたわ~。





路面状態を勘案すると、この辺の通行量はメッチャ少なそう。この橋も渡れるかどうかアヤシイもんです。横に回り込んで構造チェックしたらコンクリートの土台やったんでGO!

後編へ続きます。






(概要)
バイク旅7日目はメートゥーン(チェンマイ県オムコイ郡)からスタート。国道1099号線の終点から北上し、108号線経由で無事帰宅しました。なお走行ルートをプラグインに追加で埋め込みましたのでご参照下さい。

2016年1月2日朝6時半、思ったほどの強烈な冷え込みもなく快適。もっとガスで一面真っ白ってな光景を想像してたんやけどね~。






何はともあれまずはメートゥーン(トゥーン川)へ。








コンクリートの橋の対岸の方がモヤがぎょうさん出ててええ感じやね~。







昨日夕陽を見たワットドンディンデーンへ向かうと、少年僧の一団がこれから集落へ降りて托鉢するところです。僕もバイクから降りて、ワイしてやり過ごしてから。。。






黄金のチェディーへ。








南の方角がやっぱダントツでキレイ。まるで東山魁夷とかの絵画を見てるような感覚ですわ~。







やがて西の山が朝陽を受けて輝き始めて。。。








こっちの明暗のコントラストも捨てがたいのう~。








そして7時半過ぎ、ついに日の出が!








赤土が朝陽を浴びて強烈に輝いて、なんとも言えんええ感じ~。







バイクでお寺から降りて平野へ移動しても。。。








刻一刻と変わる風景を夢中で撮影。








最後にコンクリートの橋の上から写真撮りまくってからバーンマイへ。







ラーンアーハーンで春雨炒めをご飯に載せてもろて頂きます。ああ~、こうやってメシが食えるってありがたいことやったんやね~!






食後は小学校前にあるこのカフェへ。マシンで煎れたエスプレッソをまったりしばいてから宿へ。







朝のトイレ等済ませて9時過ぎにチェックアウト。まずは国道1099号線の終点へ。







あからさまにここでアスファルト舗装が途切れてて、実に分かりやすいですわ~。ほな北上開始です。







ターソーンヤーンへの山越えルートの入口前を通過。。。








ウィッタヤーコムの校門脇のカフェは今朝も閉店中。WiFiありそうな雰囲気やからメールだけでもチェックしたかったんやけど、まあ帰ってからでええか。






さらに北上すると、メートゥーンに架かる5つ目のコンクリートの橋の架け替え工事が進行中。こうして見ると、オーボートーメートゥーンって結構金持ちなんかもね~。






5つ目の橋と国道1099号線を挟んで向かい側には、こんなコンクリート舗装の道と。。。







オーボートーメートゥーンが設置した真新しい案内標識が。50キロ程度の距離がある村も幾つか記載されてるから、あっちこっちへ枝分かれしてるメーンルートの入口かもね~。この奥の探索も宿題リストに追加ですわ~。











1099号線はこの後しばらくはメートゥーンと並走するんやけど。。。







この橋でお別れ。後はひたすら尾根筋を走って行きます。








北上の途中、バーンムーサーへの入口で右折して。。。








黒豚クンの出迎えを受けながら向かったのは。。。








ビジターセンターです。モーンチョーンっていう1,900メートルくらいの山が地図に名所として載ってたからちょい行ってみよ!






受付には流暢な英語を話すお姉さんがおったんで情報収集したら、この先大型バイク&四駆以外は通行禁止やそうな。 僕の場合、四駆を1台2,500バーツでチャーターして1時間、そこからさらに徒歩で3時間っていう行程。うーん、今回はバックパックを持って来てへんから、バイクのサイドバッグを持って行くことは不可能やな~。



まあ一応、手ぶらに近い状態で行けるようにいろんなモンをここで売ってるけど、ガスコンロとかは自分で用意してママー食うたりコーヒー煎れてしばいたりしたいもんな~。





ってな訳で、モーンチョーン登山はあっさり断念。ここも宿題リストに追加して、いつか再訪したいのう~!







村人の姿を撮影しつつ1099号線へ戻って。。。








オムコイの街との中間あたりにある峠で小休止です。








ラフー族による野菜直売所、いつもは閑古鳥が鳴いてるんやけど、今日は通りすがりの観光客っぽい姿もあって結構賑わってます。






僕はこっそり死角に入って立ちシ△ンと。。。








ついでに尾根筋からのええ眺めを撮影してから北上続行です。







12時前にはオムコイの街へ。でも12月16日に泊まったばっかなんで、今回は完全スルーです。







かわりにオムコイの街から5キロ北上したとこの国道沿いにあるカフェへ。ちょいネットしながら昼メシでも、って思ったんやけど。。。






食事メニューなし!しゃーないんで昨夜晩メシ代わりに買うたお菓子の残りをつまみながらアイスラテ頂きます。ここのWiFiは電波状態が最悪。 メールのチェックどころかポータルの画面にすらたどり着けず。んんん、ムダなカネと時間を使うてもうたわい。。。




気を取り直してバイク発進、1099号線の北上を続けて行きます。この辺の松並木がなんでこんなに美しいんか、理由が分かったような気がします。






ずっと尾根道を走ってるから、松の木の向こうに青空が透けて見えてるからとちゃうかな~?とにかくゴッキゲンでかっ飛ばして。。。






108号線に合流するちょい手前のガケの上に建つお寺へ。トイレ休憩を兼ねてちょいお邪魔します。







眼下に1099号線、そしてその向こうには棚田と、思うた通り高低差のあるええ写真が撮れましたわ~。







ご本尊の寝釈迦サンにお参りしてから国道に復帰です。








松林の写真撮りまくりで来たんで、結局108号線に合流したのは14時過ぎ。108号線をホート方向にほんの2、3キロも走ればボールアンの松林保護区域。正直昨日のメートゥーンから松林はもう散々見て来てるんでパスしても良かったんやけど。。。










数軒並んだ屋台の中に麺屋があったんで、バイク停めて遅い昼メシにクイッティアオウ頂きます。







食後は他の観光客に混じって、松林の写真撮りまくり。








こんなコムの残骸もチラホラ。そっか、大晦日の夜も確か、コムの打ち上げOKやったもんな~。まあ山火事にならんかっただけでも良しとせんとね~。






ええ気分でバイクに戻ってふと違和感が。あれ?首に巻いてたマフラーどっか行ってもうたわい。クイッティアオウ食う時は確かに外して、食後はまた首に巻いたのんを覚えてるんやけど。まあ特別なモノやなくってユニクロで買うたマフラーやから、また買い直せばええか。










松林の後も108号線を東へ。延々と続く下り坂が終わると、オオプルアン国立公園を過ぎてメーチェム川と並走。この辺もええ景色なんやけど、チェンマイあたりからやったら充分日帰り圏内。川遊びとかはまたの機会にして。。。




16時過ぎ、ホートの街へ入る直前にあるポートートーへ。ここまで来たらもはやバイク旅は終わったような感じです。後はアスファルト舗装された平坦な国道を走るだけやしね~。このバイク旅、事前に予定してたポイントにはほぼ全て到達出来たんで大満足の1週間やったけど、1箇所だけ、初日の1175号線からメートゥーンへのアプローチを途中で止めて引き返したことだけがココロ残り。近々必ずリベンジするつもりですわ~!
(概要)
ミャンマー国境の街ターソーンヤーン(ターク県)で迎えた元旦。6日目は12月17日走破したルートを逆方向にたどってバーンメートゥーン(チェンマイ県オムコイ郡)へ。メートゥーンではいくら周辺を走り回っても一軒も見つからなかった宿が、ラーンアーハーンの紹介であっさり発見。1099号線の終点にダート探索の前線基地をゲットしました。これでもうメートゥーンまで来た後、80キロ北のオムコイの街まで戻る必要がなくなったのう~!なおプラグインにツーリングルート地図を追加で埋め込みましたのでご参照下さい。

2016年1月1日朝6時半、バイクで近所のラーンアーハーンへ。早朝はここ一軒だけ営業してるんやけど、元旦の今日も普段と変わらず営業してました。僕も普段と同じ、トムクルーアンナイムー(豚のモツ煮込み)をおかずにご飯を頂きます。




食後は市場経由で泰緬国境のムァーイ川畔へ。








美人お姉さんの屋台で買うてきたパートーンコーつまみながら、ミャンマーの風景をぽけ~っと眺めます。僕の至福の瞬間です。






昨日の朝とは大違いで、ガスもなければ渡し舟で行き交う人影もなし。買い物とかは大みそかに済ませて今日は皆さん、家でくつろいではるんやろっか?






いったんホテルに戻って朝のトイレ等済ませてから8時過ぎにチェックアウト。病院前の時計台ロータリーへ。







感心なことにこの時計台、4方向全ての時計が正確な時刻を表示!ちゃんとメンテしてはる人がおるんやろねえ~。なんかええ気分ですわ~。






国道105号線に出て、最近出来たこの撮影スポット?へ。「国境前の古い街 メーターンンガーサイ ターク県ターソーンヤーン郡」。ムァーイ川の景色もこれで見納めやね~。






この看板、元々はウィタヤーコム(中高一貫校)のものやったんか。僕もこのウィタヤーコムには5年前お邪魔したんやけど、今も健在なんやろっか?






満タン給油してから国道105号線を南東へ10キロ。72キロポストの先にあるバーンメーカムノーイで左折して、山越えで約60キロ先のバーンメートゥーン(チェンマイ県オムコイ郡)を目指します。





まあ途中までは昨日の夕方走ったばっかの道やし、時間もたっぷり。ココロにゆとりありまくりで真っ黒けの田んぼの横をかっ飛ばして。。。






105号線から2キロ、このゲートをくぐってバーンパノキーへ。集落の中を突っ切って。。。







コンクリート舗装された道を進んで、見る間に高度を上げて行きます。







どこまでも続く道を眺めるのって、何でこんなにワクワクするんやろねえ~。







途中の急坂が続く区間で、前方に竹を満載したトラックが。しばらくは後ろをトロトロついて行ったんやけど。。。






ヘアピンコーナーで外側に寄せて停車。何と僕のためにインを開けてくれました。そんな急いでへんから道を譲ってくれんでも良かったんやけど、おおきに~!






コンクリート舗装が終わって数キロで、このドーイペーパーの分岐点へ。







12月17日最初にここへ来た時は大いに悩んだ唯一の場所やったんやけど、地面に置かれたこの木板のおかげで直進、ターソーンヤーンへたどり着けたんよね~。今日は砂塵に埋もれて全然見えへんようになってたんで。。。





バイク常備の雑巾で拭き掃除。よっしゃ、これで旅人も迷わず?ターソーンヤーンへ直進出来るよね~!







逆方向は道なりに登るだけやから迷わんやろけど、もちろん拭き掃除。オムコイまで136キロの表示やけど、そんなにないやろ?僕の実走距離では121キロなんやけど、大したことではないんでマジックペンで訂正せずそのままスルーです。




イーサーン(タイ東北部)ちっくな巨岩が道端に転がってる独特の風景を過ぎると。。。













見晴らしのええ絶景区間へ。今日はちょい雲が多いのう~。初日の出はちゃんと拝めたんやろっか?







やがて前方にワットコパドの姿がくっきりと。ズームでみたら、結構観光客っぽい人らが見えるけど、初詣でも兼ねて来はったんかな?






そしてだだっ広いとこにある三叉路へ。左へ進むと。。。








ワットコパドへ1.5キロの表示です。ちなみに。。。








三叉路を右折すると、こんなダートが東へええ感じで続いてます。こっちもいつか走ってみたいのう~。バイク旅に行くたんびにこうやって行きたいとこが増えていくから、宿題が溜まる一方ですわ~。でもそれって嬉しいことやね!




まもなくワットコパドへ到着~。今まで閉まってた本堂の扉が今日は開いてるんで、もっちろん中へ。







オモロイ2015年にしてくれはったことを感謝です。ホンマおおきに~!気持ちだけやけど20バーツタンブンしてから。。。






外へ出たら、お坊さんが何やら若者たちにこの辺の歴史をお話しされてるみたい。若者もちゃんと自分の頭がお坊さんよりも低くなるような姿勢を保って聞いてます。うーん、新年早々ええ光景を見せてもらいましたわ。





お坊さんに「これからメートゥーンへ行きます」って別れを告げたら、若者の方がビックリしてましたわ~、はは。まあフツー、こんな街乗りスクーターなんて、近所までご飯のおかずやらを買いに行く時乗るモンやもんね~。





ワットコパドを出て、昨日も通った絶景区間へ。背中から太陽を受けるマトモな順光やから、今日は一段と美しいのう~。






ターク~チェンマイの県境の尾根道を、さらに高度を上げて登って行くと。。。







ここから先は雲の中に入るみたい。








南西の方角を眺めると。。。








はるか遠くにムァーイ川が蛇行してキラキラ光ってるのんが見えてます。僕の大好きな泰緬国境もここでホンマの見納め。またそのうちこのダートを走って会いに行くからのう~!





最高点付近は12月17日同様、ガスで白く霞んだ状態なんやけど、ここを抜けると。。。













いつの間にか深い松林の中。路面も滑らかになって来たし、気分も上々です。













12時ジャスト、昨日のターソーンヤーンループとの合流(分岐?)点へ。昨日は左から合流したけど、今日は直進してメートゥーンへ。






この最後の分岐点を過ぎると。。。








すぐにコンクリート主体の道になって、メートゥーンへ向かってダウンヒルが始まります。この辺の松は背が高いのが多いんで、青空によー映えてキレイですわ~!












13時15分、所要4時間20分で。。。














国道1099号線の終点近くにある。。。








山越えルートの終点に到着~!ええ時間なんで。。。








小学校前にあるラーンアーハーンで昼メシです。お会計の時にダメ元で、この辺に宿ないか聞いてみたら。。。







なんと「あるよ」って!去年オムコイの街に3泊した時、ここメートゥーンからフワイナムカーオ、メートゥーンノーイにかけて宿を探してあっちこっち走り回っても一軒も発見出来んかったのに、こんなにあっさり見つかるとは。店の兄ちゃんが親切にもバイクで先導してくれたんで、1分でここへたどり着きました。



ここは1099号線沿いにある別のラーンアーハーンの裏手。オーナーがどうやらお寺へ新年のお参りに行ってて留守らしいんで、しばらくぽけ~っと待つことに。






でもなっかなか帰って来おへんので、看板に記載のケータイへ電話しようとしたら、あらら?僕のtrueのケータイは圏外!むむむ、やっぱ辺境のダート探索にはAISのSIMを用意してた方が良さそうやな~。。。











14時半、とりあえずこの辺を走って、もいっぺん自分で宿を探してみることに。まずはメートゥーン(トゥーン川)沿いにあるバーンメートゥーンへ。






お店は1099号線沿いにあるバーンマイっていう集落に集中してるんやけど、ここバーンメートゥーンは結構な規模の集落で、町役場に小学校まであるんよね~。この1年の間にピッカピカのコテージのリゾートでも出来てることを期待したんやけど。。。




お菓子とか売ってる商店以外は全く商売っけなし!トゥーン川に架かる寒季限定っぽい竹の橋を眺めながら木陰でちょい休憩してから。。。






トゥーン川に架かるコンクリートの橋を渡って、バーンフワイナムカーオへ。







田んぼがドーン!って広がってる横にある規模の大きい集落なんやけど、やっぱ何もなし。







こんな景色なんやから、トゥーン川沿いにリゾート建てたら広告宣伝一切無しでも絶対客来ると思うんやけどな~。まあでも雨季になったら川の氾濫で全部持って行かれてまうんかもね~。





トゥーン川に架かるコンクリートの橋をさらに2つ渡ってこのダートとの分岐点へ。







ここはプーミポンダムのダム湖の先っぽにあるバーンヒンラートっていう集落へ通じるルートの入口です。去年この入口を村人に聞きまくって探し当てたんやけど、この先はまだ未知の世界。もうちょっと待っててね~。





トゥーン川に架かる4つ目のコンクリートの橋を渡ってバーンメートゥーンノーイへ。







しかしこんな辺鄙なところにコンクリートの橋を4つも架けるとは。これは土木工事で駆り出した村人に労賃払うのが目的なんかな?でもそれやったらもろい竹の橋を毎年架け替える方が理にかなってるけどね~。。。





バーンメートゥーンノーイもやはり、ラーンアーハーン2軒以外は何もなしやったけど。。。







集落の分岐点にこの看板を発見!去年1月に来た時はなかったからつい最近設置したんやね~。ワットコパドの名前は載ってへんから、ターソーンヤーンへ抜けるルートとはまた違う道なんかな?











他に宿はないことを再確認出来たんで、さっきのラーンアーハーンへ戻ります。帰りはトゥーン川沿いのダートに入って行ったら、いつの間にかこんな頼りないシングルトラックに。コワゴワ進んで行ったら。。。





途中でよー分からんコンクリートの道に合流、このお寺の前に出て来たんで、後は勝手知ったる道をさっきの宿候補?へ。






16時前に戻ったらオーナーのおばちゃんが戻ってはって、早速部屋を拝見。最初この長椅子を見た時「まさかここで寝るんかい⁈」って思ったけど、左手の網戸の奥にちゃんとベッドがありました。





1泊200バーツっていうんで心配やったのんがバスルーム。でもホットシャワー、洋式便座withジェットホースやったんで合格!WiFiはさすがにないけど、1泊くらいネットなしでも構わんで~。











シャワー浴びたりして17時過ぎ、バイクで近所の散策でまずはウィッタヤーコム(中高校)へ。旧日本軍の戦闘機のエンジンに新年のご挨拶です。












エンジンには何か刻印があるんやけど田んぼの田を丸で囲ったような記号?と、あとは製造番号っぽい数字。右端に「中」みたいな漢字っぽいのがあるけど、もしかして「中島飛行機」の中やろっか?





昔の日本人はスゴかったんやな~ってなことに思いを馳せながらウィッタヤーコムの外へ。校門の脇にこんなカフェが新たに出来てたんで一瞬WiFiありか⁈って期待したんやけどお休み。場所柄、学校が休みの時は閉めてるんかもね。




そろそろサンセットショーの開幕時刻なんで、トゥーン川に架かる橋の上へ。東の山々の写真を撮りまくってたら。。。






金色のチェディーが目に。おお、あそこからやったらええ夕陽が撮れそうやね~!







カンを頼りにテキトーに対岸の集落をうろついたらすぐ見つかりました、ワットドンディンデーン。







結構な急坂を登ってたどり着いたのがこのチェディー。今日の楽しい1日を仏様に感謝です。













ここはお寺の境内に結構な急坂があるせいか。。。








少年僧たちが自分でバイク運転して、物を運んだりしてます。タイの坊さんはホンマはクルマ、バイクは自分で運転したらアカンらしいけど、公道やないからかまへんよね~。





やがて元旦の太陽が西の山に。キレイな初日の入りですわ~!







強烈な西陽のせいもあるやろけど、チェディーの下のガケが赤く染まってキレイ!お寺の名前ディンデーンの通りやね~!












南の方角を見渡すと、トゥーン川がゆったり流れる光景が。今度はあっちの南の方角からメートゥーンまでやって来たいなあ~。






陽が沈んだ後もしばらくチェディーの横でぽけ~っと佇んでから。。。







お寺を出てバーンマイへ晩メシへ。事件はここで起こりました。







なんとラーンアーハーンがオールクローズ‼︎まあ元旦やから特別かもしれんけど、これではメートゥーンでの宿泊は他人にはオススメ出来ませんわ~。とりあえず閉店間際っぽい商店へ飛び込んで、ハラの足しになりそうなお菓子類を買い込んで宿へ。WiFiないからネットも出来んし、静かで清らかな元旦の夜になりました、はは。
(概要)
モン族の集落で栄養補給した後は順調に走って、12月17日に走破した山越えダートと合流!センタースタンドを破損させるトラブルはあったけど、日没直前に何とかターソーンヤーンへリターン。2015年最後のサンセットをミャンマーの山並みとともに眺めることが出来ました。スタート(105号線メーウス)~ゴール(105号線メーカムノーイ)までの推定走行距離100キロ、所要7時間半でした。

全部平らげて14時前、店のオバちゃんが足踏みミシンで何か作ってはるんで聞いたら。。。







モン族の衣装で、チェンマイのモン市場へ持って行って売るそうな。しかしここからモン市場(関帝廟の西側一帯にあります)って、一体何時間、ガソリン代だけでどんだけかかるんやろ?ちゃんと元は取れてんのか心配になりますわ~。




空腹と喉の渇きもどうにか収まったんで元気に発進!やがて現れたY字分岐点。







この辺は周囲がだだっ広く開けてるんで、航空写真との比較がカンタン!迷わず右へ。







右折して振り返ると、オーボートーメートゥーン(メートゥーン地区役場)が設置した青い案内標識が!12月17日の山越えの時は、この青い標識にどれだけ世話になったことか。これ見ただけで安心感が出て来ましたわ~。





ココロにゆとりが出て来たんで、牛さんの行列も1分ほどぽけ~っと眺めてから。。。







軽くクラクション鳴らしてどいてもろて通過。たまーにこのコらの「落としもの」が下り坂のブレーキング予定ポイントにあったりするとヒヤっとすることもあるけど、基本的に無害な生き物です。放し飼いの犬の方がよっぽどキケンやしね~。




そしてついに案内標識にターソーンヤーンの文字が!








最後のこのY字分岐点はちょい迷ったけど。。。








古ぼけた木の板に「左 タンボンメートゥーン(メートゥーン地区)24キロ」の立て札が。おおきに~!おかげでiPad引っ張り出したり2本指タップのためグローブ外したりする手間が省けましたわ~。





気づけば松林の中。この感じ、オムコイやメートゥーンに行ったことある人なら誰でも分かると思うけど、独特のええ雰囲気です。路面もかなりスムーズになって来て快調に走行。











14時42分、ついに目指すポイントに到達~!ここはただの三叉路なんやけど。。。







つい2週間前の12月17日、この方向(メートゥーン)から走って来て、ターソーンヤーンまで抜けたんよね~。













本日のターソーンヤーンループ、ここから先は12月17日と同じです。オーボートーメートゥーンが設置した案内標識も分岐点にあるからもう安心です。まずはここから18.1キロ先のワットコパドを目指します。











しばらく行くと案内標識がない三叉路へ。








よー分からんけど、ここで右に曲がってもメーウスの方へは行けるんかもね~。グーグルマップでは行き止まりになってるけど、そんなモン当てにならんことは今日実感済みですわ~。





まあ今日のところはこっちへは行かず。そのうち行ってみたいのう~。







再びターク、チェンマイの県境に近づいて来ると、グングン高度を上げて行きます。







こないだはガスで周囲は全く見えんかったけど、今日はハッキリ。







タイ~ミャンマー国境のムァーイ川がクネクネ蛇行して、光る線となって見えてます。







宿はあの北西数キロのところやから、もしかしたら部屋の窓から見えてるんかもね~。







最高点を過ぎて下りが始まると南東に向きを変えるんで、S字コーナーの先端からはワットコパドがくっきり!







ここも絶景区間!何度も写真撮りまくってから。。。








15時半過ぎ、ワットコパドへ到着~。今日はお坊さんもいてはったんでちょいお話。コパドの意味を聞いたら、カレン語で「偉大な、大きな」やそうな。チェンマイで言うたらワットチェディールアンみたいなモンかのう~。





今日は大みそかってことで、初日の出をここから見よう!っていう参拝客が四駆でぎょうさん集結してます。そう言えば途中、結構四駆とすれ違ってホコリマミレにさせられたからのう~。





充分休んで右手首の握力も回復したんで、ポインセチアを見ながらワットコパドを後に。この時、出入り口の下り坂の途中にあるデッカい岩にバイクの下を思いっきりゴツン!





センタースタンドのバネがいかれてもうて、下りたまんま上に上がらなくなりました。とりあえず応急処置として。。。






日本のダイソーで買うてきた強力ゴム紐で固定。かわいそうやけど帰宅したらきっちり修理したるからな~。







ワットコパドを出たらすぐ、このだだっ広い三叉路へ。ここまで来ると。。。







ターソーンヤーンまで25キロです。今ちょうど16時やから、充分日没までには帰りつけそうやね。







2週間前には大いに悩んだこのドーイペーパーの分岐点も、今日は迷わず直進!







まだまだ絶景区間は続くんやけど。。。








マトモな逆光で暑なって来たし。。。








ターソーンヤーンでミャンマーに沈む夕陽を見たいんで、若干巻きで進行。







山肌に山の影がくっきりと映えて。。。








ここにハイジがおったら「おじいさん、山が燃えてる!」っていうセリフも聞けそうなええ風景ですわ~。







途中、息が止まりそうなほど急な下り坂が2箇所あるんやけど、キレイにコンクリ舗装されてるんでじわじわ亀のようにノロノロ運転で慎重にクリア。。。












無事に山を下りきって、バーンパノキーの集落のど真ん中を突っ切って。。。







17時ジャスト、バーンメーカムノーイで国道105号線に合流!ガソリン残量から推定する走行距離は100キロってとこかな?






105号線をぶっ飛ばして10キロでターソーンヤーンへ。速攻でセブンに入ってビアチャーンを1缶買うてから。。。







泰緬国境のムァーイ川畔へ。ミャンマーの山並みへ沈む今年最後の夕陽を眺めながら頂きます。ああ~、ええ1日、そしてええ1年やったなあ~!






こうやって川畔にぽけ~っとたたずみながら。。。








刻一刻と彩りを変える風景を。。。








ビアチャーン飲みながら飽きもせず眺めます。








ここは僕のバイク旅の原点とも言える場所やな~。








5年前、元カノからバイク返してもろて最初にやって来たのんがここターソーンヤーンやったしね~。







いろーんな甘酸っぱい思い出を回想してたら、時間なんてあっちゅう間!真っ暗になって来たんで宿へ引き揚げです。






シャワー&休憩済ませて20時過ぎ、バイクで晩メシへ。役場前のグラウンドはステージ付きの大宴会場になって、エラい盛り上がりです。でも僕はこういう騒ぎはあんまし好きやないんで。。。





ごくフツーのアーハーンタムサンへ入って。。。








ごくフツーのパッガパオウムーを頂きます。大みそかでもフツーの晩メシやなんて、実に僕らしいですわ~。







部屋に戻ってグーグルで今日の走行ルートを復習してたら、外でドーン!って大音響が。そっか、こんな辺境の地でも新年の瞬間は花火なんて打ち上げるんやね~!






もしかしたらミャンマー側でも、時差の関係で30分遅れの花火が上がるかも?って思ってしばらく起きてたけど、予想通り静かなモンで対岸からは何も聞こえず。ほな明日のダート走行に備えてもう寝よっと!
(概要)
5日目はターソーンヤーン(ターク県)に連泊。ターソーンヤーンを起点にした日帰り周回ツーリング「ターソーンヤーンループ」を敢行、未知の山岳ダートに挑戦、長い1日になりました。なおプラグインにターソーンヤーンループのツーリングルートを埋め込みました。

2015年12月31日朝6時半、宿から100メートルもないんやけどいつもの習慣でバイクで市場へ。以前と変わらず美人お姉さんが切り回すパートーンコー屋台でパートーンコー買うて。。。





宿へ戻る途中、同じホテルに泊まってる若者らが少年僧にタンブンしてます。こういう礼儀正しい若者の姿を見ると清々しいのう~!






宿は一応セルフサービスの朝食付きなんで、食パンをトーストしてさっき買うたパートーンコーと一緒にコーヒーもいれて頂きます。テーブルはさりげなく昔懐かし足踏みミシン!タイは今、こういうアンティークとかビンテージが大ブームやね~。










メシの後はバイクで国境のムァーイ川の畔へ。もう7時を過ぎてるっちゅうのにまだこのガス!







ガスの中からエンジン音だけがポンポン響いて。。。








対岸のミャンマーからの乗客が次々と上陸。やっぱカレン族っぽいカラフルな服装の人が多いのう~。







しかし女性の皆さん、見るからに重たそうなカゴ背負って階段登って行きはります。腰痛持ちの僕なんかは見てるだけで腰痛くなりそうですわ~。






今日は大みそか!やっぱミャンマーでも皆さん、忙しいんやろっか?







ホンマに次から次へと対岸からの船が着いて。。。








皆さん黙々と階段を上がって来ます。








これは船頭さんも休むヒマなしやで~。








もっと見てたいとこやけど、8時を過ぎたところでいったんホテルへ引き揚げです。







朝のトイレ等済ませて9時にバイク発進。いったん市場前の賑わいへ。







手を振ったら応えてくれるコがおるんは嬉しいのう~。いつも一人旅の僕やけど、こういうコがおるからちっとも寂しくないですわ~。






もいっぺんムァーイ川畔へ行ったら、さすがにガスはだいぶ晴れました。でもまだミャンマーの山並みが見えへんのう~。






写真撮ってたらロットゥー(ミニバン)が停車。観光客らしい乗客がゾロゾロ出て来て騒がしい雰囲気に。「対岸は何県ですか~?」なんていうとぼけた質問をドライバーにしてるお姉ちゃんがおったけど、自分がおる場所くらい把握しといたほうがええんちゃうか?静けさが破られてもうたんで。。。



国道105号線沿いのガソリンスタンドで満タン給油です。ちょうどメーサリアン(メーホーンソーン県)行きのソーンテーウが給油を終えて出て行くとこ。そうそう、ターソーンヤーンを過ぎたらあとはもう、ドラム缶から手動ポンプで給油するとこしかないからね~。




今日は時計回りで「ターソーンヤーンループ」を完成させたろ!って目論んでるんで、まずは国道105号線を北西へ。このオブジェの前にある。。。






ひまわりも、2週間前に来た時に比べたらかなり萎んでもうたな~。そろそろひまわりのシーズンも終わりやね。







105号線を10キロくらい?走ったとこにあるこのY字分岐点で停車。メーウスの洞窟への分岐点のちょい手前にあるここが、本日のスタート地点です。






グーグルマップで事前にルートを予習したんやけど、途中で道路が途切れてたり不安要素てんこ盛り!ドッキドキのツーリングが9時38分スタートです!






Y字分岐点を右へ入った出だしはコンクリート舗装されててツマランので、本線はここで右方向なんやけど、左折していきなり寄り道です。






グーグルマップの表示通り、すぐに行き止まりで、その先は階段を降りたらええ感じの木の橋が。













メーウス(ウス川)です。あらら?コンクリート製の橋脚が残ってるから、元々はコンクリートの橋やったけど流されたみたいやね~。でもね。。。






こんなエコな優しい感じのする集落やから。。。








今の木の橋の方が絶対似合ってるで~!








本線に復帰してコンクリート舗装の道を進んで行きます。このオーボートーメーウス(メーウス地区役場)を過ぎた辺りから。。。






ドンドンええ風景になって行きます。








この山は特徴的な形してるから、道に迷った時のランドマークになってくれるかもね。







道は一応北の方へ進みながらメーウスを渡ります。橋の上で写真撮ってたら。。。







何かおるんか?って感じで未知のコトバでオッちゃんが話しかけて来ました。そっか、フルフェイスのメット被ってるから顔分からんもんね~。ええ景色やな~!って北タイ方言で答えてから。。。











集落の中を北上。カレン族が多い村らしく、教会があっちこっちで見られます。もう1週間早く来てればクリスマス礼拝とか見れたかもしれんな~。






教会を過ぎてしばらくのY字路で、今日初めて判断に迷いが。多分右の坂を登って行けばええと思うんやけど。。。







念のためグーグルマップの航空写真で確認です。うん、右で間違いないのう~。便利っていうかダート探索ツーリングでは必須のような気もするグーグルやけど、これに頼ってると野生のカンみたいな感覚がドンドン鈍くなっていく気がするんで、なるべく使わずに済ませたいとは思ってるんやけどね~。。。



でもね~、分岐点に設置された案内標識がどれもこれも超ローカル過ぎやねん!バンコクとかチェンマイの方向は示さんでもええから、もうちょっと広域の、ターソーンヤーンはどっちとか、国道まで何キロとか、そういう表示こそ求めてるんやけど、地元の方には必要ないんやろねえ。




そうこうするうちにいつの間にか赤土のええ感じののダート出現。坂を下って行くと。。。







平地まで降りて来ました。さっきまでは結構バイクとすれ違ったりしたんやけど、ダートになってからは往来が途絶えてええ雰囲気になって来たのう~!






コンクリート舗装もそろそろ、急坂とか部分的になって来て、ええ雰囲気に。







砂の多い急坂でちょい苦労はするけど。。。














そんな苦労を補って余りある報酬が。。。








来ました!この辺から絶景ポイントの連続です。








坂を登りきった地点で変則十字路。うろ覚えの予習知識では確かここで右折なんやけど。。。







iPadを引き出すのが面倒くさいんで、ガソリン販売コーナーと思われるところの真ん前にバイク停めて、人が出てくるのんを待ったんやけど、しーん。留守なんやろっか?






案内標識あることはあるけど、知らん村の名前を書かれても僕の役には立ちまへん。でもこないだウムパーンへ行く時の昼メシ休憩で、接尾語のキーっていうんがカレン語の「上、北」ってことを学んだんやけど、この辺もこのキーが語尾につくとこ多いからカレン族の集落ばっかなんやろねえ~。



諦めてiPad出して、グローブ外して2本指タッピングで航空写真を拡大。やはり本線は右やったんで右折したら、すぐに道路工事中に。アレ?通行止かいな⁈






って思ったら、キャタピラをずりずり器用にズラして、ちょうど僕のバイクがギリギリ通れるように寄ってくれました。助かった~!ここまで来て引き返すんは、精神的にも時間的にもダメージデカイからね~。おおきに~!





絶景ポイントはまだまだ続きます。あそこに小屋建てた人の気持ちはよー分かるのう~。







そう言えばこの辺って、グーグルマップで道が途切れてもうてる部分かな?航空写真でみたら繋がってるぽかったんで構わず突入して来たけど、正解やったみたいですわ~。






こうやって見晴らしのええとこからはるか前方までダートがくねくね続いてるのを眺めるのんって、ホンマ至福の瞬間やね~!






ここは南東向きなんでマトモな逆光。振り返れば順光でこうやってキレイな写真が撮れるんやけどな~。でも日照があることを有難いと思わんとね。






坂を下って行くと、小さな集落と学校が。ただ子供らの声が聞こえんからやっぱお休みなんやろねえ~。







この辺からは美しい棚田の連続する地帯。さっきの学校も。。。







棚田のてっぺんに建ってます。素晴らしい立地やってことを、子供らはここを離れた時に初めて知ることになるんやろねえ~。






今日お初の橋のない川を渡ると。。。








前方には棚田、そして。。。








右の方からは別のダートがグングン近づいて来ました。よっしゃ、航空写真通りやで~!







この後右手には黄金のチェディーとちっちゃい集落があったけど、ガソリンもまだあるしスルーして。。。







この背の高い竹が突き当たりに密集してるT字路にぶち当たります。右手からはさっき見えた別のダートが合流してるんで、ここは左へ。












左へ曲がったら北向きになったんで、また背中に陽が当たる最高の順光ライディング!ゴッキゲンで谷間のやや狭いダートを走って行くと。。。






いきなりドーン!と前方視界が開けます。ほんの数百メートル行くと。。。







坂の途中でこんなT字路分岐点が。グーグルマップでは表示されへんのやけど、航空写真では道らしきものが北東方面に伸びてたんで、確認のためにも今日ここへやって来ました。ちゃんと道あるやん⁈グーグルよ、頼りにしてるんやからもっとしっかりしてや~!ここで分岐に入って右折です。



しばらくはさっきの谷間を走る見晴らしのええダートやったけど。。。







すぐ北東に向きを変えると険しいガッタガタの悪路に。誰が落としたのかバイクのナンバープレートまで転がってますわ~。僕も去年(2014年)のクリスマスはフェイサーイ(ラオス)近郊のダートでマフラー落とした実績があるし、気を付けて優しいライディングを心掛けよっと。




悪戦苦闘を続けてると、いつの間にかコンクリート舗装が登場。T字路の分岐点でコンクリートの道は右カーブを描いて。。。






南方面へ。グーグルマップによるとこの道を行けば出発点のメーウスの集落に戻れるみたいやけど。。。







コンクリート舗装とバイバイして、こっちの赤土のダートへ。まだお昼過ぎやし時間たっぷり?あるもんね~。







進んで行くとまたT字分岐が。マップによるとここで右折しても僕の目指す地点へは行けるみたいやけど。。。







もっと路面荒れてるし、通行量も少なそうなワダチなんよね~。ここは直進して。。。







北上を続けてると、T字路にぶち当たります。本線はここで右折なんやけど、ハラ減ったんで左折して集落へ入ってメシにしよっと。






ポインセチアがキレイに咲いてる集落なんやけど、メシどころか商店の一軒すら見当たりまへん。なんとなく歓迎されてへん空気を感じたんで、早々に退散して本線へ復帰です。





さらに進むと何かの施設みたい。おお、もしかして国立公園とかやったら嬉しいのう~!







残念ながら森林開発プロジェクトか何かの敷地みたい。ターク県モーコーポーキー村っていう表示も。







歓迎っていう立て札は、タイ語と恐らくカレン語?ビルマ語?で書かれてるんやけど。。。







固く閉ざされた無人のゲートは、訪問者を歓迎してる雰囲気やないよね~。







とにかく水だけでも飲みたいんで、先を急ぎます。やがて現れた変則三叉路、ここは。。。







右手に2つの道があるんやけど。。。








右奥のダートはやや路面状態がええ感じで、坂を下りながら森の中へ入って行く感じ。













右手前のダートは、幅が狭くて石ころだらけ。でも航空写真によると、正解は多分こっちですわ~。







ここははっきり言って正念場!間違うと宿をとってるターソーンヤーンへ戻れず山中で年越し(まあそれもオモロイかもしれんけどね)もあり得るんで、10分ほど分岐点で佇んで、通りがかったカップル2人乗りのバイクに「メートゥーンはどっち?」って聞いてから、右手前のダートへ。橋のない小川を1つ渡ると。。。









ダートの両側が急に松林に!おお!ってことはさっきの小川がターク、チェンマイの県境やったんやろねえ~。













チェンマイ県に入った途端。。。








色鮮やかなキャベツ畑があっちこっちに。








キャベツの緑色の視覚効果によるリラックスのせいか、それともチェンマイ県に入ったっていう安心感からか、精神的にかなりラクになりましたわ~。






やがて前方に集落が。最初に発見した商店に飛び込んで、とにかくハラに入りそうなものを探したら、これですわ。チョコレートビスケット2パック、ラクタソーイ(甘~い豆乳ドリンク)を昼メシ代わりにして飢えをしのぎます。











そんな目で見つめられても。。。かわいそうやけど、これはひとかけらとて犬畜生ごときにあげるつもりナシ!全部1人で平らげてから。。。

後編へ続きます。












(概要)
4日目はウムパーン(ターク県)から260キロ北上、ミャンマー国境沿いの街ターソーンヤーン(ターク県)へやって来ました。ターソーンヤーンにはつい2週間ほど前にも来て泊まったばっかなんやけど、今回は大のお気に入りのここを拠点にダートを探索しながら年越しする目論見です。推定走行距離280キロでした。

2015年12月30日朝メシ食いに一軒だけ開いてるこのラーンアーハーンへ。カーオラーゲーンとコーヒー頂きます。







5年前に来て3泊した時は、すぐ近所のこの通りで小規模ながらも朝市みたいなのが毎日開かれてたんやけど、今はなーんもなし。これってセブンがオープンした影響なんやろっか?





宿に戻って朝のトイレを済ませて8時前バイク発進。宿から1090号線へ出る直前のええとこにあるこのガソリンスタンド。味わいのある白ペンキの価格ボードともお別れです。なんか昔の手書きやった頃の甲子園球場のスコアボードを思い出しましたわ~。










寒い朝の出発のご褒美はこれ!日が昇って朝もやが急速に消え失せようとする瞬間です。こういうのんに出会えるのんも寒季の北タイの旅の醍醐味やね~!






今日は僕にしては珍しく、泊まる宿を電話予約済。陽が暮れるまでに着けばええんで、気にいった風景があったら1090号線から外れてダートに入って写真撮りまくりです。






峠に差し掛かったら前方には屋根にまで乗客を乗せた超満員のソーンテーウが。速攻でいったんブチ抜いてから。。。






順光になるところにバイク停めて撮影。撮る時に手を振ってあげたら、運転手さんがVサインで応えてくれました。おおきに~!






絶景ポイントの連続するバーンメークローンノーイでは、国道から外れて集落を突っ切って。。。







キャベツ畑を目指します。今が旬なんやろっか?そこら中でピックアップの荷台をキャベツでてんこ盛りにしてる風景に出くわしました。












ダートを登って行くと、緑鮮やかなキャベツ畑!








ポインセチアの赤色も強烈な陽射しによ~映えて、何とも言えん美しさです。







こんなのどかな所やのに、集落の外れで何と事故現場に遭遇。村人の早口のカムムアン(北タイ方言)に聞き耳たてたところ、どうやらおじいちゃんが乗ったバイクが、道路に設けた段差(強制的にスピードダウンさせるためのもの)を避けて反対車線の端まで寄ったところへキャベツ満載のピックアップが来てぶつかったそうな。やれやれ、本来はこういう事故を未然に防ぐための道路の段差のはずやのに、これでは本末転倒やな~。。。







別のピックアップが来て荷台におじいちゃんを収容するところまで見届けて、国道へ復帰。僕も写真撮る時は、充分な高低差がある急坂の途中とかで無理矢理バイク停めて撮ったりしてるから、気をつけんとね~。





しばらく行くとウムピアムの難民キャンプです。キャンプには立ち入り出来ひんのやけど。。。







隣接した丘の上にある黄色いお花畑へ行ってみることに。見た目よりも全然キツイ坂をハアハア言いながら登って行くと。。。






この景色が報酬です。お隣の難民キャンプとの明暗の対比が強烈やな~。







ちなみに黄色い花の正体はメキシコひまわりやなくって、こんな花。見たことあるけど名前が出てこん!ってヤツですわ~。






お花畑から国道へ戻ったら、難民キャンプ前にウムパーン行きのソーンテーウが停車中。このソーンテーウにも屋根にまで人が乗ってるんやけど、もしかしたらこれ、満員で車内に入り切れんからやなくって、屋根に搭載した荷物が崩れんように見張ってるんかもしれんね~。




ウムピアムで昼飯食うた後、バイクにも満タン補給して。。。













1090号線を引き続き北上。この山の景色ともそろそろお別れやな~。







無数と言うてもええほどの峠をクリアして、最後のこの急坂を下まで降りると。。。







ポップラの丘陵地帯です。赤土が目にしみますわ~。








ポップラでは、1090号線から数百メートルで行けるパーチャルーンの滝国立公園へ入って、滝を眺めながらしばし休息です。昔元カノと一緒に来た時もそうやったけど、ここは国立公園入場料というものを徴収されたことがないですわ~。外国人入場料として400バーツを請求して来たパーテーム国立公園(ウボンラーチャターニー県。もっちろん支払拒否して入場せず)よ、ちょっとは見習い給え。








1090号線を終点メーソートまで走破。メーソートはこの旅の初日に泊まったばっかなんで今日はスルー。今度は105号線に入ってさらに北上。












メーラマートのポートートーでも満タン給油&トイレ休憩。僕のお気に入りのマグナムのアイスに知らんうちにエスプレッソなんていうラインナップが。10バーツ高い50バーツやったけど迷わずお買い上げ。味は。。。40バーツのクラシックでも充分って感じかな?





さらに北上、メーラの難民キャンプへ。1日に難民キャンプを2つも見るなんて、奇特な旅をしてますわ~。







こっちのメーラの方がウムピアムよりも急な斜面に住居が密集して建ってるんで。。。







何だかより一層切なさがつのります。早いとこ元のミャンマーに帰れるようになればええのにね~。。。







メーラの難民キャンプのすぐ北には、このT字路交差点。ただの三叉路なんやけど、ここはつい2週間前の12月17日、国道1099号線の終点近くのバーンメートゥーンを出発してダートの山越えで60キロ弱を走破、105号線にたどり着いたゴール地点なんよね~。サクッと写真だけ撮ったら。。。



17時過ぎ、ターソーンヤーンの常宿ターソーンヤーンヒルリゾートに到着~。そしたら何と!僕が予約で指定した13番コテージはすでに別の客が入ってるって?オーナーに電話して来てもろたら、フロントのバイトの兄ちゃんが予約を確認せず別の飛び込みの客を13番コテージに入れてしもたことが判明。あいにく空いてるコテージはこの水シャワーしかないとこだけやったんで、今回はパス。


ま、ここはタイやからこんなもんやろなあ~。他にも宿のアテはあるんで、まずはバイクでミャンマーとの国境のモァーイ河畔へ。ミャンマーの山々に沈む夕陽をぽけ~っと眺める方が、僕にとっては宿よりもはるかに重要!





対岸との間を渡し船で行き交う人々をウォッチングしながら。。。







写真も撮りまくりです。あれ?この看板「サイアム最果ての地」は、こないだ来た時はなかったような?年末年始のハイシーズン用に急きょ設置したのかもねー。






とっくに陽が沈んだ後も河畔に佇んで、一人たっぷりとたそがれて、18時半になってから。。。







市場の近くに出来たばっかのこのウォンタワンリゾートへチェックイン。1泊690バーツはかなり予算オーバーやけど、たまにはこんなピッカピカのホテルに泊まってみるんもええよね~。





シャワー浴びて晩メシ行こか?っていう20時前、部屋を出たらちょうど目の前に花火が!そっか、もうすぐ新年やし、何かイベントでもやってるんかもね~!でも賑やかな催しはあんまし好きやないんで、明日に備えてメシ食ったらさっさと寝よっと。
(概要)
3日目はウムパーン(ターク県)に連泊。ドーイフアモットで日の出を見た後、ティーロースーの滝へ。滝へと続くダートを走りたかったんやけど、バイクは全て乗り入れ禁止ってことで、四駆に観光客相乗りで滝へ。帰りはバーンノーンルアンの国境へ寄り道して、ほんの数メートルだけやけどミャンマーに入国してから宿へ。推定走行距離70キロでした。

朝5時過ぎに宿を出て、バイクで1090号線を南へ10キロのドーイフアモットへ。山頂に着いたらもう人が夜明け待ちしてはるのにちょいビックリ。ここってそんな観光名所なんやろっか?











夜明けが近づくにつれて人もドンドン増えて来て。。。








7時過ぎにようやく日の出が!写真撮りまくって後ろを振り返ったら。。。







結構な人が。ウムパーンにこんなに観光客がおったんかー?ってな数ですわ~。







サクッと山を降りて朝メシ食うていったん宿へ。トイレ済ませて8時半、再びバイクで出撃です。ティーロースーの滝へ行くんやけど、滝でもこんな虹が見れたら嬉しいなあー。





街からは1090→1167→1288号線とコロコロと国道名は変わるけど、走行距離自体は15キロあるかないかで。。。







あっちゅう間にビジターセンター到着~。速攻でインフォメーションカウンターへ行ったら。。。







滝へ続くダートはバイク乗り入れ禁止やから、バイクはここに置いて四駆を往復1,600バーツでチャーターして行け!それと外国人だから別途入場料200バーツも必要だ、とのお達し。素直にハイそうですかって受け入れられる金額とちゃうんで、引き返す素振りを見せたら。。。










タイ語は出来るよな?っていう確認の後に、この四駆の荷台に他の観光客と相乗りでいいなら往復で200バーツだ!とのオファーが。ふふ、そういう展開を期待してたんよね~。おおきにです!





入場料200バーツもバカ高いんでタイ人価格の20バーツにしてもらおと思ってタイの運転免許証を提示したんやけど、バップラチャーチョンを提示した場合だけタイ人価格を適用するからダメやって。さらに食い下がってバップラヂャムトアプーシアパーシーアーコーン(納税者番号、タイ国内で納税していることを証明するもの)も提示したけどダメ。うーん、こういう外国人料金の適用は不必要に厳格になって来たのう~。。。

さて滝へのダートはどんなすごい悪路なんやろ?って思ったら、一部コンクリート舗装されたええ道でした。ひどい部分でもこの程度の浅い泥しかないんやから、僕のスクーターでも絶対走破出来たのになあ~。。。





ちなみに相乗りの観光客はお坊さまを含むチョンブリーからのこのご一行様。この人らが1日1台2,500バーツでチャーターした四駆に、僕が格安で文字通り便乗させてもろてる訳ですわ~。





四駆でダート25キロを走った後、徒歩で2キロ弱滝までのトレッキングなんやけど、お坊様を先頭にして歩く僕ら一行は、すれ違う方々皆さんからワイ(合掌)されて、何かエラくなった気分。もちろん皆んなお坊様に対してワイしてはるんやけどね。




そしてついにティーロースーの滝に到着~!でも、あれれ?













落差自体は相当あるんやけど、問題は幅!乾季で水量が減ってもうて、この右脇の岩肌なんかはほとんど白糸の滝状態。分かってはいたんやけど、やっぱ滝は雨季に観に来なアカンのう~。











ちゃんとGパンの下に水泳パンツ履いてきたんで、もっちろん滝のエメラルドグリーンの水に浸かってまったり。。。とは出来んような冷たい水でしたわ~。












で、また2キロ弱のトレッキング&25キロのダートを四駆に揺られて16時半過ぎ、ビジターセンターへ帰着。速攻でバイク乗ってバーンノーンルアンへ。






村を突き抜けて進んで行くと、やがて検問が前方に。16時から6時は閉鎖って明記されてるのんが見えるけど、無人っぽいんで構わず突破!






バイクかっ飛ばして1167号線の終点へ。ここが。。。








地味やけどミャンマーとの国境になってるんよね~。








とりあえず監視小屋みたいなとこへ行って、写真撮ってええか?って聞いたら快諾。







バーの向こう側に入って撮影会開催です。国境緩衝地帯なんかがないこの国境やから、ここはもうミャンマー!







あ~あ、このダートをこのままミャワディーまで走って行けたら、来た時と同じ1090号線をメーソートまで延々と170キロも戻らんで済むのになあ~。






でも選挙もスーチー女史の圧勝に終わったことやし、何年か後にはホンマにここからバイクでミャンマーに入国出来る日が来るかもしれんよね~。






で、1167号線をウムパーンの街まで引き上げます。山からドンドン離れていくんで、一度山に沈む夕陽を見た後も。。。






また別に場所でサンセットショーを観れたり。なんかトクした気分やね~!







いったん宿へ戻ってシャワー浴びてからバイクでアーハーンタムサンへ晩メシへ。パッスィーイウ(太麺の醤油炒め)とホーイトート(具が貝のお好み焼き)の豪華ディナーの後。。。





土産物屋さんへ。昨夜のトートバックに続いて、今宵はウムパーンTシャツをお買い上げです。滅多に来れん僻地中の僻地ってことで、財布のヒモも緩みっぱなしですわ~。
(概要)
2日目はメーソート(ターク県)から国道1090号線を南下、いくつもの峠を越えて秘境ウムパーン(ターク県)へ。途中元カノとの別れの場所でしみじみ感慨にふけったりしながらのんびり走行。グーグルマップのルート検索結果による走行距離170キロでした。

2015年12月28日朝の市場へ。サクッとクイッティアオウ食うてコーヒーしばいた後も、しばらくは強烈なスパイスの香り漂う市場周辺をウロウロ。






モスリムの姿が多い街って、エキゾチック感がステキですわ~。













宿に戻って8時半前、バーンタイGHをチェックアウト。ピンクガネーシャのロータリー経由でいったん国道12号線へ。






ワットサーマーン(チャチューンサオウ県)に比べたら小ぶりやし色もピンクから肌色に変化してもうてるけど、願い事が3倍速でかなうっていうご利益は同じよね~。今日も楽しい旅になることをお祈りしてから。。。





ちょっと複雑な5差路ロータリーをクルクル回って国道1090号線へ。160キロちょいのはるか彼方ウムパーンを目指します。






5年振りに走る1090号線なんやけど、メーソートの平野部が終わってポップラの丘陵地帯に変わる絶妙のロケーションに新しくポートートー(PTT)のスタンドが出来てました。満タン給油&トイレ休憩を終えてバイクに戻ったら、お隣のバイクになぜか強烈な違和感を感じたんやけど。。。










何とフロントブレーキがないやんか⁈ここから先の1090号線は急勾配の坂道がこれでもか!って連続する区間やのに、リアブレーキとエンジンブレーキのみで坂を下りるなんて。達人なのかアホなのか、よ~分かりませんわ~。。。




1090号線を47キロ進んだところにあるこの木陰でちょい休憩です。5年前ここで元カノとサヨナラしたんやけど、今ではすっかり甘酸っぱい想い出になりました。でも元カノが乗って去って行ったのと同じ空色のソーンテーウを見ると今でも、ちょい胸がキュンとするのう~、ふふ。










ポップラの丘陵地帯はこの辺で終了。すぐに強烈な登りが始まって、メルヘンチックな丘があっとゆう間に遠ざかって行きます。






北タイの山間部でよく見かけるメキシコひまわり。もうそろそろ見頃も終わりかな~。







メーソートとウムパーンのちょうど中間地点にウムピアムっていう集落があるんやけど、その手前数キロは素晴らしい絶景ポイントの連続!写真撮ってばっかでちっとも進みません。





山の斜面の一部が真っ黄色に染まってる部分があるんやけど、あれはメキシコひまわり畑なんやろっか?気になるけど先へ進んで。。。






ウムピアムのガソリンスタンドのすぐ先には、こんなお洒落なレストラン&カフェがオープンしてました。確かここってイチゴ畑があったハズなんやけどね。とりあえずトイレ休憩&豆から挽いたコーヒーしばいてから。。。





すぐ先にあるウムピアムの難民キャンプへ。鉄条網の柵の前にバイク停めて。。。







ズームで子供らの微笑ましい画像を撮ってから。。。








引き続き1090号線を南下です。コーナーをクリアした先の路肩に十字架みたいなものが幾つも立ってたんでドッキリ!まさか事故でここで亡くなりはった方の墓標とちゃうよね~?





絶景ポイントはまだまだ続いて。。。








山また山のさらに奥へ奥へと進んで行きます。








ウムパーンまであと30キロちょいってとこでメークローンヤイ川を渡って。。。







わらぶきのこのラーンアーハーンでランチです。








店のお姉ちゃんにこの村の名前メークローンキーの「キー」の意味を質問したら、カレン語で「上流、上、北」を表す言葉やそうな。






おお、ミャンマー国境沿いを走ってるとちょくちょくこのキーっていう接尾語?を見かけるんやけど、ええ勉強になったわい。おおきに~。






メシの後はもう峠越えは皆無。カルストの低い岩山の多い風景の中を南へかっ飛ばして。。。







もうすぐウムパーンの街ってとこでこんな看板が。ウムパーンにもとうとうセブンが進出したんやね~。ちなみにこの後セブンで自社ブランドの飲料水を買うたんやけど、通常7バーツで売ってるものが8バーツでした。1バーツが物流コストの上乗せ部分やとしたら安いもんやね~!




そして5年前初めてバイクでウムパーンに来た時3連泊した宿、ティーロースーリゾートの看板が。なんかやけに宿の数が増えてるような。。。






そして15時半前、ついにこの門をくぐってウムパーン入り!







チークの街路樹が立ち並ぶ坂の途中でバイク停めて。。。








記念撮影です。ついにウムパーンへの再訪を果たしたで~!













そのちょい先には巨大キロポストも新たに設置されてました。1,219カーブの征服者!なっかなか勇ましいキャッチフレーズやね~。






ただし大きな疑問点が2つ。まず直線とカーブの定義が不明です。僕に言わせると、一見直線に見える部分でも測量単位をメートル、センチ、ミリって具合に切り下げていけば必ず歪みが生じてるハズ。科学的には直線など存在しないので全ての道路はカーブなり。。。ってな偏屈理論の持ち主やしね~。もう1点は「ホンマに1,219コものカーブをカウントしたんか?」って疑問です。まあここはタイやからその辺はうやむやのままでええんやろねえ~。

ウムパーンの街中に入って2軒目で良さげなコテージを発見。1泊250バーツでホットシャワー、WiFi付きのここウムパーンハウスにチェックイン。






もう16時過ぎやったんで、荷物置いたらすぐお出かけ、1090号線をさらに南下です。途中の商店でおやつのバナナを10バーツで買うてから。。。






グングン坂を登って、ドーイフアモットの入り口へ。ここから山頂までの700メートルだけが本日のダート走行でした。






バイク停めたら山頂までは50メートル!サクサク登って。。。







東に向かって大きく広がるパノラマを眺めながらバナナ頂きます。ここは日の出もよー見えそうやから、明日の朝も一回来よっと。






イマイチ見難いけど、樹々の間から夕陽が沈むのを見届けてから下山。







街に戻ってアーハーンタムサンで晩メシ食うた後、土産物屋をウロついてたらこのトートバッグが気に入ったんで95バーツでお買い上げです。






メーソートからウムパーンを結ぶソーンテーウが描かれてるんやけど、乗客の女のコがゲ△吐いてるシーンがナイスやね~!